ペロブスカイト太陽電池で日本は優位に立てるのか

日本発の技術であるペロブスカイト太陽電池は、既に量産化技術で中国に抜かれている。悲しむべきことだ。ペロブスカイト太陽電池は、従来のシリコン製太陽電池と比べて重量を10分の1以下に出来る。だから耐荷重の小さい屋根やビル壁などに設置し易くなる。しかも、従来の太陽光パネルには無い薄くて曲がる柔軟性が特徴だ。太陽電池の本命とも言われている。だからこそ、日本の全技術力を使って抜き返す必要がある。京大が次世代型である鉛の代わりにスズを使ったペロブスカイト太陽電池の新製法を開発したとのニュース。原料に含まれる鉛は有害物質のため、似た性質を持つスズに置き換える研究が進んでいる。でも瞬時に結晶化してしまうため大型化が難しかった。京大は、結晶化の速度を遅くする技術を開発し大型化に成功したとのこと。これで日本に1つのアドバンテージが出来た。その上、ペロブスカイト太陽電池には、もう1つのアドバンテージがある。ペロブスカイト太陽電池に不可欠なものはヨウ素だ。そのヨウ素の産出国で、日本は世界のNO2なのだ。従来型の太陽電池の主原料であるシリコンは中国が主要生産国だが、ペロブスカイト太陽電池の主原料は日本ということだ。経産省が本腰を入れれば、ペロブスカイト太陽電池の主流は日本になることになることは間違いない。でも、問題は、経産省次第ということになる。だから問題は大きいのだ。