ウーブン・シティが開業

トヨタ自動車がつくる実証都市「ウーブン・シティ」が開業した。自動運転車やロボット、住宅など、モノや人がインターネットでつながり、集めたデータを活用して最適なサービスを提供する「ヒト中心の街」「実証実験の街」「未完成の街」「Woven City」を目指すという。事業の主体になるのはウーブン・バイ・トヨタで、豊田章男の長男である豊田大輔上級副社長が率いている。心配なのは、大企業の御曹司が新規事業立ち上げに失敗する例が多いことだ。例えば、某大手食品メーカーの御曹司が「高級オーガニックレストランチェーン」を立ち上げたものの、立地選定ミスと価格設定の失敗で数年で撤退した事例や、IT企業の御曹司が「教育系アプリ」を開発したが、競合との差別化ができずにサービス終了したケースなどが業界内では語られている。ましてや、ウーブン・シティはトヨタの本業である自動車の範疇外だ。より困難さが増している。結果として金の力に物を言わせた道楽にならないよう願いたいものだ。