稲田朋美と高市早苗

稲田朋美と高市早苗、ともに安倍晋三の弟子だったが、政治姿勢は水と油の関係になった。既得権と闘う稲田と既得権を守る高市という構図だ。自民党法務部会で、冤罪が疑われる場合に裁判をやり直す再審制度の見直しについての法案が議論された。袴田事件に代表されるよう再審制度は時間が掛かり過ぎる。二度と袴田事件のようなことが起きないよう稲田は再審制度の見直しを求めた。だが、政府と法務省は見直しをパスしようとした。そこで吠えたのが稲田だ。その状況がニュース画像に流れた。まさに既得権と闘う政治家の姿だった。一方、高市はコメ騒動でも鈴木農水相のクビを切らなかった。しかも、事もあろうか高米価維持法案を提出させたのだ。国民の困窮を無視して既得権益の農水族を守ったのだ。高市政権は旧来の自民党の利権政治を体現している。稲田ら自民党議員はこれに異を唱えている。ひょっとすると、自民は生まれ変わるかもしれない。