2014年8月

夏休みの長さ

長かった小中学校の夏休みも今日で終わりだ。毎年夏休みに入ると多くの子供たちが街に出てくるので、この時期はなるべく車に乗らないようにしている。だが夏休みの終わり間近になると、子供たちの姿をあまり見かけなくなる。40日間も休みが続くと、大人であれば休み疲れしてしまい家にいることが多くなるのかもしれないが、子供たちには残った宿題を熟す時なのかもしれないなどと想像してしまう。米国では3か月も夏休みがある。長過ぎる弊害があるが、教員組合が強く短くするのは困難なようだ。最近は共稼ぎの家庭が多い。長過ぎるのは、親にとっても子供にとっても負担が大きくなり過ぎる。日本の夏休みが適当な長さのようだ。孫たちは学校が始まるのを心待ちにしている。健全だと思う。

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軟式野球とプロ野球の珍事

全国高校軟式野球大会準決勝の中京対崇徳戦は、何と3日がかりの延長45回を終えても0-0のままサスペンデッドになり、明日また再開される。中京松井投手は635球も投げ、崇徳石岡投手も617球投げた。松井は腰痛に苦しみ治療を受けながらの登板。石岡は大規模土砂災害に見舞われた広島のためにも頑張るとファイト満々。ところが、明日の試合は規定により最長9イニングまでで決着しなければ、勝敗は抽選で決するという。54イニングも投げて、挙句の果てに抽選とは、選手ではなくても、それはないだろうと思う。勝負事は実力で決着させることが肝要だ。抽選などというルールは改正した方が良い。例えばソフトボールのタイブレーカーの導入。延長戦になると、無死二塁から攻撃を始める。軟式野球なら二死三塁から始めても面白い。勝っても負けても選手に心残りは無いだろう。一方プロ野球でも珍事があった。楽天のルーキー横山投手が、プロ初登板でたったの1球を投げただけで勝利投手になった。横山投手は福島の浪江町出身で学生時代に大震災に遭遇し、家族がばらばらになってしまった経験がある。震災が忘れられないよう、被災地代表の野球選手として頑張っていきたいとコメントしている。天は災害の見返りにご褒美を与えるのかもしれない。

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運転マナーと安全

ここ10年くらい前から全国的に自動車運転のマナーが良くなったように感じる。それ以前は狭い道でも猛スピードで突っ走る輩がいた。今は街中を制限時速の数十km以上で飛ばす車はほとんどいない。合流地点やT字路で流れに割り込む時は、素直に入れてくれるし、入れてもらった方は「ありがとう」の挨拶代わりにハザードランプを数回点滅させる。以前トラックを入れてあげた時、強面の運転手が「ありがとう」の挨拶をしたので、強面だが真面な人なのだなあと少し嬉しくなったことがある。今世界で日本の運転マナーが称賛されているらしい。割り込みについては、国によって受け取り方が違うようだ。勿論割り込ませないことに拘る国もあるし、割り込んだ人に悪意を抱く国もある。英国では日本と同様にハザードランプを点滅するが、ドイツは目的以外にライトを使うと罰金を取られるので何もしないそうだ。豪州では「ありがとう」に応えて、譲った方がヘッドライトを1回光らせ「どういたしまして」もするとのこと。「ありがとう」をする国は死亡事故が少ないそうだ。今度は「どういたしまして」にもトライしてみようと思う。

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法人税とパチンコ税

パチンコで換金出来ることは、日本人なら誰でも知っている。出玉を景品に替え、景品交換所で景品をお金に替える。そしてその景品はパチンコ屋が買い取るという三店方式だ。パチンコ屋が直接換金すると刑法が禁じる賭博になるが、警察は三店方式を黙認しているのが実態だ。安倍政権が法人税減税を進めるため、その減収分を補うためパチンコに目を付けた。客の換金額の1%が取れれば年2千億円の税増収が見込めるからだ。政治家は換金を合法化しようと進め、警察は民営賭博の容認につながるとして消極的で平行線を辿っているらしい。そもそも三店方式自体が違法だ。それを黙認してきたからおかしなことになっている。パチンコは民営で唯一黙認されている賭博だ。昔は景品を暴力団が換金していたが、その業務を戦争遺族に任せた経緯がある。暴力団排除と戦争遺族の雇用確保を両立する公益事業という側面が強かったから警察も容認したのだ。時代は変わり既にその役目は終わっている。警察が容認する理由も無くなっている。ところが、パチンコ業界は警察の主要な天下り先だ。警察が消極的な理由はここにある。政治家の質問に対し警察庁は「パチンコで換金が行われているなど、全く知らない」と返答したとのこと。警察庁もそろそろ目を覚ます時だと思うのだが。

