ポリティカル・キャピタル

経済学者の竹中平蔵が高市政権を分析し批判している。「高市政権は高い支持率を維持しているが、そのポリティカル・キャピタルを無駄に消費している」と。日本には岩盤規制が多い。岩盤規制はポリティカル・キャピタルで打ち砕くしか方法が無い。ポリティカル・キャピタルを使って、日本が抱える本質的な課題を解決するために上手く使ってほしいと言う。歴代の日本政府が長年放置し続けてきた3大悪政は、ライドシェアを一切認めていないことと、きちんとした移民法を制定していないことと、減反政策だと指摘する。その3大悪政には強い抵抗勢力が存在している。高い支持率は強い抵抗勢力をねじ伏せ改革出来るチャンスなのだ。首相の所信表明や施政方針演説と言っていることの整合性が取れていない。国の経済力は外交や防衛における重要な武器の一つだ。経済基盤を強くしなければ、いかなる安全保障政策も砂上の楼閣に過ぎない。しかし、現在の政府が打ち出している経済政策や産業政策は、内容が軽すぎる。投資戦略から日本経済の大黒柱である自動車産業を外してしまったので日本のAI産業や先端技術が強くなることはないだろうと推測している。見せかけではない「本当の改革の姿」を国民に提示できるかどうかが、この政権の命運を分けると断言している。