2014年11月

見識と色眼鏡

毎年恒例になった会社の同期会に行ってきた。44年前東京の研究所に初任配属され、未だに昔のまま気が置けない仲間で仲が良い。7名のうち2名が喫煙者だった。自分は嘗てはヘビースモーカーだったが30年ほど前にきっぱり止めた。自分は意志が強い方だと自負している。ところが、その喫煙者が「強い意志を持ってタバコを吸い続けている」と言う。逆説的なギャグではあるが、なるほど一理はあると思った。人間は成長するに従い見識を高めていく生き物だ。喫煙は身体に悪いから当然止めるべきもので、自分を律することが一つの見識と思っていた。しかし喫煙者には喫煙者なりの理屈がある。見識とは、物事の本質を見通す優れた判断力やそれに基づくしっかりとした考えだ。高めれば高めるほど良いと思っていたが、そうではないのかもしれない。見識とは一種の色眼鏡かもしれない。その色を濃くすることも大切ではあるが、バラエティのある色に付け替えることが出来る多角的な視野の広さこそ大事ではないのかと気付いた。ギャグで目が覚めた同期会であった。

0 コメント

くわばらくわばら

バチは当たるものかもしれない。3日前にHONDAの悪口を書いたが、そのバチが当たったのかもしれない体験をした。今日カミサンと近所のスーパーへ愛車のインサイトに乗って買い出しに行った。ところが駐車操作を誤りリヤバンパーを安全柵にぶつけてしまった。幸い安全柵は無傷だったが、愛車のリヤバンパーは負傷してしまったのだ。早速ディーラーに電話して修理することにした。我が身の未熟さの致すところで、しょうがないと言えばしょうがないのだが、何か心に引っ掛かるところがある。この駐車場は、もう100回以上も駐車した経験がある。いつも少し上り坂になった駐車場ではバック操作には気を付けている。ところが今日はアクセルを踏み込んだ意識がないのに車が急加速し、衝突音を聞いてからぶつかったことを認識した。一瞬まるで夢の中での出来事かと思った。まるで車が意思を持って動いたような気がした。傷ついたバンパーを見ながら、ふとフィットHVの不具合が頭を過ぎった。でもフィットの欠陥は発進や加速が出来なくなるのだ、急発進ではない。HONDAの所為ではない、自分の未熟さだと納得した。HONDAのディーラーに電話した時に、事故の内容を話した時の第一声が「お怪我はありませんでしたか?」だ。この言葉にホッとした。HONDAは再生するかもしれないと思った。そして言霊を思い出した。言霊は生きているようだ。くわばらくわばら。

0 コメント

タラレバの裏表

一か月ぶりにゴルフに行ってきた。当面100切りを目標に置いているが、残念ながら今回も101で終わった。前半は49だったので後半に望みをかけたが叶わなかった。後半の12番ホール、375ヤード、パー4の第3打が10cmほど足りずガードバンカーに捕まってしまった。結局バンカー内で4打も叩き、このホールは何と9。ゴルフにタラレバなしとは言うが、もし第3打があと20cm先に落ちていれば5打で上がれたはずだ。4打縮まれば97で上がれたのにと悔しく思った。しかし一方ラッキーもあった。大きく右にプッシュアウトしたティーショットのボールが、林の中で木に当たりフェアウエイまで跳ね返ってきたり、危うく池に入りそうなボールが辛うじて池際に止まるラッキーもあった。タラレバというと、もしあの失敗さえなければという意味で使うが、もしあのラッキーがなければ、と考える事は滅多にない。結局良いタラレバと悪いタラレバがあって、今の実力なのだと思う。タラレバの奥を見たゴルフであったような気がした。

0 コメント

判官贔屓か依怙贔屓か

STAP細胞の小保方さんの再現実験が今月末に終了し結果が発表される。果たしてSTAP細胞は再現されるのか否か、興味津々だ。当時小保方さんは「STAP細胞は簡単に作れます」と言っていたが、最近恩師のハーバード大バカンティ教授は「決して簡単ではなく研究者のテクニックに負うところが大きい」と訂正している。しかし、簡単だと言い切った小保方さんが再現実験に失敗した場合の援護射撃にはならないだろう。一方小保方さんと同じ理研の研究員が、STAP細胞の存在を否定する論文を発表した。遺伝子の塩基配列の違いを調べ、STAP細胞はES細胞と酷似しているとしてES細胞混入の可能性を指摘した。更に栄養膜幹細胞も混じった可能性があると言う。小保方さんは絶体絶命の窮地にある。あと数日で審判が下ることになる。出来る事ならば、小保方さんの口から「ありました」という一言を聞きたいものだ。何故なら、長男の孫の顔が小保方さんに似ているからだ。これは判官贔屓ではなく、一種の依怙贔屓なのかもしれない。