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ミニクラス会

仕事をリタイヤした高校時代のクラスメートから飲み会の誘いがあった。暇を持て余しているので、自分がどのような生活をしているのか参考までに聞きたいとのこと。集まったのは4人。リタイヤして暇を持て余している張本人と、両親の介護に明け暮れているM君と、幼児保育所を経営しているS君と、自分。M君とS君は殆んど自分の時間が取れない程多忙なようだ。結局時持ちは張本人と自分だけだった。話題は近況から始まり、同期生の昔話と現況、健康と余命と拡がってゆき3時間があっという間に過ぎてしまった。美味しい肴と気心の知れた間柄と尽きない話題が心地よくさせた。多忙な人には息抜きとなり、暇な人には頭を活性化させる飲み会であった。また1か月後位には参集の声がかかりそうだ。

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親族が一堂に会する時

従妹の連れ合いが亡くなりお通夜に行ってきた。そう言えば最近は親戚の人達と会うのはこういう時ばかりなので少し寂しい。お互いに、お悔みの挨拶をした後は「こういう時しか会わなくなったね」と交わす言葉が恒例になった。ある意味で血縁が疎遠になっているということだろう。お通夜の前半は厳かだ。故人の話にふれ、慈しみ思い出を共有する。お坊さんも厳かに読経を唱える。今日の読経はユニークだった。何処の国の言葉か分からない程だ。聞くところによると臨済宗だとか。自分の父母と兄は浄土真宗だったが、もう一人の従妹は真言宗で今日は臨済宗。同じ日本の仏教ではあるが、見た目は大幅に違う。勿論何が違うのかは自分には良く分からない。しかし、問題はない。お坊さんがあっての葬式なのだから。それが日本の葬式だ。ところがお坊さんが帰った後から空気が入れ替わる。悲しみに暮れていた人たちが話し始める。故人が亡くなったことは悲しいが、アルコールも入り悲しいばかりでは終わらない。悲しいと言うよりは寧ろ明るい将来への希望に満ちた気持ちに変わるのだ。まるで故人が縁の人達を招集し、疎遠になるな、希望を持てよと話しかけてくるようだ。

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教える喜びと教わる楽しさ

小中学校対象の全国学力テストの結果が発表された。文科省は学力の底上げが進んでいると分析している。全国平均と最下位の差が3%だから、殆ど差はないとも言える。特に沖縄の算数Aは上昇率が顕著で、昨年の最下位から6位にアップした。結果の公表を禁止していた文科省は今年から解禁したものの、殆んどの市町村の教育委員会が反対し公表した町は極めて僅かだ。過度な競争になるとか、テスト結果が学力の全てではないとか、差別化が進むとか、反対の理由は色々ある。だがそもそも学力テストの目的は何だったのだろうか。学力のレベルとバラツキを調べ、より高いレベルと少ないバラツキを目指す事だったはずだ。その目的を果たすためには、結果を公表して次なる行動を促すべきだ。レベルの高い学校の指導法を見習えば底上げが出来るし、レベルの低い学校のやり方を見れば反面教師として役立つはずだ。沖縄は何故急に学力が向上したのだろうか。沖縄の教育長は、児童が頑張った結果だと言うが、それは違う。児童一人で頑張れる訳がない。学校全体の取り組みや先生方の頑張りによるのは間違いない。では何故先生方は頑張ったのだろうか。全国学力テストの結果で自分たちの立ち位置を十分認識出来ていたからに違いない。来年の沖縄は更にレベルアップするはずだ。教える喜びと教わる楽しさを体験したのだから。

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先人の轍を踏まず

安倍首相が広島の被災現場視察を取り止めた。現地では猫の手でも借りたい位人海戦術が必要な時だ。こんな最中に現地に赴けば傍迷惑以外何物でもないことは誰でも分かる。適切な判断だったと思う。原発事故直後菅元首相は現場視察で現場を混乱させたし、セオル号沈没事故では朴大統領の行動が問題視された。この種の悪例は豊富だ。まずは先人の轍を踏まずということだろう。菅の傍迷惑さには故吉田福島原発所長が生々しい証言をしている。ところが政府は吉田元所長調書を今になってやっと公開する方針に転換した。証言を基に責任追及しないという前提で聴取したので非公開にしていたが、既にマスコミに流れてしまっているので公開するのだと言う。しかし責任追及と事実究明は全く別物だ。事実を隠した政府の事故調査・検証委員会とは一体何だったのだろうかと思う。広島土砂災害では思いもかけないほど多くの死者行方不明者が出た。先人の轍を踏まない事前防災対策が必要だ。

