2021年5月

右往左往するコロナ対応方針

政府の新型コロナウイルス対応方針が基本的対処方針分科会で覆された。菅首相は何かにつけ専門家の意見を聞いてからと言うが、この手の分科会は専門家が意見を述べるものの最終的には政府の原案通りに承認されるのが当たり前だった。しかし、分科会は今回の緊急事態宣言に北海道、岡山、広島を追加することを主張し折れなかった。時系列でみると、前日の関係閣僚会合で西村コロナ相が緊急事態宣言は免れないと主張したが、菅は緊急事態宣言の県を拡大せずに「まん防」でいくと受け入れなかった。そして当日の朝、西村は分科会で菅方針での了承を取ろうとしたが、猛反対に遭い、会議を抜けだし菅に状況説明をして、菅から方針変更の了承を得た。この経緯から何が読み取れるだろうか。菅はコロナの現状を理解していない。菅の頭にあるのは五輪開催だけでコロナ対策は眼中に無い。あるいは菅へのコロナに関する情報が遮断されている。もしくは現実が既に菅の問題処理能力を超え、プッツンしてしまっている。更に西村は単なる廊下トンビで、菅も分科会も説得出来ない全くの役立たずだ。最早政治によるコロナ対策は全く当てに出来ない。今回の方針変更は専門家によるクーデターとも言われている。専門家は自信を持って事に当たるべきだ。少なくとも、日本は健全な方向に向かっていると思う。

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お後が宜しいようで

またまた浮世床の世界だ。落語の浮世床。町人がたむろす床屋での話。字を読めない薪屋の大将が本を見ていると、茶化されて、声を出して読んでくれとせがまれる。話題は色々あるが、今日は真柄十郎左衛門の話。姉川の合戦の本多平八郎と真柄十郎左衛門の一騎打ち。大将が「敵に向かって一尺八寸の大太刀を」と読むと、若い衆が「短かかねえか」と問い、大将が「ちゃんとことわり書きがしてある。それは横幅で、前が見えるようにあちこちに窓を開けてある」と答える落ちだ。政府が五輪開催を強行しようとしている姿が浮世床にぴったり重なる。海外からの多くの選手と観客による感染拡大が危惧されている。それに対し、菅首相はコロナ感染を抑える当ても無いのに「安全・安心な大会にする」と言う。加藤官房長官は権限も無いのに「ルールに従わない海外選手は失格にする」と宣い、丸川五輪相は何と「見張りを付ける」と言い出した。これここに極まれり。日本の政界は落語が相当お好きなようだ。菅、加藤、丸川は即刻落語界に弟子入りすべき状況にある。お後が宜しいようで。

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ドタバタの高齢者接種

菅首相が高齢者へのワクチン接種を第一優先で進めている。しかしワクチン供給が不十分でワクチンが届かない市町村が相当数ある。でも高齢者接種を7月末までに終了させると公言した手前がある。そこでワクチン接種が順調にスタートしたと見せかけるため、医療従事者用のワクチンを高齢者に当てるよう指示が出た。未接種の医師は、自ら感染しないかと接種作業にビクビクしているという。また東京と大阪に大規模接種センターを開設するため、菅は自衛隊の医療従事者を活用する指示を出した。菅のこれらの指示は、一見問題無さそうに見えるが、大きな問題を孕んでいる。接種作業をする医師が未接種のため感染すると、クラスターの元になってしまう。目先の目的のため接種順序を変えるのは、まさに本末転倒といえる。また、自衛隊は国家の安全を守るために存在している。自衛隊の活用は、国家安全保障会議で協議し、国家の安全全体を考慮しながら決定すべきものだ。首相が好き勝手に自衛隊を使うのは、国としての危機管理の認識が欠如している。思いつきを最優先させる首相は国をも危うくする恐れがある。

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このハゲー!の復活

あの絶叫「このハゲー!」で話題をまいた豊田真由子元衆院議員がコロナのコメンテーターとして復活している。さすが元厚労省官僚だけあって、遅々として進まない政府や行政のコロナ対策に対し、的確なコメントをしている。「感染症対策には国民が出来ることと、国と自治体がやるべきことがある。国や自治体がやるべきことをやっていない。1年4カ月経ってこの状況というのは、人災。政治と行政の作為だ」と述べ、更に具体的に「病床と医療人材を増やすことや、ワクチンを進めることや、変異株の水際対策の強化など」はやれば出来たことと指摘している。すでに議員でもないし厚労省官僚でもないから、まさに「岡目八目」なのだろう。しかし「このハゲー!」絶叫時代と現在の猫なで声の変わりようが異常で気持ちが悪い。五輪については開催するだろうと予測している。問題は「もし、日本が五輪中止を言い出したら、未来永劫日本に五輪は来ない」と述べたことだ。まるで8割が五輪開催に反対する国民への脅しだ。言葉付きは変わったが、性根は変わっていないようだ。クワバラ、クワバラ。

