2021年9月

天衣無縫の意味

総裁選の4候補による討論会で、改めて4候補の主張が明らかになってきた。発言をすれば、その人の思考や視野の広さが分かる。満点ではなくても、半分程度納得出来れば、何となくその人を信頼出来るような気がするものだ。その意味で、今回の総裁選は自民党の支持率向上に寄与したと感じる。皮肉なことだが、説明責任を果たせなかった菅首相の後継者選びだから、結果的に菅は「開かれた自民党」に貢献したと思う。4候補の討論までは良かった。だが、勝ち残った岸田の人事は、国民から見れば惨敗そのもの。キーとなる幹事長に麻生派で曰わく付きの甘利を起用した。その他の主要役員も安倍・麻生派が占めるという。これでは、まるで安倍の傀儡政権そのもの。国民は、少なくとも政治の私物化と決裂したかったはずだ。それが、総裁選の翌日に見事に裏切られた。一説では、河野は自民党から葬られるという噂もある。岸田は総裁選で天衣無縫と揮毫した。天衣無縫とは「性格が無邪気で飾り気が無いこと」だが「信念が無く全てを権力者におもねる」と読むべきだと分かった。

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河野の敗因は三つ

総裁選は岸田前政調会長が圧勝した。河野の敗因は三つあると思う。安倍の高市支持で決選投票に持ち込まれたことと、河野支持の小石河+菅・二階連合による河野のイメージダウンと、野党の不甲斐なさだ。安倍は己が石破に勝ったときの経験を生かし多候補選挙に持ち込み、更に議員に岸田に票を入れるよう脅しをかけた。一方河野には戦術的失敗があった。国民は菅にはウンザリしている。その菅が河野の陰の権力者と映れば、河野のイメージダウンは免れない。二階はダーティで古い体質の政治家だ。それだけで国民はそっぽを向く。河野が党員票でも負けたのは、菅・二階によるものだろう。更に、小泉は「安倍・菅政権からの決裂だ」と言えば良かったものを「自民をぶっ壊す」と息巻いた。小泉と石破がどっち付かずの議員を岸田に一票を投じる方向に変化させてしまったと見るべきだ。河野は自民を改革することを目指していたが、壊すことまでは考えていなかったに違いない。余りにも過激すぎて「贔屓の引き倒し」ということだろう。全体として、投票者は自民の改革を望まなかった。今の野党を見ていれば、衆院選は岸田でも戦えると踏んだに違いない。

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中国の予告無しの電力供給停止

中国が予告無しの電力供給停止を行なったため大混乱しているようだ。換気システムが止まって一酸化炭素中毒事故が発生したり、高層マンションのエレベーターや水道が止まったり、冬に向かって暖房器具の使えないトラブルが発生しているという。しかも、予告無しの電力供給停止はこの先もずっと続く予定だとか。中国の電力の6割は火力発電だ。電力不足の原因は、習近平のカーボンニュートラル目標、温暖化ガス排出制限目標に従って火力発電所の稼働が次々と停止されていることと、石炭不足と言われている。カーボンニュートラル政策により石炭採掘への投資が落ち込み石炭不足となり石炭価格が高騰し、更に豪との関係悪化により豪石炭の輸入がストップしている。中国の電気料金は政府により低価格で抑えられているため、石炭が高騰すれば、電力企業は発電所を稼働させるほど赤字になるので当然停止させることになる。電力利用者の都合など知ったことかということだ。習近平が高邁な目標を掲げることは良い。しかし、自らの政治権力集中のため、経済や人民の暮しを犠牲にするのであれば、中国人民は声を挙げるべきだと思うのだが。

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コロナ対策の抜本的見直しを

総裁選たけなわ。河野か岸田に落ち着くのだろう。いずれが首相の座に着いても、即刻コロナ対策の抜本的見直しを実行してほしいと願う。安倍・菅政権は、コロナ感染経路は接触感染だとして対策を打ってきた。だが、現在では空気感染であることが立証され世界的なコンセンサスになっている。接触感染と空気感染では対策が全く違う。アルコール消毒や衝立は不要で、不織布マスクと空気の流動が必須となる。現行の政府の新型コロナウイルスに関する基本的対処方針分科会と厚労省の新型コロナウイルス対策を助言する有識者会議アドバイザリーボードを廃止するか、全メンバーを刷新する必要がある。特に接触感染を指導し、保健所や感染研究所の利権を守ってコロナに臨機応変に対応してこなかった厚労省の次官級の医務技監を更迭すべきだろう。後釜には、もっと空気感染を重視した新型コロナウイルス対策をとるよう求める緊急声明を出した物理学や感染症など多彩な専門の科学者約30人から選考すべきだろうと思う。

