赤信号 皆で渡れば怖くない

米国とイスラエルによるイラン攻撃について、米国に拠点を置く100人以上の国際法専門家が「国連憲章に明らかに違反する」と批判する声明を発表したとのニュース。米国とイスラエルがイランを電撃的に先制攻撃し最高指導者ハメネイ師を殺害したのは2月28日だ。でも、国際法専門家の声明は4月2日。まる30日以上経っている。声明は2日付で、イラン攻撃を「国連安全保障理事会の承認や、イランによる差し迫った脅威があったとの証拠もない」と断じた。国連憲章が武力行使を認める例外規定に該当しないとの見解を示したのだ。おかしくはないか?2月28日の襲撃の当日すら、全世界の人が国際法違反だと思っていたのに。国際法専門家の声明は、イランによる差し迫った脅威があったとの証拠もないから、国連憲章が武力行使を認める例外規定に該当しないとの見解を示した。学校や医療施設、住宅への攻撃についても「深刻な懸念」を表明した。更に「攻撃の責任者が危険性を認識していれば、戦争犯罪となり得る」との見方を示した。恐らく米国の国際法専門家たちは、トランプのパワーが下がるのを待ち「赤信号 皆で渡れば怖くない」との判断に至ったに違いない。これを無用の長物という。