南鳥島は原発ゴミの最終処分地として有り得るか

原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分地として、国が南鳥島を提案し、小笠原村村長が国の方針を事実上容認する意向を示し、計画が進み始めた。まずは、1段階目の「文献調査」に入る。南鳥島に白羽の矢が立ったのは、火山列島の上には無く、遠い所にあるからだ。世界で最も安定している太平洋プレート上にあり、南鳥島のマグマ活動は完全に終わっている。一見最適地に見える。ところが、南鳥島は海底火山の上にサンゴ礁が形成されてできた島だ。岩盤が石灰岩でもろく山体崩壊の恐れがあり、地下水の浸水リスクもある。島全体が浸食されやすい。加えて、台風も来るし、津波はアラスカからもチリからも各地の地震でやって来る。3年前には研究者ら約300人が連名で「日本に適地はない」との声明を出している。国は何故研究者らの言葉を信じないのだろうか。ゴリ押しも程々にすべきだと思う。