2026年7月

極めて疑問な感染USB対策

日経の調査で、陸上自衛隊がウイルスに感染したUSBメモリーを使っていたことが判明した。情報漏洩やメモリー消滅の恐れがあるのだ。軍事機密が漏れるのは大問題だが、自治体が感染USBを使えば、自治体と繋がっている政府も感染の恐れがある。そこで総務省は早速自治体に一斉点検するよう指示を出した。感染USBは中国製だという。またかと思う。仕方ないとは思ったが、事態はそのレベルではなかったのだ。陸上自衛隊がウイルスに感染したUSBメモリーを使っていたことが判明したのは、昨年の2月。しかも陸自は判明する1年前から使っていたのだ。もう2年以上も放置されていたことになる。小泉防衛相は「USBの安全性はチェックする規定になっている。しかし、本件に係るUSBメモリは、能登半島地震への対応に際し自治体から供給されたもので、チェックが疎かだった。二度とこのような事が起きないようチェックを徹底する」と言ったまでは良かったが、更に「マルウェアが含まれているかといった点について、防衛省として判断し公表することは困難であると考えている」と宣わった。では、スパイ活動に目をつむる防衛相に日本の守りを託せるのだろうか。極めて疑問。

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