生成AIが科学研究を翻弄している。論文にAIが書いた痕跡を突き止める研究によると、世界の医学研究の1割強が該当したという。生成AIを執筆に使った粗悪論文が急増しているのだ。科学研究にAIを取り入れること自体は、利点も多い。AIを使えば過去の研究成果を基に、仮説の生成や実験の解析ができる。研究効率を高められれば、科学の発展につながる。人間が気づかなかった視点から新たな研究成果につながる。一方で、粗悪な研究が量産されれば、誤情報の拡散や質の高い研究の埋没で、科学の発展に悪影響を与えることになる。最終的な確認は人間の研究者が担うので、論文の精査に膨大な手間がかかってしまう。AIが執筆した論文を突き止めようとする研究が進んでいる。theseとsignificantといった単語の使用割合が多いのが特徴とのこと。だがやがて、これもAIが克服し、AIが書いたものか分からなくなってしまう時代に突入しそうだ。
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