少し舌足らずのシャベリ口の本郷和人東大教授が「さらにやばい日本史」で暴露している。告白してきた男性を凍死させる小野小町、うんこをするフリをして脱走した桂小五郎、だまされてアメリカで奴隷になった高橋是清などのエピソードが載っている。その中で、日本史上「最も頭のいい人物」のベスト3を挙げている。第3位は後白河天皇で、したたかな立ち回りの天才だと評価している。「頭のよさ」は、知識だけでは測れず、誰を味方につけ、どう動かすかという判断力もまた、重要な知性であると言う。時代を考証するよりも、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」出演の西田敏行を思いだし、納得する。第2位は織田信長。瞬時に地球が丸いことを見抜いたのだ。全ての行動はそれを基にしていると考えられる。第1位は、何と小栗忠順だと言う。頭のよさは「未来を前提に現在を考える」という点で群を抜いているのだと指摘する。「外国人を追い出せ」という攘夷思想がはびこるなか「日本の未来のためには、逆に外国から学ぶべき」とアメリカへ行き、日本の外交・経済の近代化を推し進めたのだ。それが基になって日本の進むべき方向を示し、それを現実のかたちにしたという。歴史は表からも裏からも学ばなければならない。
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