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予備校から学校へ

自分は予備校通いをしたことがない。今から50年近く前のことだから、予備校に行く人は殆んどが浪人生で、残りは東大などの難関校受験のための特殊な受験対策が目的だった。ところが、その後は予備校全盛となり、猫も杓子も学校の勉強はそこそこにして予備校中心の受験勉強が主流になった。駿台予備学校、河合塾、代々木ゼミが三大予備校として張り合っていたが、その代々木ゼミが7割を閉鎖するという。少子化による受験生減少が要因とはいうが、寧ろ過剰供給競争のバブルが弾けたと見るべきだろう。自分は嘗て生涯に一度だけ代々木ゼミの校舎に入ったことがある。TOEICの試験会場になっていたからだ。机と黒板だけの殺風景な教室で勉強している学生たちを想像し、まるでブロイラーみたいだなと思った。それに較べて学校の教室には温もりがある。これをきっかけに学校の勉強が見直されると良いのだがと思う。

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奇跡の生還

エボラ出血熱に罹った米国人医師2人が、奇跡の生還を果たしたとのグッドニュースがあった。治療法のないエボラ出血熱がパンデミックを起こすのは、目前に迫っているように報道されていた。3人の患者に米国で開発されたZマップという薬を投与した結果、2人に改善が見られたとのこと。Zマップは、マウスの体内にエボラ出血熱ウイルスの一部を入れることによって作られる抗体を使った治療薬で、その効果はサル実験で効果があったという段階で臨床試験は行われていない。所謂未承認薬だ。WHOが特例として使用を認め、本人たちも投与に同意して治療が開始されたようだ。この決断が生死を分けたのかもしれない。早期の臨床試験と供給体制の確立が望まれる。だが現段階ではZマップが効くと証明された訳ではない。回復した2人は、エボラ出血熱に罹った少年の血清治療も受けている。どちらが効いたのか、あるいは両方必要なのかはまだ分かっていない。何れにしてもエボラ出血熱を治療する方法が存在することが確かになった。突破口は出来た。後は前進あるのみだ。

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アイスバケツチャレンジ

子供の頃に「幸福の絵葉書」が流行ったことがあった。自分にも来た。「これは幸福の絵葉書です。貴方がこれと同じ文面で絵葉書を3日以内に3人のひとに出せば、貴方は幸福になります」というような事が書いてあり、すぐ3枚出したことがある。後で兄から「単に悪ふざけに加担しただけだ」と怒られ、後悔したことがある。そんなことを思い出させたのが、今流行りの「アイスバケツチャレンジ」だ。ALS(筋萎縮性側索硬化症)の認知度をあげるための活動で、24時間以内に氷水を頭からかぶり動画を公開するか、100ドルをALS協会に寄付するかを選択する。そして、次の3人を指名してメッセージを回すという仕組みだ。ベゾスやゲイツなどのそうそうたる富豪たちがチャレンジし盛り上がりを見せている。ALSの認知度も高まり、寄付金も想定以上に集まっているようだ。参加者はネズミ講式に増えていくので、IT長者から始まり、米国元大統領、著名な経営者、有名スポーツ選手そしてお笑いタレントまで広がっている。面白いことに同じ氷水を被っても、その人物次第で評価は変わってくる。これ以上広がるとALSとチャレンジが遊離してしまいそうだ。そろそろ打ち切りにした方が良い。難病援助活動を定着させるには、新展開を図る時期に来ていると思う。

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MRSAの撲滅を

阪大の研究グループが、MRSAの治療法を開発したとのこと。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSAは抗生物質が効かず、一度発症すると隔離するしかない厄介な菌だ。院内感染の悪玉として有名で、特に免疫の低下した老人などを攻撃するなど質が悪い。阪大グループは抗生物質を用いずに、患部に青い光を当てて菌を殺すことにマウス実験で成功したとのこと。MRSAに感染した患部にある種のアミノ酸を注射し青色発光ダイオードで光を当てると傷口が回復したようだ。菌がアミノ酸を取り込み、青色光照射でアミノ酸から活性酸素が生じ、その活性酸素が菌を死滅させるメカニズムらしい。自分は常々大病院には行かないようにしている。病院は綺麗に見えても菌の溜り場だからだ。この治療法が患者へのMRSA対策として確立し、更に院内殺菌にも適用出来るようになれば、病院のイメージもアップするはずだ。早期の技術確立を願いたいものだ。

