悠仁親王殿下の成年式が19歳の誕生日に行なわれた。皇室にとって40年ぶりの目出度い儀式だ。でも、皇室典範には、天皇および直系の皇嗣(皇太子・皇太孫)は18歳で成年を迎えることが規定されている。19歳での成人式は異例だ。しかも、祝宴が宮殿ではなく、都内の民間の施設で行われた。何故なのだろう。その理由は、秋篠宮家が傍系であることを認識しているからだと推測されている。皇嗣とは、皇位継承順位が第1位の皇族を指す。だが、直系であれば次代の天皇になられることが確定的なのに対し、傍系の皇嗣はその時点での第1位にとどまる、という違いがある。もし天皇に男子が誕生すれば、秋篠宮は第2位に変更され皇嗣ではなくなるのだ。今どき何故このような事が生じるのかというと、もともと側室制度とセットでしか持続困難な男系男子限定という縛りが、明治以来存在しているからだ。現行ルールの欠陥を解消しない限り、やがて皇位継承は行き詰まり、皇室の存続そのものが難しくなることは目に見えている。もしその欠陥が解消されれば、直系優先の原則が女性皇族にも適用されることになる。すると天皇陛下の直系の皇女、愛子さまがただちに直系の皇嗣、つまり皇太子になられることになる。秋篠宮家は何かと世間を騒がせているが、とどのつまりは、皇室典範の不備を訴えているように映る。
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