米・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化する懸念が強まり、原油価格が急上昇している。原油・精製製品(ナフサなど)、石油化学製品は影響をもろに受けているが、これだけではない。 カタールのLNG巨大プラントが被弾して操業を全面停止した。カタールが世界供給の約3割を担っているヘリウムが供給停止となり、半導体や医療用MRIの冷却が出来なくなる。バーレーンやカタールのアルミ精錬が操業停止。世界での硫黄の海上輸送の半数近くが停止し、南米の銅鉱山が操業危機に陥っている。死海の臭素が止まりハイテク産業全体が基板を造れなくなる。その他にも、化学肥料(尿素、アンモニア)、穀物・食用油、医薬品などの供給も影響を受けるし、タンカー運賃や海上保険料の高騰、航空輸送能力の低下も生じている。果たして、ネタニヤフとトランプはイラン攻撃前に何処まで考えたのだろう。全く何も考えていなかったに違いない。アホなトップを野放しにすると、世界経済を大混乱させ、かつ収束させることも出来ない。米・イスラエルの国民は、責任の一端を担うべきだと思う。
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