貧すれば鈍する

小川中道代表が、何と「政治資金パーティーは自粛どころか、奨励したい」と公言した。かつて小川も所属した立民は2024年5月、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題を受け、パーティーの全面禁止法案を衆院に提出したのにだ。でも提出後、当時の複数の幹部が開催を予定していることが判明して批判を浴びたのは、つい先日のことだ。当時、岡田は「自民が政治資金パーティーで金を集めているのに、立民だけが先行すればハンデになる」と全面禁止法案を否定していた。水岡立民代表もパーティーの自粛解禁を昨年12月の執行役員会で決定したと明らかにした。中道も立民も「これからは政治資金パーティーをどんどんやろう」と方針転換したのだ。それでは、これまでの全面禁止の主張は何だったのだろうか?中道・立民には落選者の活動資金を手当てする余力がほとんど無いのだ。窮すれば通ずということなのだろうか?否違う。「窮すれば通ず」とは「最悪の事態に陥って行き詰まると、かえって事態が変化して道が開ける」という意味だ。中道・立民の場合は「貧すれば鈍する」ということだろう。「貧すれば鈍する」とは「貧困や困窮の状態が思考や行動を鈍くする」という意味だ。野党失格としか言い様がない。