AIが飛躍的な進歩を遂げているが、同時に哲学の重みが増しているという。ビジネスSNS「リンクトイン」上の13億人分の肩書やスキルに関する情報を調べた結果、哲学を専攻したAI関係者の数が突出していたとのこと。AIと哲学にどのような関係があるのだろうか。AI開発には「開発加速」と「倫理観」が対立しているという。効果的加速主義とは、技術革新こそが地球温暖化や貧困、戦争といった文明レベルの課題を解決するという考え方だ。超知能の開発を競うシリコンバレーに浸透しつつあるという。テクノロジーを信奉する効果的加速主義者の一部は、民主主義に根ざす倫理観がAIの進歩の足手まといであると見なし始めているのだ。効果的加速主義と正対するのが倫理資本主義だ。倫理資本主義は道徳的な行動を企業活動の根本に据えている。AIは、開発者の思想で結果が導き出されるのだ。だからこそ開発者の哲学が重要になるという訳だ。効果的加速主義で暴走しないことを願うばかりだ。
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