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変わりゆく歴史の真実

戦国終期から江戸始期にかけての時代は、日本統一に向けて信長、秀吉、家康らが波瀾万丈の生涯を送り、その歴史考証もほぼ定説化している。今年も人気が高く、NHKでは「黒田官兵衛」が放送され、日経では「天下家康伝」が連載されている。10年ほど前に発刊された「信長の棺:加藤廣:新潮社」は歴史に新説を導入した興味深いものだった。ところが、それを遥かに凌駕する本が発刊された。「本能寺の変431年目の真実:明智憲三郎:文芸社文庫」だ。著者の明智憲三郎氏は明智光秀の末裔で専門は情報システムの技術者。古文書を丹念に調べ上げ定説を覆す衝撃的な結論に辿り着いている。定説となっている歴史は真実とは限らない。その時代に権力を得た支配者が、自分に都合の良いように真実を捻じ曲げて定着化させるからだ。それ故歴史は時代を経るに従って新事実の発見があると定説が変化していく生き物とも言える。この本の内容は後世になって日本の歴史の定説に成り代わるような気がする。明智憲三郎氏は科学技術者ではあるが同時に、一流の歴史家であり文学者でもあると思う。是非多くの人が「本能寺の変431年目の真実」を読んで、歴史のロマンに触れてほしいものだと思う。

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夢のガン早期診断技術

たった1滴の血液でガンを簡単に早期診断出来る画期的な次世代診断システム開発プロジェクトのキックオフが発表された。NEDOが予算化し国立がん研究センターと企業が連携し100人規模5年間79億円で開発を目指すという。新しい診断原理は以下の通り。ガンは血液中にマイクロRNAを放出する。ヒトのマイクロRNAは2500種以上知られているが、各種のガンは夫々特異的なマイクロRNAを出す。予め各種のガンによるマイクロRNAをデータベース化しておき、血液からその特異的なマイクロRNAを検出すれば、ガンの種類や病態変化が分かるとのこと。対象とするガンは、胃、食道、肺、肝臓、胆道、膵臓、大腸、卵巣、前立腺、ぼうこう、乳房のガンと、肉腫、神経膠腫というからほぼ全てを網羅しているようだ。この開発が成功すれば、身体的に負担の少ない血液検査でガンの疑いがある人を見つけることが出来るようになり、早期発見によるガン克服の道が拓けそうだ。最近は遺伝子解析でもガンになり易い体質も分かるようになってきている。医学の進展は目覚ましい。開発の成功を願いたい。

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超スローボールの是非

大雨や猛暑の中で甲子園の高校野球が連日繰り広げられている。13日東海大四対九州国際大付属戦で、東海大四の西嶋投手の投げた超スローボールが話題になっている。その速度は何とスピードガンでは計測不能な50km台。130km台の直球と較べて80kmもの差がある。結局12個の三振を奪い快勝したが、その超スローボールに異議を唱えた元アナウンサーのツイッターが物議を呼んでいる。元アナウンサー曰く「ダメとは言わないが、少なくとも投球術とは言えない。こういうことやっていると、世の中をなめた少年になって行きそうな気がする」と。後日「なめた少年」については、使う言葉を間違えたと謝罪した。では果たして超スローボールは真面な投球術とは言えないのだろうか。ダルビッシュ投手は、最も難度の高い投球術だと言っている。兎角、高校生は正々堂々と勝負するのが良いと言われる傾向がある。元アナウンサーもその延長線で感じたのだろう。だが、それを言えば、バントは狡いし、盗塁は人を欺いていることになる。超スローボールもバントも盗塁も、それらを全てひっくるめて野球が成り立っている。元アナウンサーは寧ろ小柄な西嶋投手が知恵を絞って投げている部分を褒めるべきだったと思うのだが。

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次世代の学び舎

50年以上前に自分が卒業した学校の記事が日経に載っていた。その名は世田谷区立池尻中学校。この中学は当時創立されたばかりで卒業生がまだいなかったように記憶している。ところが10年ほど前に少子化の影響で廃校になってしまった。廃校の先駆けで、その時も新聞記事になっていた。誰しも自分の出身校には思い入れがあるものだ。自分が卒業した学校が無くなってしまうと、梯子を外されたような気分になる。寂しいものだ。だが日経の記事によると、わが母校池尻中学校が再生し生まれ変わっているという。勿論中学校としてではなく「世田谷ものづくり学校」としてだ。手作り体験や芸術鑑賞、ダンスやヨガ講座、クリエーターの活動場所、企業の会議室として使われ、地域で文化の発信基地として活用されているとのこと。何と次世代の学び舎を提案しているのだ。廃校という言葉には寂しさがあったが、再生し尚且つ次世代の学ぶ形の先駆けと聞き嬉しさが込み上げてくる。池尻中学校は、廃校にしろ次世代にしろ一歩先行く学校のようだ。何となく嬉しい。