0 コメント

君子は危うきに近寄らず

HONDAのインサイトに乗り換えてから5年が過ぎた。インサイトには満足しているが、買い替える時はHONDA以外のメーカーにしようと思っている。最近のHONDAの評判は極めて悪い。円安の追い風を受けて自動車メーカーは過去最高益を更新中なのに、HONDAの業績はマイナスで一人負けの状況だ。原因は新型フィットHV。発売後1年足らずで5度のリコール。電子制御システムの不具合で発進・加速が出来なくなる。まさに欠陥車だ。明らかな人災と言われている。その元凶が伊東社長。もともとHONDAは、新車作りは本田技研が担当し、その試作車を本社が買う仕組みになっている。創業者の本田宗一郎が本社の業績に左右されずに車作りに専念出来るよう開発部門を独立させたからだ。ところが、本社の伊東社長が本田技研にフィットHVの開発期間とコスト圧縮を命じ、未完成のまま強引に販売に踏み切らせてしまったようだ。これだけならば社長の首を挿げ替えるだけで問題は解決しそうだが、そうは問屋が卸さない。今の自動車業界の燃費競争は、エンジン設計と電子制御がキー技術だ。伊東社長はこの開発者を削減したばかりか、何とHONDAの電子制御の開発をしている子会社ホンダエレシスを売却してしまったのだ。昔は技術のHONDAと言われたが、既に面影はない。いつ止まるか走るか分からない自動車には怖くて乗れない。君子は危うきに近寄らず。

0 コメント

衆院選のキャッチコピー戦

衆院選が短期決戦になっただけ、各党はキャッチコピーで有権者を引き付けようと懸命だ。自民党は、赤地に白で「景気回復、この道しかない」と書き込み、今回の選挙はアベノミクスの信任投票だというイメージを打ち出している。争点がアベノミクスかどうかは分からないが、主張としては成功の部類だろう。公明党は「人が生きる、地方創生」から「いまこそ、軽減税率実現へ」に差し替えた。争点を一本化して分かり易くするのが狙いとのことだが、自民党が公約に軽減税率を盛り込んでしまったのでピンボケ状態だ。山口代表は、軽減税率を言い出したのは公明党が先とアピールしているが屁の突っ張りにもならない。軽減税率以外に庶民の味方になる政策は無いのかとヤジを飛ばされそうだ。民主党は、自民党と同じ赤を基調に「今こそ、流れを変える時」。流れを変えるとは「自民1強」体制を変えようという意味だが、野党間の選挙協力は進んでいないので実態と合わずキャッチコピーが勝ち過ぎている。赤は攻めの選挙をするために海江田が選んだらしいが、幼稚園の運動会でも敵組と同じ色は選ばない。自民党の赤に飲み込まれ、対立軸を増々不明瞭にさせている。せめて米国並みに赤と青の対決にすれば、敵味方がはっきりするのにと、民主党のセンスの無さにゲンナリする。というところで、衆院選のキャッチコピー戦は自民党が圧勝のようだ。

0 コメント

我が家の流行語大賞

長男と孫2人が、この3連休を我が家で過ごした。長男夫婦は共稼ぎで、しかも嫁さんはバリバリのシステムエンジニアだ。仕事と子育てで目一杯の生活をしているので、普段は勉強に充てる時間がない。だが仕事の性質上常に新しい知識と技術が要求される。新しい資格取得が必要になり、この3連休を集中して受験勉強に充てることになった。そこでこの間は長男と孫2人は実家に避難、ということになった。先週は七五三で泊まりに来て、また今週もということで、孫たちは自分の家にいるようにリラックスしている。iPadの取り合いになると7歳の孫が「ダメよ~ダメダメ」と言い、3歳の孫は「いいじゃないのぉ」とやり返す。孫はテレビでエレキテル連合を見たことはないが、学校で流行っていると言っていた。そう言えば、もうすぐ今年の流行語大賞が発表される。「ダメよ~ダメダメ」と「ありのままで、レリゴー」が2強らしい。今年の夏の孫たちは「ありのままで」の大合唱だったが、いまは「あ」の字もない。我が家では、今年の流行語大賞は「ダメよ~ダメダメ」に決定したようだ。

0 コメント

衆院選の争点

いま現在の政治課題はアベノミクスでも消費増税先送りでもなく、消費税10%化、原発再稼働、集団的自衛権にある。庶民にとっては、消費税10%化が一番身近で原発が続き、自衛権が一番遠い関心事だ。ところが日本国民にとって重要なのは、集団的自衛権が一番で、原発再稼働、消費税増税の順になる。だから野党は、この衆院選を原発再稼働、集団的自衛権に絞り戦うべきなのに、アベノミクス解散という安倍の術中に嵌り手中で踊らされている。日本の行く末を思う政治家がいるのならば嘆かわしい限りだろう。余りにも予期せぬ解散で、与党も野党もあたふたとしている。特に野党は悲惨だ。民主の狼狽ぶりは目も当てられない。みんなの党の解党劇は地に落ちすぎて言うに及ばず。だめな野党の中で維新が光っている。いち早く政策目標を明確に掲げた。骨があると思う。しかし残念ながら政策は先行しているが実行部隊が貧弱で頼りにならない。いま一強の自民に対抗するには、野党の結束が必須。維新が争点を立案し、民主とその他大勢が参加して一大野党を結成すれば、自公と戦えなくはない。しかし、野党を結束させる人材はいない。人間には、敵よりも味方の粗が目に付くものだ。その小人さが日本を更なる地獄へと導いているように見える。

