グレーなフェイクニュース

日経42面の見出しに「ゲノム食品、表示義務なし、消費者庁はリスク、品種改良と同等」にはビックリした。あれ程問題視されていた遺伝子組み換え作物が、知らぬ間にシラッと解禁されてしまったのかと思ったからだ。記事によると、ゲノム編集技術で開発された食品は食品表示を義務付けない。厚労省は10月1日より安全性の審査をせずに届け出制にし、違反しても罰則を科さない。これは一夜にして大変な事になると感じた。先日安倍首相が米国産遺伝子組み換えトウモロコシを大量に購入するとトランプに約束した事に対する厚労省の忖度かとも思った。ところが、調べてみるとゲノム編集と遺伝子組み換えは少し違う。ゲノム編集には2種類ある。狙った遺伝子を切ったものと遺伝子を加えるもの。前者は自然に起きる突然変異や育種改良によるものと科学的に区別がつかない。後者は遺伝子組み換え食品の規制対象で表示が必要。結局、今回の厚労省の方針の対象は前者のみのようだ。それにしても、この記事は紛らわしい、不親切だ、読者に誤解を与える。新聞記事の体を成していない。記事をハショリ誤解に導くのであれば、寧ろ掲載しない方が良い。限りなくグレーなフェイクニュースに映る。

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今井政務官という不安

台風被害の千葉県では、今井政務官への不安が広がっているという。政務官の正式名は大臣政務官。2001年の中央省庁再編で政務次官が廃止され、その代わりに副大臣と政務官が出来たとのこと。知らなかった。大臣政務官は、副大臣の下で、大臣補佐官と事務次官の上と位置付けられているというから要職のように見える。でも官僚からは「省庁の盲腸」と揶揄されているから、無味無臭無害な存在なのだろう。でも、防災の政務官は問題だ。大災害時に何の役にも立たない政務官では困る。情報伝達と指示下達の回路を一々通さなくならなくなり、寧ろ役に立たないどころか、足を引っ張る存在になる。それを地で行っているのが今井政務官らしい。気になり調べてみると、今井絵理子政務官の職務は、防災、原子力、宇宙開発、男女共同参画、科学技術・イノベーション、総合科学技術・イノベーション会議、日本学術会議、遺棄化学兵器処理、原子力委員会、原子力発電施設等立地地域振興、日本医療研究開発機構・医療情報基盤、宇宙開発戦略推進、宇宙開発戦略本部、宇宙政策委員会、知的財産戦略推進、知的財産戦略本部、男女共同参画の17も重要分野を担当している。あの進次郎でもこなせそうもない。舛添前都知事は「冠婚葬祭要員だ」と言っている。千葉県民には実害の上に更に今井政務官という不安がのし掛かっている。

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「まぬけ」から「とんま」まで

台風15号による千葉県の大停電と断水が、未だに続いている。台風は天災だから、その被害の大きさを嘆いても仕方ない。でも、対応の如何によっては、被害を低減出来るし、復旧も迅速に出来ることもある。だが、この台風15号の復旧については、行政が対応を誤ってしまったように思う。まず千葉県の対応が遅すぎた。森田健作千葉県知事は被害を予想出来たのに、県下の被害結果の集約を待ちわびていただけ。非常事態に県職員を現地に派遣して現状を知ろうとしなかった。要するに危機感のない「まぬけ」を露呈してしまった。官邸は新閣僚発表の真っ最中。台風どころではない。対応は後手後手に回ったが、菅官房長官は、何と「官邸は迅速に対応している」と宣った。高圧的に言えば、臭いものに蓋が出来るとでも勘違いしているのだろう。更に安倍首相は、何と防災政務次官に今井絵理子を任命した。SPEEDの歌でも歌えば、物事が解決するとでも思っているのだろうか。「すぼけ」と言える。蛇足として、あの福島原発事故発生後の対応副戦犯である菅が「対応が遅すぎる」と批判した。鰻重に山椒ではなく七味唐辛子をかけるような「とんま」なコメントであった。

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幻となるかMGC

MGCの成功の証はテレビ視聴率に表われている。男子レースが16%で、女子レースも14%。しかも、中村がトップゴールを迎える場面では何と24%に達したという。要因は、選考方法の分かり易さと、一発勝負ゆえ生まれた数々のドラマと、選手たちの緊張感が伝わってきたことだろう。日本マラソンの復活を掲げ、折角盛り上がったMGCなのに、次回の2024年パリ五輪の選考ではMGCの存続が危ぶまれているという。問題は大会のスポンサーとテレビ局だ。日本のマラソン大会は、大会毎にスポンサーとテレビ局が決まっている。しかも解説者まで紐付きになっている。声の大きさで言うと、スポンサー、テレビ局、日本陸連の順になる。陸連によると、今回のMGCは東京五輪だからという理由で、特別にスポンサーとテレビ局に配慮して貰ったものだと言う。次回がパリでは説得出来そうもないと言う。陸連は何を考えているのかと疑ってしまう。MGCの目的は、日本マラソンの復活だったはず。目的を達成するために、障害物を取り除くのが陸連の仕事だ。仕事をしないから、今日の日本マラソンの弱体化を招いていることを再認識すべきだと思う。

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悩むな!大迫

MGCで優勝候補に挙げられながら3位に終わり、東京五輪出場の内定が獲れなかった大迫が迷っているという。出場資格の残りは、国内最高タイムを保持した者。現在は日本記録保持者の大迫が該当している。残りの大会は、福岡、東京、びわ湖。来年3月の東京マラソンは高速コースだがら、実力者が集中するはずだ。設楽、井上が大迫のタイムを上回り日本記録を出す可能性はある。今年の大迫は調子が今一で、今年の東京マラソンでは途中棄権している。すでにピークを超えてしまったのかもしれない。そこで、大迫は悩んでいるようだ。来年の東京マラソンを欠場し他選手が日本記録を達成しないことを祈るか、あるいは出場してライバルに打ち勝つか。だが、もしライバルに日本記録が出ずに、かつ大迫が惨敗しても大迫は出場権を手に入れることが出来る。でも、惨敗の大迫を気持ち良く五輪へ送り出してくれる人はいるだろうかと。悩むことはない。運を天に任せるべきではない。大迫は来年の東京マラソンに出場すべきだ。タイムなどどうでも良い。1秒でもライバルに勝つことだ。もし負けたとしても自分に納得がいくはずだ。悩めば悩むほど調整時間が無くなり取り返しがつかなくなる。決断は今だ。

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