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コロナ急減の理由

コロナ第5波は何故急激に減少したのか。専門家らが不思議がっている。尾身会長は、一般市民の感染対策強化、夜間の人流減少、ワクチン接種率の向上、医療機関・高齢者施設での感染者の減少、気象の要因の5要素を挙げている。更に、感染拡大の要素である夏休み、4連休、お盆が過ぎ去ったこともあるとしている。しかし、データとしてのエビデンスが欠けている。専門家の意見としては定性的過ぎると思う。尾身会長の指摘は、一般市民の感覚と変わらない。有っても無くてもどうでもいい指摘だと思う。一方、一般市民である自分は、こう解釈している。感染が急増したため個人が我が身を守り始めた、ワクチン接種の効果が出てきた、濃厚接触者の追跡調査を止めたため実態の感染者数の把握が出来なくなった、水面下の感染者数は多いが感染の主体が軽症の子供に移ったため感染者数にカウントされなくなった等々。データが無いので定性的にしか解釈出来ないのは残念だ。

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台湾産パイナップルの効果

最近スーパーの店頭でパイナップルを見掛けることが多くなった。戦後の貧しい時代は、バナナとパイナップルは高価で、滅多に食べられるものではなかった。しかも、丸ごとのパイナップルなど見た経験も無く、缶詰のパイナップルを有り難がったものだ。父が貴重な缶詰の蓋を開け、子供たちに分け与えるのが恒例だった。でも1枚丸ごとではなく、半身を貰えれば良い方だった。そのパイナップルが店頭狭しと置かれる時代になった。最近パイナップルの輸入が急増しているという。これには訳がある。パイナップルの一大生産地は台湾。台湾のパイナップルの輸出の9割は中国だった。その中国が台湾産パイナップルからコナカイガラムシを検出されたとして輸入を停止した。台湾は困った。そこに手を貸したのが日本。今では日本が台湾産パイナップルの最大輸出先になっている。では、中国はコナカイガラムシを検出したから輸入を停止したのだろうか。中国は台湾の釈迦頭もローズアップルも輸入停止している。間違いなく、コナカイガラムシは言い掛かりだ。このような嫌がらせが中国統一に寄与するだろうか。するはずが無い。益々、両国の人心は遠ざかっていく。中国の政策ミスと言えそうだ。でも、ミスをすればするほど、台湾と日本の絆は深まっていく。

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首脳の在任期間と成果

メルケル独首相が退任する。16年に亘り国際舞台で存在感を示した。コロナ禍での国民への自粛呼びかけは胸を打つものがあった。2008年の洞爺湖サミットで初来日した。その数年後、自分は洞爺湖のウインザーホテルに宿泊したことがある。G8首脳が勢揃いし記念写真を撮ったテラスがある。各首脳の立ち位置に名前が記されていた。自分はお気に入りのサルコジ仏大統領の所に、カミサンはメルケルの所に立ち記念写真を撮ったことを思い出す。日本の首相は福田康夫だったが、遠い昔だ。その後、麻生の後に民主党政権となり、日替わり内閣が続いた。安倍政権は7年も続いたが、格差社会と政権の私物化しか残さなかった。一方で日本共産党では志位が何と20年も委員長を続けている。共産党では次期委員長が育たず、志位は独裁者と呼ばれている。共産党の特徴は、トップの権力欲だ。最高幹部には、90歳の浜野、91歳の不破が未だに鎮座している。あと数年すれば、世界歴史遺産に登録されるかもしれない。日本では、首脳は短命では何も出来ないが、長命でも成果を何も残せない。残念。

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中国のTPP加盟申請の意図

中国が何とTPP加盟申請を表明したのには驚いた。続いて台湾もTPP加盟申請を表明したが、中国が台湾の加盟に反対したのは二重の驚きだ。台湾の申請はTPPに加盟する基盤があるから理解出来る。でも、中国には申請する資格も無いし、中国自体が未加盟国なのに台湾の加盟に反対するのは道理に外れている。そもそもTPPは市場の自由化を求めている経済協定だ。中国がTPPの加盟条件をクリヤーするには、国内市場を開放し、規制緩和し、国有企業を改革する必要がある。土台無理な話だ。10年いや50年早い話と言える。では何故中国は台湾に先立ってTPP加盟申請をしたのだろうか。恐らく台湾が申請するとの情報を得て、その妨害をすることが目的だったのだろうと憶測できる。もし台湾が先に申請し加盟してしまうと、台湾は中国とは別の一つの国だと世界が認めてしまうことになる。申請を阻止するには、中国が先に申請することにより、後から台湾が申請しても「台湾は中国の一部だから二重申請は認めるべきではない」という屁理屈が一応成立する。今やTPP加盟は台湾の国運がかかっていると言えそうだ。