0 コメント

表舞台と裏舞台

安倍首相が首相の権限を使って衆院を解散した。大義がないと言われ続け、政権が辿り着いた結果が「アベノミクス解散」と取り繕った。第2次安倍内閣は発足してから3本の矢を掲げた。第1の矢が金融緩和で、第2が財政出動、第3は成長戦略。金融緩和は日銀の仕事で、黒田バズーカが2回も効き円安株高になった。財政出動で消費増税による落ち込みをマイルドにした。だが成長戦略はこれからだ。まずはバズーカと財政出動の結果でアベノミクスを評価しろと言う。これが表舞台なのだろう。ところが裏舞台から見ると面白い。バズーカ効果は一時的なもので長続きはしない。財政出動効果も一時的で、的外れな国土強靭化計画が実行されれば財政再建は最早不可能になる。効果があるうちに成長戦略を軌道に乗せる必要がある。ところが肝心の成長戦略は、当初の狙いとはかけ離れ、見事に骨抜きにされ見る影もないほどの惨状。岩盤規制がまさに岩盤であることを証明してしまった。安倍首相は詐欺師に近い。アベノミクスがどん詰まりであることを隠し、バズーカだけでアベノミクスを評価する解散だと言う。一方野党は、アベノミクスは成功したと内心では思いながら失敗したと声高に叫ぶ。本音では本丸の成長戦略の中身で戦いたいところだが、生憎ノーアイデアなのだろう。だから野党は一番大事な成長戦略にはノータッチ。ゴマメの歯ぎしり状態だ。結局与党が勝とうが負けようが、身のある成長戦略は生まれそうもない。しかしアベノミクス解散だと言う。白々しさだけが漂う師走選挙だ。

0 コメント

そうだ京都、行くの

今日は京都の紅葉の穴場を巡ることにした。まず向かったのは鷹峯の常照寺。その後源光庵、光悦寺、吟松寺から「しょうざんリゾート京都」の中を抜けて、御土居跡、今宮神社、大徳寺まで歩き、タクシーで実相院に向かった。源光庵は今年の「そうだ京都、行こう」のキャンペーン寺院だ。悟りを表す丸窓と迷いを表す四角窓。今年はこの丸と四角のオンパレードだ。例年であれば穴場的存在だが、今年はスポットライトが当たり過ぎていた。大勢の観光客が窓に向かって座っている。情緒も何もない。丸窓は凝っているように見えたが四角窓は只の窓。悟りも迷いも後付に違いないと思った。実相院は床紅葉で有名だ。3年前に「そうだ京都、行こう」のキャンペーン寺院になった。黒く光った床に紅葉が映って見えるのが趣だ。残念ながら1週間ほど早く来たためか、紅葉が今一なのか、床の磨き方が不十分だったのか分からないが、兎に角今一だった。だが今回の旅で一番驚かされたのが「御土居」だ。今まで見たことも聞いたこともなかった。タクシー運転手が教えてくれた。御土居とは秀吉が京都守護のため京都周辺に築いた高さ10mの土塁。秀吉は当時の京都の都市計画を推進した功績があるとのこと。大阪や京都の人が秀吉好きなことを納得した。学校で教える歴史は間違っている。年号ばかりが重要で、実態を映していないからだ。

0 コメント

そうね京都、やっぱり

今年の紅葉は何処へ見に行こうかと色々迷った挙げ句、定番の京都に落ち着いた。JR東海の「そうだ京都、行こう」ではなく「そうね京都、やっぱり」になった。まず週間天気予報で雨でないことを確認し、宿を手配した。昨日と今日の1泊旅だ。昨日京都駅に到着し、金戒光明寺から真如堂、法然院を巡り、哲学の道経由で永観堂、南禅寺、天授庵を経て蹴上駅から乗り継いで宿に着いた。中でも真如堂の紅葉は多くも少なくもなく色が鮮やかで「勢い」を感じた。途中の哲学の道は、自分のイメージとはかけ離れ団体客でごった返していた。昔の賢人が思いに耽って散策する姿など全く想像出来ず残念な思いがした。今日一番の紅葉の名所は永観堂だった。イヤと言う程紅葉が多く、色合いも豊富で圧倒された。だが圧倒され過ぎてやや食傷気味になってしまった。紅葉は多ければ多いほど良いと言うものでもないことを実感した。永観堂を見て真如堂の品の良さを確信した。一口に紅葉と言っても奥深いものだ。