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一念岩をも通す

いつも強い意志を持って生きたいとは思っている。「一念岩をも通す」とは、強い信念があればどんな困難でも成し遂げられる、という意味だが、その前に女が付いて「女の一念岩をも通す」となると、女の執念の強いことの例えになる。「女」が付くか付かないだけで、前向きに困難に立ち向かうのか、それとも後向きの執念に燃えるのか、と全く意味が違うことになるのは日本語の妙で面白い。だが今日言いたいのは勿論セクハラでもないし単なる言葉遊びでもない。日本と韓国の関係についてだ。光復節で朴大統領が演説するのに先立ち、取り巻きが柔軟な祝辞にするよう提言した。未だに日韓首脳会議が開かれていないからだ。ところが朴大統領はそれを一蹴し日本批判を繰り返した。しかも来韓していたローマ法王にも告げ口をしたようだ。先日朝日新聞が慰安婦問題は捏造であったことを認めた。そろそろ韓国も歴史を振り返り、現実を見つめ直し、未来志向に移る時が来ていると思うのだが。

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大統領に飲ませたい薬

当たり前のことだが、今更驚かされ、そして感動するニュースがあった。ユダヤ人とパレスチナ人からなる混声合唱団が今日から日本で公演するという。米エール大で音楽を学んだユダヤ系米国人が、音楽を通して平和の原動力になってほしいと一昨年に設立したようだ。メンバーは高校生でユダヤ人とパレスチナ人が半数ずつの30人。練習や対話を通して互いを理解するようになり「対立するどちらにも良い人も悪い人もいる」と話すようになったとのこと。来日を契機に日本の高校生とも交流をはかり、公演では東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」も合唱するようだ。まさに理想的に武力に頼らない方法で紛争を解決する世界を望みたいものだ。この合唱団の最大の功績は、合唱は別として「対立するどちらにも良い人も悪い人もいる」ということを、互いに認識したことだと思う。原理主義者や国粋主義者には「自分が正しく他者は間違っている」という基本思想しかない。自分たちの価値以外は認めない。それ以外を堕落とか不浄と見做す。この考え方では何処まで行っても妥協点はない。だが合唱団団員のように、ほんの一歩下がって「対立するどちらにも悪い人はいる」ということが分かれば物事は前進する。きっかけは対話だ。顔と顔を合わせ、意見を言い合えば必ず相手も気持ちが分かるはずだ。昨日のオバマに飲ませてあげたい薬でもある。

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汗をかく大統領がいれば

米国が人道支援のためイラク北部への空爆に踏み切った。オバマ大統領にとっては大転換だ。アフガンとイラクから撤退し、その後シリア国民を助けるためレッドラインを超えたら攻撃すると宣言したものの不発に終わった。元々オバマはアフガンとイラクからの撤退を公約に掲げ、平和的な解決を求めていたのだから、その信条からみれば当然の成り行きだったのだろう。しかし、その信条が、アフガンとイラクを混迷化させただけではなく、シリアを更に混迷化させ、それが元でイラクの凶暴な「イスラム国」を増長させてしまった。オバマは武力を用いず平和的に解決すると言って、確かに武力は用いなかったが、平和的解決のための汗はかかなかった。ガザもウクライナも同様だ。ただホワイトハウスに引きこもり、バカの一つ覚えのように経済制裁発言を繰り返すだけだった。平和は口先だけではやってこない。国務長官に丸投げせずに、オバマ自身が現地に飛んで汗をかいていれば、事態は大きく変わっていたはずだ。いまオバマは米国で最低の歴代大統領と評価されている。だが空爆に踏み切ったからといって、支持率が回復することはない。平和のために、口先でなく汗をかく大統領に生まれ変われば、自ずから支持率はいやでも上がると思うのだが。

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万引犯への対応あれこれ

25万円もする鉄人28号のおもちゃを万引きされた古物商が、犯行現場の写った防犯ビデオをモザイク付きで公開し「1週間以内に返却しないとモザイクを外し公開する」と犯人に迫った事件があった。この行為に対し、警察は犯人逃亡の恐れがあるので公開しないよう公開中止を要請。ある弁護士は、法で禁止されているリンチであり名誉棄損の恐れもあると言い、一般市民からは自衛策として理解出来るとの声もあった。そして期限当日店の前には多くのマスコミが詰めかけ、犯人の登場を待ったが現れなかった。以上が今日までの出来事だが、何か変だ。警察は何故公開中止を要請したのだろう。公開したからといって捜査に支障が出る訳がない。むしろ一般情報を集め易くなり捜査が捗るはずだ。弁護士の言い分は「盗人にも三分の理」と言っているようなもの。しかも名誉棄損となどとは開いた口が塞がらない。平和ボケも相当のようだ。最も変なのが現場で待ち構えていたマスコミだ。大勢のマスコミがカメラを構える中に、犯人が現れると思っていたのだろうか。現れたかもしれない犯人をマスコミが阻止した行為にも映る。しかもレポーターは、残念ながら現れませんでしたと報道する。マスコミは見識がなくなりダッチロール状態で、まるで質の悪いコミカルな寸劇の主役そのものだ。全てが狂い始めているようだ。