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口先だけの日本医師会会長

中川日本医師会会長がまん延防止等重点措置下で、自民党自見英子議員の政治資金パーティーに参加していたことが、文春オンラインによって暴露された。中川と言えば、連日テレビに登場し国民に自粛を呼びかけている人物だ。国民に自粛を呼びかけながら、己は自粛をしない。日本の政界と医師会はそっくりだ。菅政権も医師会も、感染防止は口先だけだから、国民は見透かして自粛などしない。従って、人流は減らないし、感染は拡大の一途だ。コロナ下での日本医師会長には2つの責務がある。1つは国民の感染防止意識の高揚だが、もう1つは医療体制のバックアップだ。日本の病院の8割は民間で、その民間病院は殆どコロナ感染者を受け入れていない。中川の病院も然り。民間病院の受け入れを拡充し、医療崩壊を防ぐことこそ日本医師会の責務といえる。予約希望者が殺到し大混乱しているワクチン接種についても、注射は医師に限るとする利権を撤廃し、医師がいなくても看護師が出来るように規制緩和すれば、大混乱は即鎮静化するはずだ。中川日本医師会会長は責務として、医師会にメスを入れるべきだと思う。期待は全く出来ないが。

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嗚呼、国会質疑

国会の予算委員会集中審議が異常だ。野党が、コロナ禍での五輪開催の是非、バッハ会長へ中止・延期の相談の可能性、緊急事態宣言延長の理由等々を菅首相に質問したが、どの質問に対しても菅は「安全・安心な大会が開催できるよう、全力を尽くす」と繰り返すばかり。何と12回も同じ文言を読み上げたという。もう国会質疑など馬鹿らしくて見ていられないから、後からニュースで知った。菅は質問に対し、相変わらず答弁を拒否したり原稿の棒読みだ。しかも、質問の回答とは異なる原稿を読み上げた。今の国会質疑のレベルは、小学校の児童会以下。一部では「菅は認知症か」とも言われ出した。簡単な言葉も原稿を見ないと喋れない。原稿が無いと言葉と言葉の間に異様な間が開く。質問の内容を理解出来ない。間違った原稿を読んでも、それに気付かない。本当に認知症かもしれない。恐らく、首相として何も出来ない重圧が、思考を停止させてしまったのだろう。菅に首相の座は重すぎる。その座から解放させてあげるのが、菅のためであり国民のためでもあると思う。

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さざ波発言の問題点

高橋洋一内閣官房参与の「日本のコロナ感染はさざ波」発言が波紋を広げている。「日本の感染者は大幅に減らした英国と同じ程度なのに何故騒ぐのか。五輪開催には何の問題も無い」とツイートした。当然、不謹慎、人命軽視との批判の声が上がっている。問題は2つある。1つは、高橋が感染者数しか考えていないこと。日本の感染者数は欧米に較べ2桁少ないが、日本の特殊な医療構造のため、医療体制は崩壊の寸前にある。感染者数が少なくても、日本の大問題なのだ。そこが全く考慮されていない。今まで高橋は独特な切り口で社会経済を評論してきた。納得のいくものも多く、一目置いてきたが、今回の「さざ波」発言には失望した。もう1つは、高橋が菅首相のアドバイザーであること。高橋が菅に「コロナなどさざ波ですよ」と吹き込んでいるに違いない。そう考えると、菅が感染防止は上の空で有ることが肯ける。今は如何にも感染防止に取り組んでいるかのように見える菅だが、世間の圧力に押され仕方なしにポーズを取っているように映る。やる気の無いリーダーが、いくら感染防止を叫んでも、お天道様はお見通しだ。結果として、人流も感染も減らないことになる。

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菅の嘘八百

またまた菅首相の嘘八百が始まった。昨日の会見で、菅が「7月末までに1日100万回の接種をして、全ての高齢者に2回の接種を終わらせる」とぶち上げた。菅は「インフルエンザの接種は1日60万回の実績がある。今回ははるかに広い体制を取っているから可能だ」と言う。果たして実現可能なのだろうか。そのため東京で1日1万人、大阪で5千人の大規模接種センターを開設する予定だという。高齢者接種の模擬訓練では、1人あたりの接種に約12分かかった。10分としても1時間に6人しか接種出来ない。東京で1日1万回の接種ということは、1日10時間稼働とすると、1万回÷60人・時間=167となり、毎日167人の医師や看護師が必要になる。一体何処から集めるというのだろう。更に1万人が一カ所に集中すればクラスターが発生しかねない。もし、1日1万回が可能だとしても1月で30万回に過ぎない。1日100万回が如何に突拍子の無い数値であるかが分かる。さきの気候変動サミットで、菅は温暖化ガスを13年度比で46%削減すると公言したが、従来の26%削減目標でさえ達成は簡単ではないのが現実だ。実行力のある指導者が高い目標を掲げればインセンティブになる。しかし、菅の高い目標は、ただの大ホラで、絵に描いた餅の価値すら無く、兵隊が更に士気を落としてしまう効果しかない。