0 コメント

サッカー対豪州戦の勝因

キリン・チャレンジカップで、日本が豪州を2-1で下した。アギーレ監督は試合前に必ず勝ちに行くと言っていたが、監督の采配が功を奏したのだろうか。疑問だ。前半は豪州が圧していたが0-0に終わり、後半は日本が圧して2-0でリードしていたがベテランのケーヒルが出てきて1点を取られ2-1になった。両チームのメンバーを見ると、日本はザックジャパンのメンバーが殆んどで、豪州は世代交代を進めるための若手中心。経験から推測すれば日本が圧倒的に有利なはずだ。ところが前半は豪州ペース。その時の日本の布陣は4-3-3。この布陣は機能しなかった。ザックも4-3-3に拘った時期があったが上手くいかず諦めて4-2-3-1に戻した。後半にアギーレは4-3-3から4-2-3-1に変えた。でもアギーレが監督になってからは4-2-3-1の練習はしたことがない。だが変えた途端チームが機能し始め見違えるような試合運びになった。メンバーはザックジャパンのままで、布陣はザックが作り上げた4-2-3-1、かつ相手チームは若手ばかりで、ベテランが出てきたら即1点を取られた。日本は対豪州戦で勝利を上げたが、勝った要因にはアギーレは全く含まれていない。アギーレには、ザックジャパンをより強くするための指導力が求められている。日本サッカー協会は半年を目安に見極めるべきだろうと思う。

0 コメント

世界人口72億人突破

2014年版世界人口白書によると、世界の人口は昨年から8000万人増えて72億4400万人になったという。自分が生まれた頃は25億人だったから、たったの70年間で約3倍に増えたことになる。まさに人口爆発だ。この先2050年には増加の一途を辿り100億人になるという説や、80億人がピークでその後減少するという説もある。人口の増減は人工的に制御出来るものではない。自然淘汰に任せるしかない。日本の人口は現在1億2700万人だが2050年には9700万人に減少すると言われている。その時65歳以上の高齢者が4割を占めることになる。一方世界の全人口のうち10歳から24歳の若者の9割が開発途上国に集中している。世界的に見ると日本の少子化など大した問題ではないようだ。開発途上国の若者に対し、教育や健康や雇用などの面で援助することこそ、人類の将来を決めていくことになるはずだ。

0 コメント

衆院解散前夜

衆院解散が決定的な気配だ。明日安倍首相が帰国後解散を宣言するという。だが解散の目的が良く分からない。安倍の目論見は、閣僚醜聞のリセット、野党再編前の奇襲による大量当選、アベノミクス成長戦略失敗の隠蔽という所かもしれない。もしこの解散で自民が圧勝すれば、安倍政権は盤石なものになり、公明なしで集団的自衛権法案を成立出来るようになるかもしれない。でも取らぬ狸の皮算用という諺もある。果たして自民は大勝するのだろうか。前回の衆院選挙では119人もの新人が当選した。安倍チルドレンと言われているが、今回の選挙では半数が落選すると見られている。民主に愛想を尽かした反動で票が流れたのだから当然と言えば当然だろう。かつて郵政解散では小泉チルドレンが83人当選したが、民主政権になったときは10人しか生き残らなかった例がある。いま安倍には解散以外にやるべきものがある。黒田バズーカが効いているうちに骨抜きになってしまった成長戦略を練り直し再構築することだ。全てを有耶無耶にしては、日本を奈落の底へ落とす道しか無くなってしまうことになる。

0 コメント

七五三のお宮参り

我が家の近くの神社で七五三のお宮参りをすることになり、昨日長男夫婦と2人の孫がやってきた。今まで孫が小さかったので、夕食も我が家でカミサンが作っていたが、下の女の子も3歳になったので外で食事をすることにした。近所の行きつけのカジュアルレストランで、義母も含め総勢7名のディナーになった。賑やかで楽しい夕食だった。今朝は7歳と3歳の孫が綺麗に着飾り、見違えるほどの艶やかさだ。髪のセットを嫁さんがして、髪飾りも嫁さんの手作りとのこと。その努力と器用さに感心した。神社は我が家から子供の足で15分の所にある。長男夫婦と孫2人の後に義母とカミサンと自分が続いて行進だ。神社は七五三のピークなので相当混んでいた。周りを見るとどの人も嬉しそうな顔をしている。天気は無風で快晴。絶好のお宮参り日和だ。何か平和を満喫している気分になった。2人の孫たちも嬉しそうだ。素直に明るく元気に育つことを神様にお願いした。

