超高温岩石地熱発電って

超高温岩石地熱発電が注目されている。従来の地熱発電は、深さが数百~数千mなので従来の掘削技術が使える反面、温泉への影響が有り得るので温泉業界と衝突し易い欠点があった。ところが、超高温岩石地熱発電は、深さが10~20kmなので温泉に悪影響を与えず、共存し易い長所がある。しかも、熱源は地下水ではなく岩石の熱だ。更に、地球上の何処でもOKと言うのが最大の長所だ。太陽光や風力のような変動性が無い。原発のような放射能汚染の心配も無い。石油・ガスなどの大気汚染や産地の偏在も無い。まさに、次世代の理想的な電源と言える。当面の課題は、深部での掘削技術だ。ミリ波による深部地熱の実験井が世界で増加しているという。ミリ波・レーザー・プラズマなどの非接触型掘削技術と、高温・高圧に耐えるセラミック、超合金などの新素材開発と、深部での流体挙動を予測するシミュレーション技術が進展すれば、夢では無くなってくるはずだ。イラン戦争が馬鹿らしく見えてくる。そのエネルギーを超高温岩石地熱発電に注ぎ込めば、明るい未来が拓けるかもしれないのに。