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滅茶苦茶なWHO

土壇場で東京五輪開催をひっくり返すのは小池かもしれないと噂されていたが、自分はWHOだと思っていた。ところが、何とWHOの緊急事態対応部門の統括者が東京五輪の開催を望んでいると表明した。その統括者は「日本国内の新型コロナ感染症の陽性率は横ばいになっている。日本は非常に体系的でリスク管理されたアプローチを適用しており、どのように大会を開催するかを決定する高い能力がある」とコメントしたという。世界的なコロナ感染の拡大を抑える術の無いWHOが、よく言うよと思う。しかも、日本の感染対策を高く評価している。一体どこを見ているのだろうかと疑ってしまう。その上、WHOは有効率が50%しか無い中国製ワクチンの緊急使用を承認した。チリの二の舞が起きることは間違いない。一方テドロスWHO事務局長は来年の再選を目指しているという。テドロスは、中国の支持を受けて事務局長になった経緯もあり、中国に忖度し新型コロナウイルス感染の初動対応に失敗し、世界的大流行を止められなかったマイナスの実績がある。WHOは滅茶苦茶だ。最早各国は独自でコロナと戦う道しか残されていないようだ。

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プロゴルフ界の制裁の是非

渋野選手がワールドレディスサロンパス杯を欠場することになり、日本女子プロゴルフ協会が渋野に100万円の制裁を課すことを発表した。馬鹿げた裁定だと思う。松山選手が6年前に日本のシード権を放棄し米国ツアーに向かったときに、国内のシード選手に課せられる5試合の出場義務を果たしていないからとして100万円の制裁を受けたことを思い出す。6年前の松山制裁は、結果として松山選手がマスターズを制覇する期間を2~3年も先延ばしさせたと思う。やっとその松山選手がマスターズを制したというのに、日本のプロゴルフ界は相変わらず反省していないようだ。世界レベルのゴルファーへの成長の足を引っ張ったのだ。それだけでも罪深いルールだと思う。ところが、今度は全英オープンを制覇した渋野選手がサロンパス杯に出場しないからといって制裁を課す。日本女子プロゴルフ協会の小林会長の頭が変だと思う。プロゴルフ協会の会長の責務は、ゴルフを世界的レベルに引き上げ、ゴルフ人気を盛り上げることだ。世界レベルに引き上げるには、選手が海外で経験を積むことが必須。その点から考えても、日本のプロゴルフ界は、プロゴルフの本質を忘れている。結局、間違った日本贔屓が日本の足を引っ張っている。むしろ日本プロゴルフ協会は、海外に挑戦することを奨励し、選手を援助する方向に舵を切るべきだと思う。

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ぼったくりのバッカ会長

日本のマスメディアは、決して表立って「五輪は中止すべき」とは言わない。権力に慮っているからだ。でもジャーナリズム精神に長けた海外マスメディアは違う。ワシントンポストは「日本政府は中止を決断し、費用の損切りをすべき」と主張し、サンフランシスコ・クロニクルは「世界各地で新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、東京五輪は開催されるべきではない」との記事を掲載している。ニューヨーク・タイムスは「日本と世界にとって一大感染イベントになる恐れがあり、五輪のあり方を再考すべき時期だ」と訴えている。ワシントンポストは更にバッハIOC会長にも言及し、日本を踏み台として収益に走るIOCの姿勢を糾弾し、バッハ会長を「ぼったくり男爵」と皮肉った。バッハ会長は「緊急事態宣言と五輪は無関係」と言い放ったり、中国製シノバックワクチンを「東京五輪に提供する」と唐突に言い出した。日本で承認されていない中国製ワクチンを日本で接種出来る訳がない。しかも、中国製ワクチンは有効性が低く南米チリなどでは、感染拡大が大問題になっている代物だ。最早IOCは五輪開催強行のためなら手段を選ばない。バッハ会長を「ぼったくりのバッカ会長」と呼ぶべき状況にある。

