大地震発生に定説は無い

東日本大震災の発生から、今月11日で15年を迎える。マグニチュード9クラスの地震は、これまで「数百年に一度」と言われてきた。去年7月に発生したカムチャツカ半島沖の地震はマグニチュード9クラスだ。カムチャツカ半島沖のマグニチュード9クラスの地震は同じ震源域で、73年前にも同規模の地震が起きていたのだ。「数百年に一度」という定説が、見事に覆されたのだ。従来の古典的な地震サイクルモデルでは、まったく説明できない現象が発生したのだ。国内ではいま、膨大なデータを分析し、巨大地震の予兆を捉える研究が進んでいるが、決して生易しいものではない。カムチャツカ半島沖の地震も、東日本大震災も数日前にマグニチュード7クラスの前震が起きていた。この教訓を踏まえ、気象庁は北海道・三陸沖 後発地震注意情報の運用をスタートした。大きな地震が起きると、気象庁は「今後1週間ほど同程度の地震が起きる恐れがあります」とお茶を濁す程度のことしか出来ないのだ。地震学者には、更なる地震予知技術を追求してほしい。地震列島に暮らす住民は、いつ何時大地震が起きるかもしれないと心得るしかないのが実情だ。