コロナ対策の抜本的見直しを

総裁選たけなわ。河野か岸田に落ち着くのだろう。いずれが首相の座に着いても、即刻コロナ対策の抜本的見直しを実行してほしいと願う。安倍・菅政権は、コロナ感染経路は接触感染だとして対策を打ってきた。だが、現在では空気感染であることが立証され世界的なコンセンサスになっている。接触感染と空気感染では対策が全く違う。アルコール消毒や衝立は不要で、不織布マスクと空気の流動が必須となる。現行の政府の新型コロナウイルスに関する基本的対処方針分科会と厚労省の新型コロナウイルス対策を助言する有識者会議アドバイザリーボードを廃止するか、全メンバーを刷新する必要がある。特に接触感染を指導し、保健所や感染研究所の利権を守ってコロナに臨機応変に対応してこなかった厚労省の次官級の医務技監を更迭すべきだろう。後釜には、もっと空気感染を重視した新型コロナウイルス対策をとるよう求める緊急声明を出した物理学や感染症など多彩な専門の科学者約30人から選考すべきだろうと思う。