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サッカーの監督あれこれ

サッカー日本代表のアギーレ新監督が来日した。初会見では、過去の実績に囚われず自らの眼で選手を起用すること、ユース世代の育成にも注目していること、4年間のテーマのキーワードはコンプロミソ(義務、責任、約束)、基本陣形は4・3・3、と語った。中でも「選手の見極めは試合以外の行動も含めて見たい」と言った言葉が印象的だった。フォアザチームに徹する選手を起用するということだろう。どうやら日本人の気質にマッチしているようだ。ただ4・3・3への拘り具合が成否を分けるような気がする。一方話は変わるが、8月2日にJリーグ1位になったサガン鳥栖が尹監督を解任した。通常監督解任は戦績不良によるものが殆んど。首位を争うチームがシーズン途中に監督を解任するなど聞いたことがない。来季の契約条件が合わないことだと言われているが、本当のことは分からない。果たして鳥栖は優勝まで辿り着けるのだろうか。強いと強いのが当たり前で、何もしなくても強さが続くものだと勘違いしてしまうのが人間だ。盛者必衰。この解任劇はチームにも監督にもマイナスにしか働かない。もう少し頑張れば一皮むけて成長したろうにと残念に思う。

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初めてのお使い気分

今日から夏休みのプレゼントが始まる。小1になった孫が親元を離れ、今日から1週間我が家でジジババと暮らすことになった。孫にとってもジジババにとっても「初めてのお使い」のようなものだ。孫にとって躾けの厳しい親元を離れてジジババの家に来れば、ゆるい生活に浸り一時的には楽しいに違いない。一方ジジババも普段の生活とは違う若さに接して心も若返りそうだ。だが楽園とは言っても楽しいことだけではない。我が家は本来厳しいのだ。いや優しいとも言えるのだ。兎も角両方とも正解と言えると思っている。我が家では、自分たちの子育てでも同じだったが、決して甘やかしはしない。だからと言って厳しい訳ではない。一言で言うと、一線を跨ぐことは絶対ないが、出来る限り子供の言い分を尊重するタイプなのだ。緩いが枠がある、という環境の下でこの夏に孫は何を学ぶことになるのだろうか。1週間後に成果を発表出来ると良いのだが。

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偽政治家の証明

69年目を迎えた広島平和記念式典で安倍首相が挨拶した内容が去年と同じではと取り沙汰されている。去年の天気は晴れで今年は雨。従って「蝉しぐれが今もしじまを破る」が無くなっただけだと揶揄されている。毎年行われる行事で、しかも同じ人がスピーチするのだから内容が同じになるのは致し方ない。だが、コピペは頂けない。と思っていたら、何と長崎の式典でもコピペのオンパレード。68周年が69周年に替わっただけというから、被爆者の落胆も相当のようだ。二度も同じように人の心を逆撫ですることを無神経と言う。節操がないとも言う。そういう人なのだろう。そこでフッと思った。安倍のスピーチライターは誰なのだろうかと。勿論安倍自身が作成するはずがない。内閣副官房長官の加藤か杉田か世耕だ。自分の見るところ、加藤は策略に長けるが世耕は言い回しが上手い。世耕の仕業に違いない。去年は熟考して書いたが今年はもう何も浮かばない、こんなところだろう。草案を書いた世耕に緩みが有り、去年との違いも分からない安倍には世耕以上の緩みがあったと見るべきだろう。政府から見れば、平和式典とはその程度のものということが見え見えだ。コピペは偽博士を作るだけではなく、偽政治家をも作ることを証明したようだ。

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法律の誤り

アグリフーズ農薬混入事件の被告に判決が出た。求刑懲役4年6月に対し懲役3年6月。裁判長は弁護側の一罪を認め懲役4年となるところを、反省の態度もあるとのことで半年減刑し懲役3年6月の判決を下した。この事件の犯行理由はボーナスが減らされたこと。事件の影響は、健康被害者が約3千人、会社の損失58億円、製品回収630万個、そしてパートを含む契約社員解雇数百人と正社員のリストラ。犯意と被害の差がかけ離れているのが特徴だ。被告は控訴しない意向とのことで刑事裁判としては一件落着したようだ。だが会社は大損害し働いていた人たちは生活を奪われた。これから民事に移り損害賠償を求める訴訟を起こすことになるようだ。しかし被告には賠償能力があるとは思えない。結局被害者たちは泣き寝入りすることになるのだろう。不合理だと思う。裁判所は刑事と民事を分けるが、被害者は被害を分けて被る訳ではない。刑事裁判でも、被害者への影響も考慮して判決を下すべきだと思う。そうすれば間違っても被告の反省態度で減刑するなどありえない。むしろ増刑になるはずだ。被害者も少しは溜飲が下がるはずだ。法律の基本思想そのものが間違っているとしか言いようがない。