0 コメント

新しいお役所仕事

札幌市が横断歩道橋の撤去を始めている。市民からの要請ではなく、市自体が積極的に推進しているというからユニークだ。撤去の対象となるのは、小学生の利用が少なくて、死角を生み出していたり歩道の通行が困難な歩道橋。1970年頃は交通事故が多発し各地で歩道橋が作られたが、老朽化が進み維持費もバカにならない状況だ。しかも少子化が進み、小学生は激減し反対に老人が増えている。老人にとって歩道橋は過酷だ。かつ昔に較べ自動車の運転マナーも格段に向上している。増々歩道橋の存在価値は低くなってきている。一度既成事実を作ると、無駄であろうが無かろうが未来永劫存続させるのがお役所仕事だ。その慣習を破り社会インフラのリストラを始めた札幌市には感心する。日本全国どの街でも財政がひっ迫している。この札幌市の歩道橋撤去が全国の自治体に財政改良のヒントを与えそうだ。新しいお役所仕事が動き出す予感がする。

0 コメント

郵便切手あれこれ

来年2月から、ホトトギスがシマリスに、コブハクチョウがニホンザルに、モズはフジに、イカルはヤマブキに変わる。切手のデザインだ。日本郵便が普通切手12種類のデザインを来年2月から変更すると発表した。新デザインの統一テーマは「日本の自然」。だが1円普通切手の前島密の肖像だけは、郵便の父であるだけに変えないようだ。我が家は切手を買い置きしているので、未だに50円のオシドリを使っている。消費税が8%に上がってから手間ではあるが2円のエゾユキウサギを貼っている。そんな訳で52円のソメイヨシノは見たことがない。消費増税が先送りされる気配が濃厚で、ソメイヨシノも長生きしそうだ。今年4月に8%になってから、52円のソメイヨシノと82円のウメと92円のスミレが新規に発行された。艶やかなイメージで消費増税とは裏腹だ。デザインとイメージを一致させるには、消費税10%の時は全種類を「枯れ尾花」に統一すると良い様な気がする。

0 コメント

ATPツアー・ファイナル(3)

またまたテレビを観ながら興奮した。錦織の1次リーグB組最終戦の相手が試合開始1時間半前に突然代わった。ラオニッチが怪我で棄権し、控えのフェレールになった。ラオニッチは弾丸サーブだがフェレールはストローカー。タイプが正反対だ。錦織は対ラオニッチ戦術を練りに練っていたはず。テニス界最高峰の試合で対戦相手が1時間半前に突然変更されれば、その衝撃は計り知れない。試合が始まる前に、錦織を気の毒に思った。一方フェレールはどう感じたのだろうか。常にトップ10入りしていた実力なのに、BNPパリバ・マスターズで圧していたのに錦織に敗れATPツアー・ファイナルの出場権を逃した恨みがある。正に雪辱戦だ。しかも、錦織は既にハードな2試合を戦ってきて疲労しているが、自分は休養十分。持ち前の粘り強さで勝ち抜けると信じていたはずだ。状況はフェレール有利、錦織不利。こんなことを思っているうちに試合が始まった。ところが、セットカウント1-1の後、第3セットは錦織が圧倒し勝利を収めた。同じ日本人として錦織の準決勝進出はとても嬉しかった。しかし、その一方フェレールの健闘にも賛美を贈りたい。控え選手は、ただ空きを待っているだけではない。出場するかしないかが分からないビッグゲームで待機することの精神的辛さは並大抵ではないはずだ。見えないところに賛辞を贈りたい。興奮を有難う。

0 コメント

体質の変化

元来自分は虫に刺され易い体質だ。カミサンと同じ所にいても何故か自分だけが刺される羽目になる。夏が終わった頃から毎日のように、ぽつりポツリと体中に蚊に刺されたような膨らんで痒いところが出て来るようになった。長雨が有り湿度の所為で寝室に虫でも湧いたのかと思いバルサンを焚いたが効果はなかった。普段は書斎に居ることが多い。書斎は本だらけで埃に塗れている。その所為かと思い大掃除をしたがこれも効果はない。痒くなる所は体の軟らかな部分に集中している。トランクスのゴム部や下の折り返し部に当たる所が多いような気がした。衣類を食い荒らすムシが人を噛むのか分からないけど、それが気になり衣装ケースに防虫剤を入れてみた。これも効果がない。アレルギーかもしれないと思いつき、秋になってから変えた浴用洗剤を液体から固体に戻してみたが、これも違う。今までの痒みは数時間経つと跡形もなく消えてしまったが、一昨日の痒みは違っていた。一日経っても痒みが取れず膨らんでいる。しかも膨らみの周りが赤くなっている。まさか細菌ではと不安になり、皮膚科に飛び込んだ。それまでの経緯を伝え症状を診てもらった結果、先生の所見はジンマシン。ジンマシンの原因となるものの一通りの説明があり、原因は多様に亘るため直ぐには分からないとのこと。取りあえず対処療法となる薬が処方され1週間経過観察することになった。この薬を服用して1日半を経過したが、痒みは全く現れない。久し振りに快適さを覚えた。対ジンマシン戦は、これで終結するのか、はたまた長い戦いが始まるのか、1週間後に判明しそうだ。年を取っても新しい経験はあるものだ。

