日本の国家予算は、甘くて辛い

来年度の一般会計予算は過去最大の122兆円超に決まりそうな気配だ。税収の不足分を補うため、政府は新たに赤字国債30兆円を発行するという。まさに大盤振る舞いだ。大量の赤字国債を出してでも経済を上向きに変えようとの魂胆だが、一長一短あるため、結果を見るしかない。一方で、会計検査院は国の基金残高が20兆円に膨張していると指摘した。2019年比で5倍にも膨張しているのだ。当然、検査院は不要な積み増しや不適切な管理実態を指摘し、規模の見直しや使用見込みのない資金の国庫返納を求めた。長年、基金は運用実態が不透明で「無駄の温床」と指摘されてきたが、国の基金残高の全体像が明らかになったのは初めてとのこと。日本の国家予算は、甘くて辛い。大枠で甘く、細かいところで辛い。予算検討時は辛いが、成立後は超甘い。単年度予算方式の最大の欠点だと思う。サルでも反省するのに、政治家も官僚も反省をしない。日本政治の最大の欠点だと思う。