「流通の目詰まり」という呪文

ナフサ不足でナフサ誘導体製品が品不足となり、色々な業界で支障をきたしている。医療現場では必須の手袋が手に入らず、建築現場ではシンナーが無く工事がストップしている。カルビーは包装をカラーから白黒に切り替えた。ところが、高市首相はナフサ供給不安の払拭にやっきで、高市は「流通の目詰まり」と呪文のように唱えている。取り巻きの大臣も呪文を唱えている。只ひたすら呪文を唱えるだけだ。でも、ナフサの供給量が3割も減れば、ナフサ誘導体製品も品不足となり、更に製造のタイムラグが生じるから益々逼迫するのは常識だ。一時的でも供給が減れば価格は上がるのも常識だ。品物は少ない、価格は上がる、では川下では手を出せなくなるのも常識だ。高市らは、これらの常識を理解しているのだろうか。もし、理解していて「流通の目詰まり」と言うのであれば、国民を欺いていることになる。理解していないのならば、首相職失格だ。孔子の言葉に「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」がある。人民を従わせることは可能であるが、その理由や道理を理解させるのは難しいという意味だ。だが、高市は、その真逆を行っている。