0 コメント

政治言葉遊び

突如永田町に解散風が吹き始めた。安倍首相の「私自身が解散に言及したことは一度もない」との発言は、政治言葉として「解散を決めた」と聞こえる。自民の茂木選対委員長から選挙準備の号令がかかったので解散は本決まりなのだろう。来週にも衆院を解散し、年内の総選挙に踏み切る調整に入ったようだ。ところが何の為の解散か、与党も野党も勿論国民も良く分かっていないのが現状だ。要するに解散の大義がないのだ。新閣僚の疑惑による政権求心力低下の解消とか、野党再編が進まないうちに自民有利で戦うためとか、消費増税先送りに対し民意を問うとか、言い訳は色々あるが大義ではない。大義があるとすれば、当初の計画通り消費増税をするので民意を問うというケースだけだ。アベノミクスの成長戦略が未だに姿を見せず経済が落ち込み始めている時に、増税すれば経済は冷え込みアベノミクスをがけ下に突き落とすだけ。従ってこのケースは考えられない。多分無理やり「消費増税先送り」を総選挙の争点にするのだろうが、政治言葉で言えば「安倍政権の求心力回復」ということだろう。民主の海江田代表は、寝耳に水の解散話に「解散を出来るものならやってみろ、受けて立つ」とコメントしたが、政治言葉に言い換えると「ウッソー、ホント、ダメダメ今はダメ、準備ゼロだもん」という訳になるはずだ。

0 コメント

アギーレ体制の行方

サムライ・ブルーのアギーレ監督をバックアップするはずの日本サッカー協会が足を引っ張り始めている。アギーレ体制になってからの戦績が1勝1分2敗と振るわず、選手選考基準が曖昧で、かつ14日ホンジュラス戦、18日豪州戦を控えて合宿中なのにメキシコに帰国してしまったことなどで指揮官への不信感が募っている。就任してからまだ3か月しか経っていないのにこの有り様だ。確かに、アギーレは勝ち運には恵まれていないし、素人から見ても選手起用や計画にブレが有り過ぎる欠点がある。その問題は有るとしても、まだ就任3か月。日本サッカー協会は余りにも早急に結果だけを求め過ぎているのではないのだろうか。これでは四半期毎に利益結果だけで経営評価をする欧米の会社と同じで、中長期的な成長は望みようもない。アギーレ体制の最終目標は4年後のロシアW杯出場だ。しからばもっと計画的にステップを踏んで評価すべきだと思う。余りにも目先の戦績だけに拘る日本サッカー協会の姿勢は、日本サッカーの育成をアギーレだけに丸投げしてしまったように映る。今この段階でアギーレを解任するのであれば、丸投げの責任を取って日本サッカー協会全役員も辞任すべきだと思う。

0 コメント

ATPツアー・ファイナル(2)

久し振りにテレビを観ながら興奮した。勿論ATPツアー・ファイナル錦織対マリーのLIVE放送だ。第1セットは錦織の立ち上がりが堅くダブルフォールトが目立ったが、何とか6-4で1セットが取れた。見ている方が何となく肩の荷が下りたような気持ちになった。第2セットは3ゲームを先取した後ボレーミスが続き4-4に追いつかれた。流れが悪くこのセットはマレーに取られるものと思った。ところがそれ以降が圧巻だった。深夜に1人でテレビを観ていたが、歓声を上げたり拍手をしたりで、まるで一人パブリックビューイング状態だった。終わってみれば、錦織がマレーを圧倒した試合だった。強くなったものだと感心した。試合後の錦織のコメントを聞いていると勝因は2つ有りそうだ。一つは、自分が違う選手になったと思い込んで苦手意識を払拭したこと。もう一つは、2万人近いアウェーの観衆の圧力に飲み込まれなかったこと。どんなスポーツでも技術を磨いただけでは試合に勝てない。まさに心技体が必要だ。錦織は今心と体を手に入れつつあるように見える。

0 コメント

ATPツアー・ファイナル

明日の夜から錦織が出場する今季最終戦ATPツアー・ファイナルが開催される。何と日本ではテレ朝がLIVEで独占放送するという。今から楽しみだ。今までツアー・ファイナルの試合は放送されたことはあるが、その舞台裏までは知り様がなかった。だが我らの錦織がファイナルに進み、その全容が明らかになってきた。勿論錦織のテニス戦績が一番大事であることは言うまでもない。しかし一ファンにとっては錦織以上にサプライズであることは間違いない。ツアー・ファイナルに出場する8選手は、まずスーツ姿で現れセンターコートで記念撮影。試合の行われるロンドンでは、専属ドライバー付きの高級車で市内を自由に移動出来、五つ星ホテルの部屋も用意されているとのこと。錦織は憧れのフェデラーと談笑したり、待遇を「大統領になった気分」とコメントしている。ツアー・ファイナルに出場すること自体が選手に自信とプライドをもたらすに違いないが、その待遇が選手に新しい世界観と人生観を開かせるに違いない。初出場の選手たちに声援を送りたい。

