第2次トランプ政権が誕生して、もうすぐ丸1年を迎える。トランプは「バイデン前大統領のインフレを退治し、米国は過去最高の絶頂期にある」と豪語しているが、本当だろうか?関税で米国の経済状態は良くなったのだろうか?高関税への対処法は2つある。輸出国が関税分値下げすることと、関税分を米国民が負うことだ。でも、いずれにしても米国民の負担は増す。いま米国ではバイデン時代以上にインフレが加速している。全米国民が物価高に苦しんでいる。物価高は富裕層には影響が僅かだが、中流階級以下には深刻だ。「働けど働けど生活が成り立たない」状況が続いている。トランプは中流階級以下の声に耳を貸さないが、人数で言えば中流階級以下がマジョリティだから、我慢の閾値を超えれば中流階級以下の不満が大爆発するのは必然だ。格差社会の絶頂期にある。米最高裁は未だに、トランプ関税が合法かの判断を下していない。常識で考えれば違法だから最高裁も逡巡しているのだろう。常識が勝つか、トランプがねじ伏せるかの分かれ道だ。いずれにしても、この異常状態が続けばトランプ政権の寿命は長くはないはずだ。
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