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ワクチンパスポート

日本の2回目ワクチン接種率が55%を超えた。11月には希望者全員へのワクチン接種が完了する見通しだとか。菅首相は「ワクチン接種の証明」や「検査の陰性証明」を活用し、制限を緩和していくと公言している。とは言うものの来日者には14日の隔離期間が課せられているのが現状だ。ところが、イタリアやオーストリア、フランスではワクチンパスポートがあれば、隔離が免除され、現地到着後もすぐに行動出来るという。世界32の国・地域を自由に往来出来るのだ。でも、日本ではワクチンパスポートが一般化されていない。そもそも日本にワクチンパスポートがあるのかすら判然としない。調べてみると、存在はするのだ。海外に渡航する人は、接種済証とパスポートと申請書を提出すれば、自治体からワクチンパスポートを入手出来るらしい。ここまで出来ているのに、何故国内でワクチンパスポートが活用出来なのかが不思議でならない。そう言うと、必ず反対意見が出てくる。例えば、ブレークスルー感染があるからワクチン2回接種は万能ではないと。だが、ブレークスルー感染の発生率を考慮すべきだ。ブレークスルー感染は稀。科学的、論理的に対策を進めないと、声の大きい者が主流となる不条理が生じる。日本政府はコロナ対策で科学的アプローチに失敗したが、その過ちをワクチンパスポートに繰り返してほしくない。せつに思う。

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今宵は中秋の名月

今宵は中秋の名月。珍しく今年はまん丸の明るい月を見ることが出来た。煌々と照らす月を見ていると、何だか明日が明るそうな気分になってくる。中秋の名月とは、秋の満月のことを指すのかと思っていた。ところが、違うようだ。中秋の名月と満月は定義が異なるとのこと。中秋の名月とは、旧暦の8月15日に見える月のこと。旧暦では1年を3か月毎に分けて、1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬としており、秋の真ん中にあたる8月15日を中秋とし、その日に見える月を中秋の名月として愛でるようになった。この中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったとされているから感慨深い。一方で月の満ち欠けや「満月」は、月、地球、太陽の位置関係で決まるため、新月から満月までの日数は変動し13.9~15.6日かかるので、旧暦15日とは合わないことが多い。今年は8年ぶりに中秋の名月と満月が重なるラッキーな年なのだ。たかが満月だが、平安時代に思いを馳せ、未来をも照らす月の魔力に、魅せられた夜であった。

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ゼロ・コロナかウイズ・コロナか

今年に入ってから東京で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出ていないのは、たったの21日間だけだ。緊急事態宣言発令の効果はあったのだろうか。極めて疑問だ。統計学や自然科学、社会科学の様々な場面で複雑な現象を簡単に表すモデルとして正規分布が用いられている。コロナの新感染者発生の分布は、まさに正規分布しているように見える。だとすると、コロナ感染者数の減少は緊急事態宣言などで人為的に抑えられたというよりは、コロナウルスの自然発生・淘汰によるものと思えてならない。ウイルスは古代から存在している。むしろ、ヒトを含めて生物はウイルスにより進化してきたと言われている。ヒトが水中生物から陸上の哺乳類になったのもウイルスの為せる技という。ウイルスを一概に悪者扱いするのは、自然の理に合っていないように思えてならない。そう考えると、ゼロ・コロナは、天に唾する行為に思えてくる。ウイルスは未来永劫存続するものだ。そうであれば、ヒトはコロナと折り合いながら生活しなければならない。まさにウイズ・コロナだ。コロナは在り続けるものと考えて、ヒトが感染ピークの山を低くする努力こそ、コロナに打ち勝つヒトの知恵というものだろうと思うのだが。

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コメンテーターあれこれ

テレビ情報番組のコメンテーターの発言が炎上している。TBS「ひるおび」で、八代英輝弁護士が衆院選での野党共闘のカギとされる共産党について「共産党は暴力的な革命を党の要綱として廃止していない」と発言。即座に共産党が抗議し、八代は言い訳をしTBSは謝罪した。しかし、スポンサーのキユーピーがCM放送を見合わせ「ひるおび」は打ち切りの危機にあるという。八代はコメンテーターとして、相当優秀なようだ。今まで多くの番組に顔を出してきた。どんな事にもコメントする。しかし、コメントするには、それなりの専門性が必須だ。オールマイティなコメンテーターなど存在する訳が無い。テレビ情報番組では、以前からド素人のなんちゃってコメンテーターが登場することが多い。と言うよりは、その道の専門家がコメントするケースは殆ど無い。視聴者は専門家の意見を参考にしたいと思っているのに。最近は一茂が一端の事を言う。言いたいことを言うのがコメンテーターではない。名前の前に「庶民の一部意見を代表する発言者」との触書を付けるべきだと思う。最近のコメンテーターに共通するのは「テレビ放送禁止用語を知っている」ことだ。テレビ局は、コメント内容よりも放送禁止用語を発しさせないことに重点を置いているように見える。