0 コメント

サンゴの密漁と象牙の密輸

小笠原諸島近海に200隻以上の中国漁船が侵入しサンゴの密漁が行われている。不思議な事に日本も中国も放置したままで解決しようとする気配がない。台風が通過した際は密漁船は南へ避難し、やり過ごしてまた戻ってきたというから密漁船は外部情報を知る装置を持っているはずだ。もし中国がその気になれば、帰国後厳罰に処すると報道しただけで犯罪を止めることが出来るはずだ。ところが、何もしないという事は、中国が意図的に日本へ侵入させていると見るべきだろう。一方日本は北京APECで日中首脳会議を実現させるために、事を荒立てないのかもしれない。それでは日中関係が増々歪んだものになってしまう。是々非々で対処すべきだと思う。環境調査局によると、昨年習主席がタンザニアを訪問した時、ワシントン条約で取引が禁じられている象牙を大量に買い込み習主席の専用機を使って持ち出したとのこと。まさに国家的犯罪だ。サンゴの密漁もその延長線と考えれば納得がいく。中国は既に世界第2位の経済大国なのに、国の品位は世界の何位に位置するのだろうかと嘆かわしくなる出来事だ。

0 コメント

オバマ残りの2年間

米中間選挙で民主党が惨敗し、上下院とも共和党の天下になった。交渉事が苦手で指導力を発揮出来ない大統領に応援されては増々得票が目減りするとみた民主党の候補者たちは、オバマが応援演説に来ることを辞退した。まるで数年前の日本の民主党とそっくりだ。でも何も出来ない大統領への国民の落胆は大きく、今更オバマが来ようが来まいが、選挙結果は決まっていた。米国民は「強いアメリカ」が好きだ。ところが、シリア問題で拳を振り上げたがプーチンに窘められ手を下した。凶暴なイスラム国には世界中で対処しようとしているのにリーダーシップをとることも出来ない。エボラ出血熱への対応も後ろ向きで後手後手。アメリカの国益となるはずのTPPも遅々として進展しない。好調な米国経済はFRBの金融政策が功を奏したものでオバマの成果ではない。外交もだめ内政もだめでは選挙に勝てる訳がない。今更取り返しはつかないが、今思えばオバマには何度も巻き返すチャンスはあった。だがその全てで尻込みしてしまった。それが敗因だ。でも誰だって死ぬ気になれば何でも出来る。オバマに空白の6年間を、残りの2年間で取り戻すチャンスは無いとは言えない。極極僅かではあるがゼロではない。オバマには、その極極ゼロにチャレンジするチャンスは残されているのかもしれない。

0 コメント

糖質ゼロ、プリン体ゼロの意味

ビール各社が目玉商品としている糖質ゼロでプリン体ゼロの発泡酒は、2強が鮮明になってきたようだ。キリン淡麗とサッポロ極ゼロ。相変わらず人気が高い。糖質ゼロはカロリー制限で、プリン体ゼロは痛風抑制との謳い文句だ。だが本当にビール各社が言うような効果があるのだろうか。酒類のカロリーは、糖質が多いか少ないかよりも、アルコール分が高いか低いかによって決まる。そもそもビールに含まれている糖質は3%程度であり、ポテトチップスの10分の1以下しかない。プリン体も一般食品に較べれば極めて少ない。ビールは5~10mgだが、鶏モモ肉120mg、鰹210mg、イカ190mg、鶏レバー310mg。酒の肴に何かを食べれば、ビールのプリン体量など無視出来る。ビールの糖質やプリン体など全く問題ないのが真実だ。寧ろビールの糖質は甘味成分でプリン体はうま味成分の核酸であり、どちらも、食品が本来持っているおいしさの基本成分なのだ。それをわざわざゼロにして、味の低下を添加剤で補っているのが発泡酒や第三のビール。糖質ゼロ、プリン体ゼロは健康とは関係なく安さだけが取り柄と言える。しかし安いからと言って飲み過ぎてしまえば健康に障る。ビール各社の謳い文句に酔わされない心構えが肝要だ。

0 コメント

ウイスキー遍歴

サントリーウイスキー「山崎」が、英のウイスキー専門誌で世界最高の評価を受けた。山崎は「言葉にできないほど天才的」との評価を受け、100点満点中97.5点と歴代最高得点を獲得。国産ウイスキーがトップに座るのは史上初とのこと。「山崎」を生産しているサントリー山崎蒸留所の初代所長がNHK朝ドラ「マッサン」ことニッカ創業の竹鶴政孝だ。この人こそスコットランドでしか作れないと言われたウイスキーを日本で作ることに成功した人物だ。NHKマッサンは視聴率が良くニッカウヰスキーの販売も好調なようだ。自分が学生の頃はウイスキーが流行っていて、サントリーホワイトやブラックニッカを枕元に置いて良く飲んだものだ。嫁さんを貰って生活が厳しい頃は、親爺がオールド6本入りの木箱を時々送ってくれた。生活に少しゆとりが出てからはリザーブを飲むようになった。その後主流が焼酎に移りウイスキーは下火になり飲まなくなってしまった。だが数年前「ウイスキーはお好きでしょ」のCMで、ハイボール人気が戻り最近はサントリー角を時々飲むようになっている。早速世界一の「山崎」を飲んでみようと思ったが、受賞した「山崎シェリーカスク2013」は欧州限定品で国内では手に入らないとのこと。残念。だが山崎にも色々バージョンがあるようだ。シェリーカスクと名の付く山崎を手に入れ味を確かめることにした。

