郵便局の存在価値を高める施策を

郵便局網の維持を目的に、国費による支援を行う改正郵政民営化法が参院本会議で可決、成立した。来年度から、国が年650億円規模の交付金を支出することになる。日本郵政の郵便・物流事業は3期連続で営業赤字に陥っている。25年度は118億円の赤字で、26年度には1040億円、28年度は最大1730億円の赤字が見込まれている。でも、少子高齢化もデジタル化に伴う郵便物の減少も、当初から分かりきっていたことだ。元々民営化後に郵便局の全国一律サービスを維持すること自体が無理な相談だった。郵便・物流事業の民営化は、そもそもが間違っていたのだ。一方で、郵便局数は約30年前から変わっていない。民営化した努力が見られない。郵政トップと総務相の不作為と言える。しかし、郵便局網は少子高齢化時代の国家の貴重なインフラとなってきた。郵政トップと総務相はその石頭を働かさせて、郵便局の付加機能を強化して、郵便局の存在価値を高める施策を絞り出す必要があると思う。郵便・物流事業に囚われていては、ジリ貧となるだけだ。頭をかち割れ!

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メッシも左利き

FIFAワールドカップ2026が盛況だ。世界的にチーム全体のレベルが上がっている。今年は、最早引退に近い往年の選手も多く出場している。その中でも、ピカイチなのがあのメッシだ。メッシは今日6月24日が誕生日で39歳を迎えた。そして6度目のワールドカップとなる対アルジェリア戦で何と圧巻のハットトリックを達成したのだ。サッカー界では、メッシをはじめとする「左足利き選手」が重用されることが多い。世界人口のうち左利きの割合は15%にすぎないが、サッカーの各国代表チームの割合は30%にまで跳ね上がる。明らかに左足利きは有利なのだ。左足利き選手は左サイドのポジションに配置されることが多い。ピッチの内側の右足を使わないから、タックルされるリスクが低い。左利きは独特な動きをする。だから相手にとっても動きを予測し難い。ワールドカップのような極限の舞台では、このわずかコンマ数秒の遅れが決定的な勝敗を分けることになる。左足利き選手が右足も鍛えれば最強だ。もし右足利きが左足を鍛えても、左足利き選手の左足のようになるのは難しい。自分は左利きだ。メッシを見ていると、何だか嬉しくなる。

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ホタテが買えない時代に

ホタテの卸値が急騰し、スーパーの刺し身盛り合わせからホタテが消えつつあるという。ホタテと言えば、3年前に福島原発事故処理水海洋放出が開始されたことを受け、中国が全面輸入禁止を発表し、ホタテ業者の顔が真っ青になったことがあった。ホタテの行く先が無くなってしまったのだ。当時、国内ではホタテ業者を応援するため、スーパーのホタテが飛ぶように売れたことを思い出す。昨年末に中国が条件付きで輸入を再開したので、少しは楽になったのかと思っていた。ところが、今や世界中でホタテの争奪戦が始まり、卸値が前年比で5割高くなり、国内消費は5割減ったという。円安も重なり日本人は自国の水産物すら口にしにくくなっているのだ。おまけに海の環境変化で減産傾向が続いている。日本のホタテが「売れない」から「つくれない」そして「買えない」時代に入りつつある。ホタテ業者にとっては、同時にビジネスチャンスであると思うのだが。

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初の夜行新幹線

初の夜行新幹線実施とのニュース。JR東海は、東海道新幹線で夜に首都圏を出発し、翌朝に関西へ到着する特別列車「東海道ルミエールエクスプレス」を初めて運行すると発表した。この夜行新幹線は8月8日午後10時に東京を出発し、午前0時頃に岐阜羽島駅に到着し約6時間停車する。午前6時に岐阜羽島駅を出発し、8月9日午前6時59分に新大阪駅に到着する。東京発・新大阪着の普通車指定席の場合、料金は大人1人あたり1万5000円を予定している。JR東海は、夜間に移動して翌朝から目的地で活動できる新たな移動・旅行スタイルとして利用を呼びかけているという。果たして思惑通り行くだろうか?問題は、9時間も普通席に座っていられるかだ。肉体的苦痛は相当大きいだろう。ズボンも背広もクチャクチャになる。ビジネスマンは耐えられるだろうか。それよりも今は夜行バスがある。しかも、ベッドで寝て行ける。JR東海の思惑は何なのだろう。新幹線は法律上午前0時から6時まで運行出来ないことになっている。その隙間を狙った奇策だが、夜行新幹線が定着するとは思えない。

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今回の皇室典範改正の是非

国会で取りまとめられた皇族数確保策について、天皇が「国民の理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べた。旧宮家養子案への懸念を表明した覚悟の発言と受け止められている。国政に関する権能を有しない天皇が、ここまで踏み込んだ発言をするのは極めて異例だ。国民の意思が女性・女系天皇容認であるならば「それに沿った制度改正をしてほしい」という天皇の希望は理にかなっている。そもそも、天皇を男系男子に限ったのは明治以降に過ぎない。平等を謳う憲法の下で男系男子に限ること自体もナンセンスだ。今回の皇室典範改正には、高市と麻生が拘わっている。麻生は寛仁親王妃信子さまの実兄。仮に信子さまが改正案に基づいて養子を迎え、養子に男児が生まれた場合、皇位継承権を持つ可能性がある。まさに麻生は藤原道長の再来となる。品の無い血筋が、将来の天皇に混じってしまう恐れがある。皇室典範改正は、全国民レベルで議論し、阻止すべき大問題だと思う。

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