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令和のドタバタ政治劇場

自民党総裁選が面白い。河野、岸田、高市、野田の争いになった。己がどれほどの器かは、討論を通していずれ思い知らされることになるはずだ。面白いと思うのは総裁選の裏側だ。派閥の分裂が進んでいる。最大派閥の細田派は、安倍が高市を支持したため、高市と岸田と河野を支持するグループに分かれ出した。麻生派は殆どが河野の支持に回り、甘利などの一部が岸田を支持する。二階派は二階自身の勇退が地盤引き継ぎの迷走でフラフラしている。求心力が無くなるから二階派は空中分解するかもしれない。特筆すべきは、細田派から福田が独立することだ。福田派「党風一新の会」を結成し、若手衆院議員中心に90名程度の会派になりそうだ。最早細田派を超える最大派閥になる気配だ。菅首相が続投していれば、衆院選での自民の惨敗は免れなかったはず。一方立憲民主は共産党と社民党と組んだので、民心は離れる。結局、衆院選は自民圧勝となりそうだ。その最大の功労者は菅になるはずだ。でも、菅には居場所が無い。令和のドタバタ政治劇場の幕は上がっている。

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皇室の内情は分からない

皇室の内情など一般庶民には全く分からない。無責任極まる週刊誌やネットで知るしか無い。だから、その手の情報は殆ど信じない。でも、だからといって、判断の参考にしていない訳でもない。国民は誰しも、隔靴掻痒の感で皇室を察しているのだ。秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんのご婚約が内定してから4年も過ぎた。手に職を持たない若者が求婚するのは異常だと思う。それに答える眞子さまも異常だと感じる。でも、若い者同士だ。明るい未来さえ描くことが出来れば突き進めば良いと思う。自分の甥もこの論理で結婚に導いた。でも、気がかりは小室さんの母君だ。紅一点ではなく、黒一点で不快な問題を抱えていそうだ。しかし母君問題は切り離すべきだと思う。もし、圭さんがマザコンでなければの話だが。一方、妹の佳子さまも秋篠宮家に反旗を翻しているとか。佳子さまは聡明で気立てが良さそうに見えていた。この人もかと思う。更に、第3皇男子の悠仁親王はお茶の水女子大学附属小学校で荒れているとのこと。要するに秋篠宮家の子供たちは親に離反しているようだ。秋篠宮がご成婚された時、紀子さまは共同住宅のプリンセスと呼ばれたことを覚えている。生まれながらか、努力のせいか、紀子さまの性格はきつくなった。それが、家族の不和を生んでいるように感じる。勿論、それを抑えられなかった秋篠宮にも同じ責任があると思う。こう考えるのは不敬なのかも知れないが、円満解決を望むばかりだ。

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天の声あれこれ

伊藤詩織と山口敬之という人を覚えているだろうか。山口は元TBSワシントン支局長で、当時は安倍・菅の情報屋的存在、所謂便利屋だ。就職先の紹介を受けるために伊藤詩織が山口と会食したその夜、伊藤は山口に薬を飲まされレイプされたと告訴。高輪署が犯行の確証を得て、山口の逮捕状を取ったが、逮捕寸前に「天の声」があり、逮捕は闇の中へと消え去った。捜査員は忸怩たるものだったと言われている。まるで三文小説の筋書きだ。高橋圭三ではないが「事実は小説よりも奇なり」という。いや、空想小説通りなのだ。その後両人は告訴の応酬を続けている。問題は「天の声」だ。現場が確証を掴んだのに、握り潰してしまった。握り潰したのが中村元刑事部長と言われている。いわば、黒川検事長に次ぐ官邸の守護神だったのだ。ところが、その張本人がこの度警察庁長官に就任したという。こんな官僚人事があって良いのだろうか。今は、総裁選たけなわ。是非とも、官邸を浄化する総裁選であってほしいと願わずにはいられない。一方で思う。総裁選にもホワイトな「天の声」は無いのだろうか。

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titあれこれ

我が家の庭にシジュウカラがよく遊びに来る。囀り方が独特だ。囀り方には何種類かある。きっと意味のある鳴き方なのだろうが、全く意味不明だ。でも、鈴木俊貴京大助教がシジュウカラの鳴き声を解明したとのこと。鈴木俊貴京大助教はシジュウカラの鳴き声の意味を解明し、動物言語学という新たな研究分野を構築した人物として知られている。シジュウカラは、異なる意味を持つ鳴き声である単語を文法のルールを当てはめて文章を作ることができるヒト以外で唯一の動物とのこと。ピーツピは警戒声で、ヂヂヂヂは近づけで、ビビビはヒナのご飯くれで、ピーピーピーはネコ来てるという意味で、組み合わせて使っているようだ。更に研究内容を詳しく知りたかったので、文献を調べると全て英文。しかも、専門用語が多く、翻訳に手間がかかる。そこで便利なのがパソコンの翻訳機能だ。早速使ってみた。ところが、内容が読解不能。やたらと「おっぱい」が出てくる。その謎は辞書を引いて判明した。シジュウカラは英語でtitだが、おっぱいもtitだったのだ。パソコンの翻訳機能も、単に訳すのではなく、内容に応じてAIに判断させる機能が必要と思った次第。

