トランプが暴君ぶりを発揮している。まさに裸の王様状態だ。週プレNEWSがアメリカ現代政治が専門の国際政治学者の前嶋上智大学教授に検証してもらった記事を載せている。まずは合衆国憲法修正第25条の有効性について。「副大統領と閣僚の過半数が連名で、大統領は職務遂行不能だと議会に通告した場合、副大統領が即座に暫定大統領となる」と記されている。しかし、イエスマンしかいない現閣僚の過半数を取るのは極めて困難。しかも、上下両院それぞれ3分の2以上が職務遂行不能と認定する必要があるので全く不可能。民主党が中間選挙で大勝しても壁は高い。下院が過半数の賛成で弾劾訴追を決議しても、共和党が強い上院で3分の2以上の賛成を得るのは現実に無理。残る手段は軍によるクーデターだ。仮に米軍がクーデターを起こせば、国が二分される大規模な内戦、すなわち第2次南北戦争を引き起こしてしまう可能性がある。米軍幹部はそれを理解しているからクーデターは起さない。一方で、大統領任期は2期までとされているが、トランプは3期目を編み出すかもしれない。2期終了後にトランプが下院議長となり、その後新大統領と副大統領が辞任すれば、お鉢が回ってくることも有り得る。いずれにしても、米国市民の常識が試されている。
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