嗚呼、WHO事務局長

テドロスWHO事務局長と台湾のバトルが勃発している。テドロスがWHO事務局長として機能していないことは、以前にこのブログ「歴史上世界的な厄日 」にも書いた通りだ。今や世界中からWHOの無能さが非難されている。新型コロナウイルスが感染し始めた時の対処の速さは、台湾とWHOとでは対照的だった。台湾は12月31日に武漢で原因不明の肺炎にかかった人がいることについて、現地の報道に基づいてWHO側に電子メールで通報。人から人への感染の可能性を示唆し警告したがWHOに無視された。台湾とWHOでは、危機に対する感度が違うのだ。今年になってからのテドロスは、大騒ぎになるまでは「パンデミックではない」と言い張っていたが、大騒ぎになると「極めて危険だ」と言い出した。ところが何と、テドロスは過去3カ月にわたり台湾から人種差別的な人身攻撃を受けたと言い出した。勿論台湾も反論している。トランプもテドロスが中国寄りだと非難している。テドロスがどの程度中国に忖度しているかは知らないが、間違いなく無能だ。その無能さを人種差別的な人身攻撃として、問題をすり替えている。テドロスは戦う相手を間違えている。新型コロナウイルスと共に一掃されることを願いたいものだ。