「内閣情報調査室」という本

北海道で安倍首相の参院候補応援演説中に「安倍帰れ」とヤジを飛ばした人が警察官によって排除された動画が流れた。そのヤジによって安倍のスピーチが中断された訳でもないから公選法違反には当たらない。単なるヤジだ。では何故警官が?と考えると思い当たる節がある。2年前の秋葉原で「安倍帰れ」コールに対し、安倍は「あんな人たちに負けるわけにはいかない」とやり返して大敗した経験がある。失敗を糧として、事前に警察に排除指示をしたと考えれば腑に落ちる。秋田では、現職知事が非国民だと非難されているという。自民系知事だが防衛省のイージス・アショア設置調査の杜撰さを批判し、岩屋防衛相に頭を下げさせた。安倍は身内には甘いが、歯向かう者は徹底的に攻撃する性分だ。官邸組織を使って「非国民」の噂を流し、抹殺しようとする魂胆だと勘ぐると、妙に納得する。これらは単なる個人的な勘ぐりだが「内閣情報調査室:今井良:幻冬舎新書」を読むと、限りなく真実に見えてくる。官邸による国家機構私物化が進んでいるのは間違いなさそうだ。

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売り言葉に買い言葉

トランプが民主党の非白人女性議員4人に対し「米国が嫌なら出て行け。お前らの世界最悪の腐敗した祖国を立て直してからものを言え」と息巻いている。4人の女性は、プエルトリコ系、元ソマリア難民、黒人、パレスチナ移民の子。米下院は「人種差別だ」との非難決議を賛成多数で可決するところまで発展した。確かにトランプの言動には目に余るものがある。大統領としての品格に欠ける。ヒトとしての常識を持ち合わせていない。大統領失格であるし人間失格だ。報道ではトランプの言動だけがクローズアップされている。でも、トランプが怒り狂うには訳がある。この4人は民主党の中でもトランプ氏の弾劾を主張する急先鋒で、民主党執行部とも軋轢が生じていた。その4人が「国境を開放して不法移民を全員受け入れろ」と過激な主張したことに対するトランプの反撃だったのだ。人種差別と非難されても、トランプが前言を翻さなかったのも少しは肯ける。売り言葉に買い言葉。他愛の無い子供の喧嘩。でも、こんな大統領で米国は大丈夫なのだろうか。他国の事ながら心配になる。

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投票することの価値

参院選が盛り上がらない。盛り上がれば浮動票が加算され野党優勢となり、盛り下げれば自民圧勝のパターンが常。だから自民圧勝になると思う。それにしても、気になるのが投票率だ。国政だろうが市政だろうが、投票率は下落の一方だ。最早政治家に期待出来ないという気持ちは良く分かる。でも、投票しないことには世の中は変わらない。そんな折毎日新聞の記事が面白い。投票する事の価値を訴えている。1票の価値はベンツ1台分の570万円だという。根拠となる数式は、予算×任期÷選挙登録者数。計算方法は他にも色々ある。社会保障費で計算すると、現役世代で54万円、高齢者世代で約228万円とのこと。極めて重い1票の価値だ。こんなことを思いながら、期日前投票に行ってきた。意外とがら空き。スムースに投票出来たが、一方で気になったことがある。日本の選挙は何故記名式なのだろうかと。ひらがな候補が多すぎる。ひらがなはイメージが湧かない。立候補者が薄っぺらにみえる。識字率世界一といえども、誤字脱字による無効票が多発する恐れがある。前もって候補者名をプリントした投票用紙にチェックを入れる世界レベルの方式に変更した方が、集計も簡素化されるし無効票も減るはずと思う。でも、日本の政治情勢を考えれば、記名式に落ち着かざるを得ない。それ程頻繁に、かつ突然に無意味に選挙が行われるということだ。選挙は方式も含め、政治家のためにあるということを実感した次第。あぁ選挙。

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AIとヒラメキ

プロゴルファーのドライバーで最近目立つのがキャロウェイFLASHだ。ドライバーは飛びが命。特長はフェイスの形状にある。従来は反発を大きくするために、如何に薄くするかがキーだった。でもFLASHの形状は全く違う。裏面が左右非対称で波打つ独特な凹凸になっている。AIが導き出したという。通常、人が設計・修正を行う場合は10回程度しか出来ないが、AIは1万5千回も繰り返し、人にはとても思いつかない形状に辿り着いたとのこと。その性能がプロに認められたのだから本物だ。話は変わるが、レンズの世界でも大進歩があったようだ。レンズの収差は大昔からの問題で未だに解決されなかった難問だ。解像力を上げるため口径を大きくすると、焦点が1点に集まらずぼやけてしまう。これを球面収差という。これを解消するために何枚ものレンズの組み合わせで凌いできた。ところが、メキシコ国立自治大学博士課程の学生が、研究中にヒラメキで解決したという。そのレンズ断面はきれいな球面ではなく、ユラユラ揺らいだ型になっている。何か形のイメージが似ている。AIと人のヒラメキが従来の延長線上ではなく同じような所に到達したことが興味深い。

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テレビは信ずるべからず

覚せい剤取締法違反容疑の男が、今月9日車で逃亡するのを止めようとした警察官に傷を負わせ逃亡した。だが、未だに捕まっていない。テレビでは連日元国会議員秘書が逃亡中と報道している。不思議なことに、どの局でも、元国会議員秘書と言うだけで国会議員の名前を公表しない。国会議員に罪は無い。公表しても何ら差し支えは無いはずなのだが。どの局も同じということが、とても気になる。一方、ネットでは国会議員とは野田毅だという情報が飛び交っている。テレビとネットの差は何なのだろうか。テレビでは、番組中に政権批判をすると自局の政治部長が真っ先に怒鳴り込んで来るという。政治家のご機嫌を損ねるとオフレコ取材がやりにくくなるからとのこと。テレビが権力者に制圧されている証と言える。ましてや、今は参院選挙中。権力者による締め付けは増すばかりだ。国境なき記者団による報道の自由度ランキングで、日本は180カ国中67位で、先進7カ国では最下位。テレビは信ずるべからず。

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