財務省の私大250校削減目標

政府が私立大学の統廃合や定員削減に向けた検討を加速している。少子化で私大の約半数が定員割れに陥っているからだ。財務省は、2040年までに少なくとも250校、学部定員にして14万人程度を減らす必要があると、初めて数値目標を公表した。18歳人口は1992年の205万人から減少に転じ、2024年時点で109万人と47%減少し、一方私大は384校から624校へと1.6倍に増加している。誰がどう見ても、私大数は過剰と言える。財務省は私学助成金3千億円を削減するのが狙いだろう。一方で文科省はこの状況を知りながら、私大数の増加を図ってきた。今でも?と思える私大の新設をしている。本来は、文科省が私大数の適正化を図るべきものだ。文科省の予算増が出来ればという「木を見て森を見ず」の官僚気質が私大政策を歪めていると言えそうだ。