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医は算術か

野戦病院と言うと、戦闘で怪我をした兵士を治療するテント製の即席病院というイメージだったが、今では中等症以上のコロナ患者専用の病院を言う。幽霊病床という言葉もある。決して幽霊のための病床ではない。使えるはずの病床を使っていない病院の病床を幽霊病床と言う。コロナ患者を受け入れ可能と申告していながら、使用されていない幽霊病床が多数あるとのこと。日テレの報道によれば、8月末時点で都内でコロナ患者をすぐに受け入れ可能な「即応病床」は5967床あったが、受け入れられた患者は4297人で、病床使用率は72%。個別に見ると、使用率100%の病院が50施設ある一方で、病床使用率40%以下の病院が27施設、0%の病院が7施設もあったという。厚労省はコロナ病床を確保した病院には1床につき最大1950万円の補助金を出している。空床でも一日7万1000円の補助金が出る。コロナ患者用の集中治療室を用意すれば1日40万円以上が支給される。患者は受け入れないがカネだけはもらう。そんな病院がいくつも存在しているのだ。尾身分科会会長が理事長を務める地域医療機能推進機構JCHOが都内で運営する5病院の確保病床数158床に対し、受け入れ患者は111人。病床使用率は70%で、3割が空いている。JCHO傘下の都内5病院の全病床は約1500床なのに158床は少なすぎるという指摘もある。JCHO傘下の東京城東病院は確保病床が未だに0床。報道陣に指摘され9月下旬からようやく50病床を用意するという。医は算術と言えそうだ。

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政府にとって空気感染は不都合な真実

相変わらず政府はコロナは空気感染だということを認めない。WHOや米CDCは今春「コロナは空気感染が感染経路だ」と発表した。だが、発表後も加藤官房長官は「主な感染経路は飛沫と接触感染」と発言し、かたくなに空気感染を認めない。接触感染なのか空気感染なのかで、感染防止策は大きく違ってくる。政府が接触感染に拘る程、感染に歯止めがかからない状況に陥ってしまう。毎日新聞の記事「国や専門家が認めないコロナ、空気感染は不都合な真実か」は、政府が空気感染を認めない経緯を詳細に解説している。それによると、新型コロナが国内で初めて確認された段階で、専門家会議が「空気感染ではない」と言い切ってしまったことが全ての元凶だという。「空気感染ではない」と言い切った理由は、接触感染に較べ感染防止が難しいことや五輪開催が予定されていたことのようだ。これではまさに本末転倒だ。言い切ってしまったため、今更変更出来ない。でも空気感染の可能性もある。そこで対策の一つに換気を入れたのが苦肉の策。コロナ対策の要点は、消毒や衝立ではなく、換気と不織布マスクなのだ。1ヶ月前にこのブログに「コロナは空気感染:対策の変更が必要だ」を書いた。感染症などの専門家38人が緊急声明を出したが、未だに政府は認めない。まさに、政府にとって空気感染は不都合な真実と言えそうだ。

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菅首相は何故いま訪米するのか

死に体の菅首相が、訪米するという。死に体の首相の言明は空虚そのもの。世界中の誰も信用しない。だから、その言が国際関係に寄与出来るはずがない。でも、菅は訪米するという。何故なのだろう。幾ら日本サイドから考えても答えは出てこない。だが、米国サイドから考えると肯ける道理はあるようだ。バイデン大統領は、コロナ対策、ハリケーン被害、アフガン撤退で非難の的になっている。所謂三重苦だ。しかも、バイデンは為す術が無いのだからこの三重苦には無能だ。しかしバイデンにはもう一つ重要な政策がある。対中国だ。恐らくバイデンは対中国政策で、挽回しようと思っているのだろう。いま日本では次期首相を決める自民党総裁選が行なわれようとしている。岸田対河野の争いになりそうだ。そこで、バイデン米国は考える。岸田は親中派だ。一方河野はアメリカ被れ。バイデンから見れば、対中国政策を進めるには次期首相は河野でなければならない。従って、バイデンは賞味期限の過ぎた菅を呼びつけ、何があっても河野だと菅に命令する。自民党は米国のポチだから、バイデンの命令を聞いた菅が情報を流し、河野に決まる。結局、菅の最後の華は、単なる米国のトランスフォーマーなのかもしれない。

