立憲民主の残された道は

今回の衆院選で、中道と名を変えた立憲民主が惨敗した。立憲系の議席は144議席からわずか21議席へと激減し、85%の議席を失うという歴史的な大敗となった。小選挙区で当選したのは、小川淳也、泉健太、野田佳彦、階猛ら7人だけという惨状だ。一方で、落選した重鎮は、枝野幸男、岡田克也、江田憲司、小沢一郎、安住淳、玄葉光一郎、海江田万里、馬淵澄夫というかつてのオールスターの面々。認知症で不出馬の菅直人を加えると9人の重鎮が消えたのだ。政治はパワーゲームだ。このパワーの喪失は立憲民主にとって何をもたらすのだろうか。頭脳が消えたというよりは、重しが取れたとみるべきだろう。生き残った若手が新機軸を打ち出すことさえ出来れば、立民も日本政治も一歩前進するはずだ。問題は新機軸を何に設定するかだ。元々立民は右から左まで巻き込んだ烏合の衆。立民を継続するには無理がある。新代表の手腕が問われるが、中道を継続するのであれば、先は知れている。野党として生き残りたいのであれば解散し「みらい」に移籍する道しか残されていないと思えてならない。要は残された立民がプライドを棄てられるかに掛かっていると思う。