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木を見て森を見ず

政府は水素で走る次世代エコカー「燃料電池車」の購入時に300万円の補助金を支給することを決めたらしい。燃料電池車は水素と酸素を反応させて発電してモーターを動かす車で、排ガスはクリーンな水だけと言うのが謳い文句だ。一見地球に優しいクリーンな車に思えるが、本当にそうなのだろうか。燃料となる水素は現在工業的には石油から作られている。ところが同時に大量の二酸化炭素を生成する。車はクリーンでもトータルでみると温暖化ガス発生の塊となるシステムで、とても地球に優しい代物ではない。更に水素は空気中の酸素と激しく反応し爆発を起こす。万一衝突事故により水素が多量に放出されれば、炎上ではなく爆発だ。トンネルや密閉された車庫などで漏れて溜まれば、これも爆発の危険がある。ガソリンスタンドとなる水素ステーションは地雷が埋めてあるようなものだし、車は走る爆弾とも言える。安全・安心の面からも燃料電池車など作らない方が良い。いわんや補助金まで出して推進するなど狂気の沙汰としか思えない。「木を見て森を見ず」の典型例と言えるだろう。

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夏の風物詩は風鈴

夏の風物詩は風鈴。清少納言ではないので、正確に言うと「風鈴は夏の風物詩」だ。以前テレビで火箸風鈴の出所由来を見聞きしたことがある。それ以来、かねがね出来る事ならば京都の火箸風鈴を手に入れ、その音色を直接聴いてみたいものだと思っていた。だが関東に住む者にとっては高嶺の花。届くはずがないことは分かっていた。今日は偶々近所の東急ハンズに行くことになった。季節柄、店先には数多くの風鈴が下げられていた。だが屋内なので風はなく鳴っていない。それでもガラス、磁気、金属と素材は豊富だ。手当たり次第鳴らしてみた。金属が素晴らしい。南部風鈴との表示がある。その中で最も鈴虫のように澄んだ音色の南部鉄風鈴を買うことにした。早速我が家の外の何処かに取り付けることにした。ところが今日は強風。しかも風鈴を吊り下げる場所もない。敢えてどこかに取り付けても鳴り過ぎる。そこで閃いた。洗濯バサミに連結させてカーテンレールに吊るせばと。これが大当たりだ。風の強さ次第で、何処にも移動できる。風流な音色も取り付け次第だ。今日は音色をコントロールしたと思わず微笑んだ次第。少し嬉しかった。

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STAPという名のオセロゲーム

ショッキングなニュースが流れた。理研の笹井副センター長が自殺。小保方氏のSTAP細胞論文発表以後、学術界やNHKなどのマスコミからも相当叩かれ日本中を敵に回したことに耐えられなかったのだろう。お悔やみ申し上げる。笹井氏は再生細胞研究の第一人者であり、論文執筆の天才とも呼ばれ、センター全体の資金調達でも能力を発揮した実力者だったらしい。でも今分かっている事実は、STAP細胞が存在するのかしないのかは不明で、論文の多くに不正が存在するということだけだ。笹井副センター長は、小保方氏の持っているデータを基にネイチャーすらも認めざるを得ない論文を作成した。そして論文は通ったものの、今はそのデータの信憑性が問題視されている。データの提供は小保方氏で、笹井氏はそのデータに基づいて見栄えがするようアレンジしたに過ぎない。そしてその時笹井氏は何故小保方氏のデータを検証しなかったのかと問われている。だが普通の論文であればこうだ。まず原石を発見した人がいるとする。発見する能力と論文を書く能力は比例するとは言えないので、書く能力がなければ長けた人が手助けをする。しかし論文を書く能力のある人は、与えられたデータが論理的かつ科学的に整合性があるかを確認する。科学的整合性が無ければ手助けをするはずがない。多分笹井氏は実験データにまでには遡らずに、論理的に検証したに違いない。それのどこが悪いと言えるのだろうか。例えば大学の研究者が、赤外線分光法で物質を同定しました、という事を聞いて、それを一々疑いデータを見せろという教授はいない。一方大発見をしたかもしれない小保方氏がコピペをしたからと言って、研究の不正と決めつけることも出来ない。コピペを否定してしまえば今の学術界全体を揺るがすことになるのが現実だ。真実は一つしかない。小保方氏の証明次第では、黒が白にひっくり返る。まるでオセロゲームと同じだ。関係者はオセロゲームの真っただ中にいるようだ。

