相続税と国税庁

相続税の基礎控除が2015年に「3,000万円+600万円×法定相続人の数」という計算式に改正された。国税庁によると、実際に相続税が発生するのは約10人に1人とのこと。幸か不幸か、自分は相続税とは縁の無い状況にある。でも、高額な財産を相続した人は、大切な人を亡くしたというのに、膨大な量の手続が待っているという。まず全財産を確定するのに苦労するらしい。同時に相続争いが発生し、家族の絆にヒビが入ることも多い。それを乗り越え、忘れてしまった2年後には国税庁がやって来る。「ぶっちゃけ相続手続大全:橘慶太:ダイヤモンド社」によると、故人の趣味について聴かれるという。ゴルフ会員権、海外預金口座、絵画や骨董品の評価額などの申告漏れ財産がないかの確認のためだ。故人はギャンブルが好きだったかも聴かれる。過去の預金通帳から多額の出金があった場合の裏付けだ。貸金庫については、調査官が同行し中身の確認を行うし、税務調査の直前に開扉している場合には、その理由について深く追及されるという。タンス預金は国税総合管理システムで炙り出されるという。相続税とは無縁にしてくれた両親には感謝の念を贈りたい。