自民党総裁選の主役は

自民党総裁選が告示された。出馬した5人が全員去年の総裁選で石破首相に敗れた候補だ。何とも代り映えのしない顔ぶれで新鮮味が無い。論戦に熱さが感じられない。少数与党のため、いま以上に頭数が減るのを避けるためだとも言われている。老舗政党が凋落し、新興勢力が台頭し政党勢力図が変化している。その背景に有るのは、有権者の世代交代だ。ボリュームゾーンが団塊世代から現役世代へとシフトしている。その一方で、総裁選には裏でドンが暗躍している。麻生、岸田、菅、石破、古賀らのドンたちは、未だに数の力を持っている。最後は、この5人が誰を推すかで決まることになる。総裁選とは言うものの、実態はキングメーカーの闇レースなのだ。有権者は若返りしているのに、ドンが総裁選を仕切っているという構図だ。自民が立ち直る訳が無く、失った30年は今後も続くことになりそうだ。