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地方分権は進んだが

地方議員の質の劣化が激しいようだ。兵庫の号泣県議は言うに及ばず東京のセクハラ都議など、話題に事欠かない有り様だ。今度は話題のセクハラ都議が錬金術師も兼ねたというニュース。政党支部への寄付金は税額控除の対象となり後日還付金が戻る制度を悪用した。まず自分の議員報酬を自分の政党支部に寄付をする。その金は報告義務がない金額で使ってしまったと報告すれば何に使ったのか分からない。確定申告で寄付と申告すれば控除となり還付金が戻ってくる。500万円寄付すれば150万円が還付される。まさにセクハラ都議は錬金術師でもある。2000年に地方分権一括法が施行され、中央集権から地方分権に大きく流れが変わった。その分地方議員の役割や責任が飛躍的に拡大し、1人当たり数百万円の政務活動費も支給されるようになった。地方議員は議員報酬と政務活動費という2つの財布を持つことになったが、この政務活動費の実態は誰にも分からない。政治活動に使うか個人的に使うか、それは議員次第ということだ。地方分権は進んだが、同時に悪徳行為も地方に拡散したようだ。そろそろ地方議員の質も量も見直す時期が来ている。選挙時に候補者の詳細情報が分かるようなシステム作りも必要だ。

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アウトブレイク

西アフリカでエボラ出血熱がアウトブレイクしている。十分な訓練を受け、適切な防御装備を備えていたはずの人々が感染しているので、特別に感染力が強い特異なウイルスなのではないかと言われている。エボラ出血熱にはワクチンや確立された治療法がなく、隔離して治まるのを待つしかないのが現状のようだ。エボラ出血熱に罹ったヒトの生存者から得られた血清を投与することが、現在エボラ出血熱に対する唯一有効な治療法とされている。ニュースによると、米国人医師が少年の命を助けたが自ら感染してしまった。するとその少年と家族は、少年の血清を提供し助けてくれた医師の命を助けたいと申し出たとのこと。その血清が医師に投与され快方に向かいつつあるとのこと。惨い環境の中にも心温まるものが存在するようだ。それにしても世界の対応は遅い。WHOはこれから緊急会議を開き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかどうかを判断するとのこと。日本政府は渡航注意のアナウンスすらもしていない。アウトブレイクがパンデミックにならないよう祈るしかない。

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このブログが続く理由の一つ

数年前近所の廃屋が燃えた事件があった。その後我が家の前の古い家が無人になり放置されたので、いつ付け火に遭うのかと不安で堪らなかった。昨年の風台風で住んでいない家の瓦が飛ばされ近所迷惑だからと取り壊した大家さんもいた。こんな経験は誰にもあるはずだ。それくらい無人の古い家が点在しているのが今の日本。現在全国の空き家は過去最高の820万戸に達し、住宅全体の1割以上を占めている。何と10軒に1軒は空家なのだ。しかも廃屋に近い状態で放置されているのが現実だ。無人の家は、火災が起きたり犯罪の温床になる。何故取り壊さないのか不思議だった。最近マスコミも騒ぎだし、それにはそれなりの理由があることが詳らかになった。諸悪の根源は税制なのだ。土地に家が建っていれば固定資産税が6分の1に軽減されるという特別措置法だ。40年以上前の高度成長期に宅地化を進めるための法律がゾンビのように生きている。やっと国が動き、自治体が危ないと判断した空き家を軽減の対象から外すことを検討するとのこと。世間が本腰を入れて騒ぎ始めると国は動き出す。全体が悪い状況に陥らなければ何もしない。それが行政のやり方だ。受動的にしか動かない。能動的に動けるのは国民しかいない。理想や不満は発しなければ何も変わらない。斯くしてこのブログは続くことになる。

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医師に見放されたAIBO

愛犬AIBOが医師に見放され風前の灯だという。ロボットといえども飼い主に懐いている。飼い主が可哀そうと思う。ソニーは同業他社が黒字転換している中で未だに赤字から抜け出せない。NYも旧本社も現本社も売却したが、赤字が埋まらない。平井社長は構造改革と叫んでいるが、事業や財産の売却と人員削減しかしていないので先が見えてこない。ソニー債は東電以下の格付けに成り下がってしまった。平井は最近ソニーの技術を潰してしまった出井元会長を担ぎ出そうとしているようだ。ソニーの技術が潰滅的な今、出井に擦り寄るのは逆説的に正しいことになるのかもしれない。毒喰わば皿まで、ということだろう。ソニーは1999年にロボット犬AIBOの販売を開始し2006年に生産を終えた。しかし、永遠のペットを売りにしていたこともあり、その後もメンテ業務は今年の春まで続いていた。そのメンテすらも平井が止めてしまった。これは単に事業のリストラによるアフターサービスの終了ということではない。愛玩ロボットはある意味で生き物だ。生き物の命を絶つ行為と言える。同時に飼い主の心まで傷付けることになる。飼い主は反省する。もう二度とソニー製品を買うものかと。WIN-WINは商売の秘訣だが、LOSE-LOSEは会社破壊の常道だ。ソニーの崩壊は着実に進んでいるようだ。

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