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プロとアマを区別するコロナ対策

野球の観戦者数と感染対策との関係が曖昧だ。高校野球では無観客開催になった。でも、先日の巨人阪神戦では1万8千人の観客が入場した。テレビ中継を見ていると、観客の配置にかなりのムラがある。非常に密な場所もある一方で観客が全くいないゾーンもある。しかも、NGとされているはずの声出し応援もあちこちで当たり前のように確認され、ファン同士による乱闘騒ぎまで発生しているとのこと。確か観客数の上限は、定員の半数以下か5千人の少ない方の何れかと言われたと記憶している。甲子園球場の定員は4万7千人だから、5千人が上限だと思っていた。何故1万8千人も入れることが出来るのだろうと思った。調べてみるとプロ野球の各球団は地域の感染状況を踏まえた上で自治体と協議し、観客数の上限を決めているとのこと。自治体次第で観客数は如何様にも設定出来る。上限さえ守れば密でもOK。まるでコロナ対策破りだ。いや、コロナ感染拡大の元凶にも見える。甲子園球場の経営者は、コロナよりも金儲けということなのだろう。自治体のスポーツ施設はコロナ対策のため閉鎖されている。でも、プロスポーツには使用を許可している自治体もある。コロナ対策で、プロとアマを区別する根拠は何処にあるのだろう。

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ブレークスルーあれこれ

自分は開発・技術屋だったから「ブレークスルー」という言葉に憧れている。いや、憧れているというよりは若い頃の信条だった。男として生まれたからには、後世に残る技術的なブレークスルーを達成したいと願い努力してきた。結果として、世の中に役に立つほどに達成したものは無いが、今振り返ってもこの生き様は良かったと思っている。それほど「ブレークスルー」には拘ってきた。ところが、最近のブレークスルーの使い方は変だ。2回ワクチン接種を受けた人がコロナに感染することをブレークスルー感染というようだ。悪い意味で壁を通り抜けてしまったということだ。出来れば言い方を変えてほしいと思う。でも一方で、ブレークスルー賞なるものの存在を知った。米グーグルの創業者らが出資する科学賞だ。生命科学部門では、新型コロナウイルスワクチンに使われている新技術のメッセンジャーRNAワクチンの開発に貢献したドイツのバイオ企業ビオンテックの研究者らが選ばれた。数学部門では、望月京大教授が代数解析学の難問とされていた「柏原予想」を、解析学と幾何学の手法を組み合わせて証明したことが評価された。基礎物理学部門では、香取東大教授が極めて正確な「光格子時計」を開発したことが評価された。因みに、2013年にはiPS細胞の山中京大教授が選ばれている。賞金は3億3千万円だという。ブレークスルーの壁の高さといい、賞金の大きさといい、驚いた。

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失われた30年の挽回方法の議論を

ニューヨークのラーメンは1杯2千円もする。日本は先進国の中で最も物価が安い貧しい国になった。最近そんなニュースが流れている。誇張していると思っていた。ところが、今朝の日経新聞のトップ記事を見て愕然とした。日米独仏の名目平均年収の推移が1990年起点で2020年までのグラフとして描かれている。何と、日本は90年比で伸び率は0%だが、米は日本と較べ2.5倍、独仏は2倍なのだ。しかも、他国の伸びは一直線なのだ。まさに、このグラフは日本の失われた30年を象徴的に表している。過去に、失われた10年、失われた20年と言われた。でも、失われた30年がこのような実態だとは夢にも思わなかった。物価は年収に比例する。年収が低いのだから物価も低い。コロナ前にインバウンドで訪日客が激増したのは当然だったことが、今更ながら理解出来た。日本の名目平均年収が0%であることを、どう理解した良いのだろうか。日銀はバズーカ砲と言われるほどの大量の金をばらまいた。でも物価は上がらず、トリクルダウンも起こらなかった。太ったのは日銀と企業で、働く人にはおこぼれも無く年収は据え置きされた。この状態が30年も続いている。是非とも総裁選では、失われた30年の挽回方法を議論してほしいものだとせつに思うのだが。