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コロナ対策に失敗した証しとして

日本のコロナワクチン接種率はOECDの加盟国で最下位レベルだ。韓国の専門家が、日本のワクチン接種の遅れの原因を指摘している。3つある。1つは、ワクチンの供給不足。国内でのワクチン開発に成功していない。米国の自国優先主義が強まり輸出を抑制しているので日本への供給量は限られている。1つは、ワクチンの認証システム。海外での臨床とは別に、日本で独自の臨床試験を進めていることが遅れの原因。安全面を重視するあまり、緊急時のスピード感の欠如が供給遅れを招いている。1つは、ワクチン接種システムの問題。ワクチンの調達は国が行ない、接種は自治体が行なうと分かれていること。ワクチン接種率を上げるには接種者の管理のデータ化、デジタル化が重要であるが、国と自治体のシステムの連携がスムーズではない。要するにデジタル化が遅れているということだ。東京五輪を開催させるには、ワクチン接種率を上げる必要があるが、今更供給量を増やすことは出来ないし、国と自治体の連携を上げるなど不可能に近い。せめて、臨床試験を特例で簡略化する方法しか残っていない。モデルナ製ワクチンを特例で認可するというが、最早遅きに失っしてしまった。政府は東京五輪を「人類がコロナに打ち勝った証し」と言っていたが、今や「日本がコロナ対策に失敗した証し」として、歴史に跡を刻みそうだ。

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最悪の構図

夕方のテレビニュースを聞いて、我が耳を疑った。フジテレビ日曜報道 THE PRIMEでの、五輪開催是非の論議の内容だ。自民党ワクチン対策PT座長で、党東京都連会長の鴨下一郎が「五輪はステージ3でも4でも開催出来る。何故なら五輪は限られたエリアでやるから、感染に曝される訳ではない」と言ったと報道された。鴨下と言えば、医師で厚労族で環境大臣も経験した人物だ。一応コロナに関し常識があると思っていたが、とんだ見当違いだった。菅は首相になってから情報が届かなくなったと言われている。有能な人の意見も聞かずに、独断で迷走している。そこに鴨下が、このように助言すれば、菅は「五輪は別の世界だ」と信じ込んでしまうに違いない。「五輪に看護師500人動員要請」も同じ類いだ。看護師は休んでいる人が多いので動員は可能と入れ知恵した輩がいる。500人もいるのならば、コロナ感染対策に充てるべきと考えるのが常識だ。でも、菅はのうのうと五輪動員を肯定した。常識で判断出来ない首相がいて、取り巻きが非常識を首相に吹き込む。最悪の構図になっている。

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全国の会社よ、イオンに続け!

スーパーのイオンがコロナ禍で働く従業員に報いるため、赤字ながら一時金を支給するとのニュース。社員やパート従業員など約45万人に対し1~2万円を支給する。総額60億円に上るという。因みに、今期の連結業績では、最終損益が710億円で過去最大の赤字だった。赤字でも一時金を支給するとは、天晴れとしか言い様がない。日本企業はアベノミクスで過去最高の利益を上げながら、内部留保を溜め込んできた。今大きな会社は、当面困っている所もあるが、タップリ贅肉を付けている。アベノミクスはトリクルダウンと言いながら、達成出来なかった。むしろ、大きな富が膿みのように大会社を腫らしている。どの会社も、膨れ上がる内部留保を、ひたすらに貯めるだけだ。あるいは図に乗って身の丈に合わないM&Aで失敗し、吐き出すことも多い。自分はイオンが嫌いだった。地方に進出し、商店街を崩壊させ、挙げ句の果てに撤退し、地方を廃墟にしてしまう元凶だったからだ。でも、今回はイオンを見直した。イオンは利益追求だけでなく、従業員を見ているし、お金の使い方を知っている。頑張れ!イオン。いや、全国の会社よ、イオンに続け!

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お前が言うな

緊急事態宣言が東京都、大阪府、兵庫県、京都府に発令され、蔓延防止等重点措置が7県に出されたが、人流は一向に減らない。テレビでは繁華街に出かけた人に「緊急事態宣言が出てますが」とインタビューすると「なかなか減りませんね。困ったものです」と答えている。外出を自粛すべき人が外出し、人流が減らないことを嘆く。「お前が言うな」と言いたい。今日、自分はテニスに行った。道路は車が溢れかえっている。恐らく今までで一番の多さだ。しかも、いつもは人が少ない歩道にも、異常に人が多い。緊急事態宣言とか蔓延防止等重点措置は、まるで他国の話のような世界だ。横にいるカミサンに「この状態は異常だね」と言いながら、インタビューに答える人を思い出した。まるで、自分はこの人と同じだ。自分に対し「お前が言うな」と無言で責めた。しかも、それを書いている自分がいるのだから「お前が書くな」という状況にある。仏の顔も三度までという諺があるが、自粛のお願いも三度まで、ということなのかもしれない。

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