鼻出しマスクで受験失格

昨日書いた共通テストでの鼻出しマスクの受験失格についての続き。報道では「鼻出しマスク不可の指示に従わなかったから」とされているが、実際はかなり違うようだ。JCASTニュースによると、真相と覚しきものはこうだ。今回失格となった受験生は、最初から鼻を出したままマスクを着けて試験を受けていた。科目ごとに試験監督が注意したが従わず、6回目で「次に注意された段階で無効になる」と告げた。試験監督は受験生が鼻出しマスクの理由を言わなかったとしているが、周りの人は「眼鏡が曇るから」と言うことを聞いている。しかし、受験生は7回目も従わず、不正行為と認定され、試験途中で退室を求められた。でも、受験生は抵抗して動かず、スマホで試験監督を動画に撮り始めた。その結果、他の受験生たちが教室を移動することになり、テスト開始が5分ほど遅れた。この受験生は40代で、不正を告げられると会場内のトイレに閉じこもり、駆け付けた警察官に逮捕されたという。これをマスコミが一部を切り取って「鼻出しマスクで失格」と報道すること自体が間違っている。問題として、高がマスクの付け方で失格にして良いのか、また、その後の受験生の行為に落ち度は無いのか、を取り上げるべきだったと思う。マスコミ報道を安易に信じてはいけないという教訓を再認識した。

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大学入学共通テストの汚点

今年度から大学入試センター試験に代わる大学入学共通テストが始まった。「暗記」から「考えて答えを導く」方式への転換だ。2022年度から高校で導入が始まる新学習指導要領では、主体的・対話的なアクティブラーニングで思考力・判断力・表現力を育成しようとしている。それに対応させるための転換だ。共通テストの二枚看板は、記述式問題と英語民間試験だった。だが、今回は共に見送られた。記述式問題は採点に難があり、英語民間試験は公平さに欠ける問題が指摘されたためだ。今回は所謂見切り発車だ。でも元々大勢が受ける共通テストに記述式問題はそぐわない。記述式は各大学での最終選考で用いるべきものだと思う。また、採点にベネッセが採用されたが、下村元文科相への賄賂も取り沙汰されている。さて今回のテストでは4件の不正があったという。定規の使用、カンニングペーパーの使用、試験終了後のマークシートへの記入、マスクから鼻を出してた、の4件だ。マスクから鼻を出して試験を受けるのは、マスクの正しい着用を義務付けた受験上の注意に反するとのこと。試験監督者からの再三の指示に従わなかったとして不正行為と判断されたという。マスクから鼻を出しただけで、一受験生の一生が左右された。有ってはならないことが、初回に起きてしまった。この試験監督者は自粛警察官なのかもしれない。文科省はこの受験生の救済を図るべきだ。

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間違いだらけのコロナ対策

立憲民主党が新型コロナウイルスの感染者に対応している医療従事者や介護事業所の職員らに対し、最大20万円の慰労金を再給付する法案をまとめ国会に提出するという。感染が蔓延した今になって今更、お金で人を動かせるとでも思っているのだろうか。発想は菅政権と同根で、我が手は汚さずお金で済まそうとする魂胆だ。既に慰労金では解決しないことが何故分からないのだろう。熟々情けなくなる。一方、菅首相は就任以来初めて誰とも面会せずステイホームを決め込んだとか。でも、決して感染防止のためではないだろう。最早ヤルコトナスコト批判の対象になっているのに耐えかねたからに違いない。所謂引きこもりと言える。愛知県では、高齢者がモーニング会食でクラスターを発生させているというニュース。何故会食を目の敵にするのだろう。問題は会食のやり方にあるのに何故気をつけないのだろう。政権も野党も国民までもが、レームダック化し迷走している。今こそ日本には救世主が必要だ。志ある政治家は今こそ手と声を挙げるべき時だと思うのだが。

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人出抑制の阻害要因

感染防止のため5人以上の会食はダメと呼びかける首相や政治家が多人数での会食をしたことが、緊急事態宣言による人出抑制の効果を阻害していることは間違いない。でも、阻害要因はそれだけではない。思いつく儘に挙げてみる。医療崩壊を叫ぶ医師会長らが関わる病院はコロナ感染者を受け入れていない。有言実行ではないから発言に信憑性が感じられない。飲食店が感染のピンポイントだとして、ランチまで悪者にしているが、政府やマスコミは何故飲食の何処が悪いのかを伝えない。一向に人出が減らない緩い緊急事態宣言。それを最終手段と有り難がる信用のおけない首長たち。午後8時の外出自粛ならばと昼飲みに走る若者たち。緊急事態宣言を要請しない福岡県に強要し、要請する熊本県を爪弾きした政府の思惑を見抜く人々。緊急事態宣言をこれ以上拡大させないとして益々事態を混乱させる菅が新たに創作した準宣言区域。緊急事態宣言は私権を侵すから極力出さないと言いながら、特措法に刑事罰を科す愚を犯す政府への反抗心。入国拒否宣言をしながら実習生らを例外として受け入れる政府の農業政策などの一貫性の無い政策。誰が見ても実現不可能なのに、未だに東京五輪開催を叫ぶ首相を始めとする利害関係者らの詐欺的演技。首相権限を最大に生かしコロナ対策で蛮勇を奮えるチャンスなのに、全く無策で無能な首相への絶望感。政府の無策をチャンスに出来ず、代替案も出せず沈黙を続け、いざという時当てにならない枝野ら野党。結局、言葉だけが上滑りしているコロナ対策に映る。

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不老長寿の妙薬

東大などの研究チームが、加齢関連疾患の原因となる老化細胞だけを除去する薬剤を発見したと米科学誌サイエンスに発表した。細胞はストレスを受けると老化細胞へと変化し、加齢とともに体内に蓄積され老化が始まる。でも、老化細胞を除去すると、加齢現象・老年病・生活習慣病が改善することを証明したという。以下は時事通信の記事「東京大医科学研究所の中西真教授らは、老化細胞の生存に必要な遺伝子を探索し、GLS1というグルタミン代謝に関する遺伝子を見つけた。更に、GLS1が老化細胞を維持していることも分かった。そこで、GLS1の働きを止める阻害剤を老齢マウスに投与したところ、さまざまな臓器で老化細胞が除去され、腎臓や肺、肝機能などの低下が改善。動脈硬化や糖尿病などの症状にも改善が見られた」。要はGLS1阻害剤で老化細胞を除去すれば、あらゆる病気の大元が取り去られ、健康体に生まれ変わるという訳だ。不老長寿の妙薬とまでは行かないまでも、人類を含めた生き物にとっては福音だ。iPS細胞と双璧を成す日本発の人類を救う技術になるかもしれない。日本の技術畏るべし。

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