このハゲー!の復活

あの絶叫「このハゲー!」で話題をまいた豊田真由子元衆院議員がコロナのコメンテーターとして復活している。さすが元厚労省官僚だけあって、遅々として進まない政府や行政のコロナ対策に対し、的確なコメントをしている。「感染症対策には国民が出来ることと、国と自治体がやるべきことがある。国や自治体がやるべきことをやっていない。1年4カ月経ってこの状況というのは、人災。政治と行政の作為だ」と述べ、更に具体的に「病床と医療人材を増やすことや、ワクチンを進めることや、変異株の水際対策の強化など」はやれば出来たことと指摘している。すでに議員でもないし厚労省官僚でもないから、まさに「岡目八目」なのだろう。しかし「このハゲー!」絶叫時代と現在の猫なで声の変わりようが異常で気持ちが悪い。五輪については開催するだろうと予測している。問題は「もし、日本が五輪中止を言い出したら、未来永劫日本に五輪は来ない」と述べたことだ。まるで8割が五輪開催に反対する国民への脅しだ。言葉付きは変わったが、性根は変わっていないようだ。クワバラ、クワバラ。