政府の肝いりで立ち上げたラピダスは、果たして成功するのだろうか?今まで政府主導で立ち上げた企業で成功した事例は殆ど無い。当初からラピダスも危ぶまれていた。ところが、世界的権威がラピダスの2ナノ試作品に高評価を与えたのだ。富士フイルムもラピダスへの投資に積極的な姿勢を見せている。現在、2ナノ世代半導体の製造を射程に入れたのは、TSMC、サムスン電子、Intelの3社に過ぎない。ラピダスが4社目に加わるかもしれない。世界的権威者とは、AMDやApple、Teslaなどで半導体設計者として活躍し現在はAI半導体新興のTenstorrentでCEOを務めているJim Kellerだ。少なくとも、試作品は大成功のようだ。あとは最難関の量産化技術の確立だ。もし成功すれば、日本の半導体産業復活だけでなく、経済安全保障・未来産業・国際競争力に広範な波及効果をもたらす可能性がある。今こそ、政府を始め日本の大企業が一団となって量産化技術確立に力を結集すべき時だと思う。
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