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仏作って魂入れずのデジタル庁

昨年の総裁選で菅前官房長官がデジタル庁の創設構想を打ち出し、今月1日に約600人規模の新官庁が誕生した。菅は「行政の縦割りを打破し、複数の省庁に分かれている関連政策を取り纏めて強力に進める」と宣言した。もし目論見通りにデジタル庁が機能すれば、デジタル庁が全省庁の予算・政策を支配することになる。日本政府が遅れに遅れているDXデジタル・トランスフォーメーションを推進し、縦割り行政を無くすというのだから、是非とも進めて欲しい政策だ。ところが、各省庁の抵抗に遭い、トップ人事と組織化に失敗してしまった。各省庁はITゼネコンと呼ばれる大手ベンダーに依存しており、使い勝手の悪いソフトを量産している。予算・政策の実権を握られることに反対する官僚と大手ベンダーが結託し抵抗した。更に、システムの発注権限を一元化し強い調達権限を持たせる事務方トップである「デジタル監」に、ズブの素人を任命してしまった。最早お飾りに過ぎない。実務は経産省の官僚が行なうことになってしまった。これでは旧態然として、DXの推進は夢のまた夢。まさに、仏作って魂入れずだ。菅は総裁を去るに当たって、デジタル庁の創設を自慢している。何処までも現実が見えない菅だと思う。

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立憲民主は昔の社会党とそっくり

枝野立憲民主代表が、次期衆院選で政権交代を実現した場合に発足する「枝野内閣」が、初閣議で決定する政策を発表した。新型コロナウイルス対策を盛り込んだ30兆円規模の2021年度補正予算編成や、森友・加計学園問題の真相究明チーム設置などが柱だ。ここまでは理解出来る。更に、官房長官をトップとする新型コロナ対策の新組織設置や、菅政権で拒否された日本学術会議の会員候補6人の任命、出入国管理施設で収容中に死亡したスリランカ人女性の監視カメラ映像公開なども掲げた。立憲民主幹部は「自公政権が絶対にやれないことを中心に選んだ」と説明したとのこと。もう、ここまで来ると、何でも反対の昔の社会党そのものだ。今は自民の総裁選で野党は埋没している。次期衆院選で自民との対比を明確にしたかったのだろうが、余りにも的が外れている。国民は野党に自民批判を求めていない。野党には、自民に対抗出来る政策を求めているのが何故分からないのだろう。折角、旧態然とした自民政治を刷新するチャンスなのに、野党は益々埋没することになりそうだ。

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初めての認知機能検査

高齢者にとって運転免許証更新は厄介なものになってきた。75歳になると認知機能検査が加わってくる。従って、認知機能検査、高齢者講習、免許更新手続きと3日間も要することになった。今日は認知機能検査の当日だ。年上のゴルフ仲間から、16の絵を見た後、何の絵だったかを答える方式で、HPに例題が載っているとは聞いていた。今の自分に16もの絵が覚えられるか不安だった。20年近く前、マンション管理士の試験勉強をしていた時、覚えるそばから忘れていく経験をしたからだ。学生時代は覚えることが得意だったのに、年を取るとはこういうものなのかと思ったものだ。不安になって、HPの例題を見てみた。16の絵は4通りある。16×4=64の全ての絵を覚えることは不可能だ。それでも覚えようと努力はした。そして検査ではそのうちの1つがそっくり出た。試験では集中力が物を言う。集中して覚えた。その結果15を思い出すことが出来て「記憶力・判断力に心配はありません」との判定を得ることが出来た。15も思い出させたのは奇跡的だと思う。少し記憶力に自信が付いたような気がした。何か目の前がパッと明るくなった。

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レジ袋の次はスプーンで良いのか?

昨年7月のレジ袋有料化に続き、今度はスプーンやハンガーを有料化するという。環境省と経産省が「特定プラスチック使用製品」の使用量削減やリサイクルを促進する新制度の具体案を示した。「特定プラスチック使用製品」とは、企業が消費者に無償で提供してきた12品目のプラスチック製品の総称だ。フォーク、スプーン、ナイフ、マドラー、ストロー、歯ブラシ、ヘアブラシ、くし、使い捨てかみそり、シャワーキャップ、ハンガーと衣類カバーの12品目。プラゴミ削減の目的は、温暖化対策と海洋汚染防止だから、今回の規制は目的には適っている。しかし、プラゴミ削減の本丸に迫っているのだろうか。日本のプラスチック廃棄物の65%は、家電リサイクル法や容器包装リサイクル法で回収フローが整備されつつある。残りの35%は可燃ゴミとして処理されている。レジ袋は2%に過ぎなかった。今回の特定プラスチック使用製品はレジ袋よりも少ない。益々実質的な効果は目減りする。でも、現実にはもっと削減対象となり得るものがある。それはスーパーのトレーだ。プラゴミの42%を占めている。既に容器包装リサイクル法の対象になっているが、自治体回収率は20%程度に留まっている。42%×(100-20%)=34%もが野放しになっているのだ。スプーンよりもトレーを規制対象にする方が理に適っている。EUでは真空パックによるノントレー包装化が進んでいる。でも、日本では見栄えが悪いという理由で進んでいない。当たり障りのないスプーンではなく、トレー削減に切り込むこそ、真の政治主導だと思うのだが。どうする進次郎環境相。

