二転三転するコメ政策

鈴木憲和農水相が就任早々、進次郎の増産政策を否定し減産に舵を切り、高止まりしているコメ価格には「お米券」を発給すると発表した。鈴木農水相は自民党農林族の若手ホープとのこと。失言で更迭された江藤拓元農水相の跡取りだ。江藤減産、小泉増産、鈴木減産と二転三転し、日本のコメ政策は、腰が定まらない。2024年度は農水省の見込み違いでコメが足りなくなりコメ価格が高騰した。2025年度は増産効果で748万tとなり50万t過剰になる。2026年度は需要見通しの最大値に合わせた711万tにするという。しかし、米価格高騰は未だに収まっていない。2025年度の生産量が過剰かは分かっていないのだ。更に「お米券」には、莫大な費用と手間がかかる。あまり現実的な解決策とは言えない。鈴木農水相は、減産ではなく2025年度と同じ生産量にして様子を見るべきだ。まずは、生産量と流通を掌握出来ていない農水省を立て直すことが先決だと思う。