税金の差押がパワーアップする

来年から税金の差押が、より一層厳しくなるという。全国の納税者情報を一元管理している国税総合管理システムが来年からバージョンアップするためだ。税金の差押は、借金の差押とはまるで違う。借金の差押は民事執行法で定められているが、税金のそれは国税徴収法だ。借金の差押は、まず債権を法的に確定させ、差押の申立手続を裁判所で行う。しかも、何を差し押さえるかについて、事前によく調べないと、空振り三振のような結果に終わってしまうのだ。銀行や保険会社は守秘義務があるから簡単には教えてくれない。時間と手間がかかるのだ。一方、税金の差押は、裁判は不要。更には、お役所の国家権力を総動員して、財産をくまなく調べることが出来るのだ。差押から逃れようとして、変な裏工作をしすぎると、ロクなことが無い。追徴課税地獄に陥ることになるのだ。来年から税金の差押がパワーアップするというから、無駄な小細工は止めた方が良さそうだ。