柏崎刈羽原発6号機が再稼働した。政府は電気料金抑制や電力供給面で再稼働のメリットを訴えてきた。だが、首都圏では今、原発に依存する必要性は乏しい。福島原発事故以降の14年間で再生可能エネルギーが成長し、原発ゼロの耐性が出来ていたからだ。しかも、東電は6号機が再稼働しても「料金は下がらない」と認めている。原発は元々高いのだ。経産省は原発コストすら把握していない。把握出来ないよう仕組まれているという。ただ2002年度の数値を積み上げた資料は存在している。それによると、原発に2.2兆円、水力を含む再生エネに0.6兆円で、発電量で割ると、原子力はキロワット時あたり7.42円、再エネは6.17円となる。更に、使用済み核燃料の輸送、中間貯蔵、再処理、MOX燃料への加工、ウラン濃縮工場の廃止費用など、核燃料サイクルにかかる総費用が、18.8兆円と試算している。その上、六ヶ所村に建設中の再処理工場には15.6兆円を注ぎ込んでいるが、完成の見込みは皆無だ。核燃料サイクルとは、問題解決を先延ばしするための方便だったのだ。「原発はトイレの無いマンション」と言われて久しい。原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟を立ち上げた小泉純一郎は「脱原発は、やればできるんだけどね」と嘆いている。
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