0 コメント

人工知能は何を目指すのか

東大合格をめざす人工知能が全国センター模試を受験し、結果が発表された。その人工知能は、国立情報学研究所が開発中のロボットで2021年度までに東大合格を目指しているらしい。現在の偏差値は47.3で私大なら全国581大学の8割は合格出来る学力。でも東大はまだ無理のようだ。得手不得手の内容が面白い。国語は得意。英語はスマホの対話アプリの活用により成績アップ。数学は関数を図形で描いて直感的に理解することが出来ない。物理では、物体を点で扱ったり、摩擦をゼロと仮定するような現実にありえないことには苦手で手が出ない。どうやら理系の人達が開発している人工知能は文系が得意のようだ。将棋の世界では人工知能がプロ棋士を負かす時代になってきた。数年先には東大合格も夢ではなさそうだ。しかしこの開発には違和感を覚える。本来人工知能の開発は、まず開発すべき機能を設定することが重要で、それを達成するために研究が進められるべきものだ。だがこの開発では得点の多い項目を羅列し、手当たり次第に解決する方法を採っている。それでは研究対象が多すぎて勢力が発散してしまう。金と暇に任せて道楽を楽しむ研究にしか見てとれない。まずは開発目的を設定出来る人工知能の開発が必要なような気がする。

0 コメント

函館から鹿児島まで新幹線

東海道新幹線の開業から50年となり、来年度には函館から鹿児島まで新幹線のレールで結ばれることになる。新幹線の新設は果たして前進なのだろうか、はたまた後退なのだろうか。移動だけを考えれば、航空網が発達しているので地上の鉄道敷設は時代錯誤とも言える。事実、東京から出張をする場合、北海道や九州などの遠い所は鉄道ではなく飛行機を利用する。新駅の誕生に地元は、工場誘致による雇用の創出や観光客と人口の増加を期待するが、新幹線の駅が出来たからと言って、その街が繁栄するとは限らない。山陽新幹線の新尾道や東北新幹線の二戸駅は閑散としていて乗降客も疎らだ。寧ろ中途半端な新駅は、地元の財政を圧迫するだけでなく、人口減をも招くようだ。だが個人的に旅を楽しむ人にとっては、新幹線の新設は魅力的だ。来年3月には金沢まで新幹線で行ける。再来年3月には函館まで行ける。金沢や函館などの有名な観光地は更に発展していくだろうが、問題は途中駅だ。幸か不幸か新駅を作ってしまった地元の人には、災い転じて福となすよう画期的な集客対策が迫られている。旨い話には毒が付きものだ。

0 コメント

WOWOWかWAKUWAKUか

錦織の勢いが止まらない。世界ランク6位のフェレールに逆転勝ちしてATPツアー・ファイナルズの初出場を決めた。このファイナルズには、直前の上位8位までの選手が出場出来、まさに今年の実力世界一を決めることになる。3位のナダルは虫垂炎で欠場するが、ジョコビッチ、フェデラー、ワウリンカ、錦織圭、マレー、ベルディハ、ラオニッチ、チリッチが出場することになった。この大会は1970年に東京都体育館で、ザ・マスターズとして第1回大会が開かれたことで有名だ。日本に縁がある大会でもある。4名ずつの2グループに分かれ、総当たりで戦い各グループの上位2名が準決勝戦に進出することになる。いつもテレビでは見慣れたトップレベルのジョコビッチやフェデラーやマレーらと、錦織が肩を並べて世界一を争うのだ。何ともワクワクする。スカパーで放送されるようだ。全米オープンでは錦織の活躍でWOWOWの契約件数が飛躍的に伸びた。我が家では、グッと堪えて契約を断念したが、今回は止められそうもない。WOWOWという名がWAKUWAKUという名であったら、我が家はもっと早く加入していたかもしれないと思ってしまう。もっともWOWOWという名付け方は上手いと思っている。WOWは、日本語で言えば「うわあ」という掛け声だ。それを続けてWOWとWOWを続けてWOWOWなのだろう。でも日本人の錦織が出場するのだからWOWOWではなく、スカパーはWAKUWAKUと改名した方が良いのかもとも思ってしまう。それ程までに錦織の活躍は強烈だ。

0 コメント