コメンテーターあれこれ

テレビ情報番組のコメンテーターの発言が炎上している。TBS「ひるおび」で、八代英輝弁護士が衆院選での野党共闘のカギとされる共産党について「共産党は暴力的な革命を党の要綱として廃止していない」と発言。即座に共産党が抗議し、八代は言い訳をしTBSは謝罪した。しかし、スポンサーのキユーピーがCM放送を見合わせ「ひるおび」は打ち切りの危機にあるという。八代はコメンテーターとして、相当優秀なようだ。今まで多くの番組に顔を出してきた。どんな事にもコメントする。しかし、コメントするには、それなりの専門性が必須だ。オールマイティなコメンテーターなど存在する訳が無い。テレビ情報番組では、以前からド素人のなんちゃってコメンテーターが登場することが多い。と言うよりは、その道の専門家がコメントするケースは殆ど無い。視聴者は専門家の意見を参考にしたいと思っているのに。最近は一茂が一端の事を言う。言いたいことを言うのがコメンテーターではない。名前の前に「庶民の一部意見を代表する発言者」との触書を付けるべきだと思う。最近のコメンテーターに共通するのは「テレビ放送禁止用語を知っている」ことだ。テレビ局は、コメント内容よりも放送禁止用語を発しさせないことに重点を置いているように見える。