石破首相が緊急記者会見を開き、自民党総裁を辞任する意向を表明した。経緯をみると、臨時の両院議員総会の開催が不可避となり、総裁解任は避けられなくなった。では、解散権行使と思っても、多くの閣僚が詔書に署名拒否をするのは目に見えている。そうかといって全閣僚を罷免し首相が全閣僚を兼任しての解散は無理過ぎる。困り果てていたところに菅と進次郎が現れ「党の分裂だけは避けろ」と言われて遂にギブアップ。振り返ってみると、石破には自民党を再生させるチャンスは幾らもあった。就任当初に所信表明演説の質疑応答をしていれば。政治と金の問題を決着していれば。米価高騰と物価高対策に対し本腰で取り組んでいれば。これらの「いれば」の1つでも、結果を出していれば、国民の支持は得られただろうし、自民議員を黙らせたはずだ。口先だけで何もしないことが、自分のクビを絞めたのだ。自民党の内輪揉めによる1年間の政治空白で、国民生活は益々苦しくなっている。今後、誰が首相になろうとも、自民党の解党は避けられそうもない。
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