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感染症対策分科会の迷走

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が、今秋を念頭にワクチン接種が進んだ段階で、日常生活における行動制限の緩和に関する提言をまとめた。接種の完了やPCR検査の陰性証明を条件に、県境を越える旅行や全国的な大規模イベントなどを容認することが柱とのこと。一般的に言って、前もって検討し準備をすることは良いことだ。しかし、デルタ株の感染が拡大し続け、中高年者が重篤化し亡くなる人が増え、相変わらず入院も出来ない自宅療養者が15万人もいて、医療崩壊しているのが現状だ。遅きに失しているが、今からでも感染者を減らす方策と、医療体制を整備することが喫緊の課題のはずだ。東京都では未だに野戦病院を作ろうとしない。何故緩和よりも重要な感染対策を、後追いで検討し準備をしないのだろうか。今の時期に緩和の検討を発表すれば、間違いなく国民の気は緩むことになる。感染症対策分科会は迷走し過ぎている。

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心が折れたと言うべき

何と菅首相が総裁選に出馬しないと表明した。四面楚歌、八方塞がりを打開出来ず観念したのだろう。菅は不出馬の理由を、コロナ対策に専任(専念?)するためだと言う。総裁選とコロナ対策を同時に進めるには無理があり、国民の命を守るため、総裁選を断念しコロナ対策一本に集中するという。でも、今まで菅はコロナ対策をワクチン一つに絞っただけで、あとは緊急事態宣言を垂れ流し続けただけだった。残りの1ヶ月間で何をしようとしているのか。何も出来るはずがない。きれい事を言わず、はっきりと「心が折れた」と言うべきだったと思う。最後の最後まで「国民に語ること」の出来ない首相であった。現在の日本政治の最大の問題は安倍時代から続く「政治の私物化」だと思う。官邸が強くなり過ぎた。官僚が機能していない。刷新が必要だ。安倍の息がかかった輩が次期首相になると、加計桜疑惑が葬られ、政治の私物化が続くことになる。これを断ち切り、改革を進めることの出来る人物が首相に選ばれることを願っている。

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iPhoneでの初体験

一昨年の11月にガラケーの調子が悪くなり、とうとうiPhoneに換えた。我が家の光回線がauなので、iPhoneのキャリアも500円割引されるauにした。その後、年寄り向けの特典が1年で切れたので、更に割安なJ:COMに換えた。通信の方は問題なかったが、最近になってiPhoneのバッテリーがおかしくなった。100%に充電していても、突然50%に激減したりするのだ。画面の一部が白くなる現象も現れた。そして、昨日の朝バッテリーが0%になり、対策を打つ必要が生じてきた。auであれば近所のauショップに行けば修理出来るだろうが、J:COMの場合は何処に頼めば良いのだろうか、J:COMショップなど聞いたことが無い。iPhoneの店は銀座にあることはテレビで知っていた。でも、余りにも遠すぎる。J:COMに換えたことをチョッピリ後悔した。先ずは原因を見つけることが優先だと思い、充電しながら「設定」「バッテリー」を開き、調べてみた。「バッテリーの状態」には、バッテリーに関する一般的なことが書いてある。読み進めていくと「バッテリーの交換をご希望の場合は」「持ち込み修理」「正規ストアを探す」にたどり着いた。しかも、近所の店名と予約状況が表示されている。早速iPhoneの画面で近所の正規店に申し込み、その日のうちに修理して貰うことが出来た。原因はバッテリーの膨らみで、交換することによって、充電状態も画面の白化も解消された。しかも、購入から2年未満なので無料とのこと。iPhoneの便利さを初めて体験した。

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リリーフ役は降板を

この期に及んで菅首相が迷走している。昨日は、9月29日投開票と決まった総裁選の前に衆院を解散すると言い出した。ところが、大反対を喰らい今日は「コロナ禍で解散出来る状況ではない」と翻った。コロナの収束が見えないのに、無理矢理解散すれば「国民を犠牲にして緊急事態宣言を解除し、己の延命のための解散」と受け取られるのは常識だ。その常識が見えない程、菅は保身に走っているのだろう。首相は衆院解散権を握っている。だからといって、首相の一存で出来るものではない。まさに菅は奸計を巡らしている状況のようだ。でも、そもそも何故菅が首相に就いたのかを思い出すべきだ。安倍はあと1年の任期を残して辞任した。コロナ禍でもあるので、残り1年間のリリーフ登板であったはずだ。勿論、誰も菅の首相としての力量には期待していなかった。でも、いざ首相になってしまうと、思いの外権力の大きさを実感し、己が万能の神になったとでも思えてきたのだろう。もし、菅が素直に「何とかリリーフ役を真っ当出来ました」と潔く退場すれば、喝采を浴びて良い後生を送れると思うのだが。藻掻けば藻掻くほど、奈落の底へ落ちていく。

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