中国人と日本人が考える「自由」の違い

Newsweekが「中国人が考える自由」と「日本人が考える自由」の違いを伝えている。中国のインフルエンサーが山梨県のローソン河口湖駅前店の入り口で撮影したダンス動画を投稿したことが、日中間のSNSで論争になっているとのこと。日本のネット上で「迷惑行為」として非難が殺到し、インフルエンサーは早朝で実質的な迷惑はかけていないと弁明したが、反発は収まらず、最終的に動画を削除した。これが切っ掛けで公共マナーと「自由」をめぐる論争が始まった。中国のネットユーザーは「日本は過剰なルールに縛られた不自由な国」という見方が大半を占め「政治批判の自由を除けば、中国のほうが日本よりもはるかに自由」という言説が広く支持を得たという。でも、言論の自由が無い中国が「日本よりも自由だ」と言えるだろうか。日本では「ルールがあるからこそ自由がある」という常識が培われてきた。自分がやりたいことをやるのは、自由ではなく、放任、無秩序にすぎない。政治批判の自由は、全ての自由の土台だ。経済や移動、信教、学問、知る権利、表現、これら全ての自由は「政治批判の自由」という強固な盾に守られているのだ。何時になったら中国人は「本当の自由」を得ることが出来るのだろう。

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政治家は何故男系男子に拘るのか

昨日このブログで「日本が男系男子に拘るのは、単に時代遅れの考えに囚われているからに過ぎないのでは」と述べた。でも、よくよく考えると、時代遅れではなく、時代を引き継いでいるからなのだろうという結論に至った。勿論、時代を引き継いでいるのは歴代の権力者だ。我々日本人が習う歴史では、代々の天皇は自ら力を振るったこともあったが、殆どが時の権力者に利用されてきた。藤原道長はその典型だし、近代では大久保利通だ。明治維新は、下級武士が天皇を錦の御旗として利用した典型例と言える。その政治利用が太平洋戦争へと導き、現在に至っている。大久保利通を高祖父とするのは麻生副総裁だ。自民党の領袖には、天皇を政治利用する血が流れていると言えそうだ。殆どの保守系政治家は時の領袖に従う。勿論独自の見識など皆無だ。そう考えると、男系男子に拘るのが見えてくる。愛子天皇が実現してしまえば、天皇制が民主化されてしまう。領袖たちは、民主化を最も恐れている。利権が無くなるからだ。それを唯々恐れているに過ぎないのだ、というのが結論だ。

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皇室典範改正前に国民レベルの議論を

衆参両院の正副議長が皇族数確保に向けた「立法府の総意」案を公表した。「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ」「皇室典範で禁止されている皇族の養子縁組を可能にする。その対象は旧11宮家の男系男子を対象とする」で、どちらも「了」として示した。一方で、国民の6割以上が愛子天皇を望んでいるが、立法府は国民の総意を無視した。政治家の多くは「皇位継承は父方に天皇の血を引く男系男子に限る」としている。しかし、そう定めた皇室典範が出来たのは約150年前の1889年だ。継体天皇の時代から約1500年経ったが、長い歴史のほんの一部に過ぎない。この間、女性天皇が8人いた。それも男系の中継ぎのためではない。「男系男子のみで繋いできた伝統」というのは荒唐無稽と言える。西欧も昔は男系男子に限られていたが、現在は絶対的長子相続制になっている。日本が男系男子に拘るのは、単に時代遅れの考えに囚われているからに過ぎない。立法府はお茶を濁すのでなく、国民レベルでの議論を喚起すべきだと思う。

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サッカーとフットボールの違いは

もうすぐサッカーのFIFAワールドカップ2026が始まる。今から60年頃前、大学の英語の授業で、米国人講師が「サッカー?フットボールのことか?」と疑問を呈し、会話したことを思い出す。トランプも2026年ワールドカップ抽選会で、この競技こそ「フットボール」と呼ばれるべきだと述べたという。米国人だけではない。世界の一部では「サッカー」という言葉を敬遠するファンもいるらしい。今を時めくFIFAとはFederation Internationale de Football Associationの略で、国際サッカー連盟を意味する。FIFAはFISAではないのだ。そもそも、サッカーとフットボールの違いは何なのだろう。サッカーの起源である「アソシエーション・フットボール」という言葉は、ラグビー・フットボールと区別するために1863年に作られた。当時の英国の大学生たちは、言葉を省略して「-er」を付け加えることで独自の俗語を作っていた。「ラグビー」は「ラガー」となり「アソシエーション・フットボール」は「assoc」と略され「サッカー(soccer)」という俗語になったとのこと。一時英国ではサッカーという言葉が持て囃されたが、米国でも人気になり、その反動で英国はフットボールに先祖返りしているという。そして今は米国も。サッカーだけに、ボールが蹴られ行ったり来たりしているようだ。

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乗り上げブロックは違法なの?

古い街では道路と建て替えた家の間に段差があるのは当たり前なのだが、異常に感じる。昔自治体が設置した側溝のブロックが残っているからだ。都市計画法では、家を建て替える場合、道を4m幅にするためにセットバックが求められている。だからセットバックする。でも、側溝のブロックは、そのまま残る。折角道幅が広くなったのに、実質的には広くならない。何故このようなことが起きるのだろうか。しかも、そのブロックを取り除くと、後日復旧するための費用義務が生じるというのだ。実際的に側溝のブロックの段差は不便だ。その不便を解消するため乗り上げブロックを設置する家は多い。でも、今度はその乗り上げブロックが違法になるという。道路上に置くことは道路法43条で禁止されている。違反者には1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科される可能性があるという。おかしくはないか。自治体の怠慢なのに、違法として罰金が課されるのだ。我が家の周辺は、戦時中に爆撃されず、昔のままの狭い道が残っている。だから、一層矛盾を感じるのだ。

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