都議選が行なわれ、自民が過去最低の議席数となり第1党から転落した。公明も9年連続となる全員当選を果すことは出来ず4議席を減らした。一方、初めて国民は9議席、参政は3議席を獲得し、新しい顔ぶれも誕生した。注目された石丸伸二が率いる再生の道は、42人の候補者を立てたが、議席を得ることは出来なかった。自民は、石破首相が2万円のバラマキを参院選の公約に掲げたのが敗因だろう。かつ保守の一部が参政に流れてしまった。意外だったのは、国民が9議席も獲得したこと。参院選候補者として山尾らを擁立しようとしたことで、国民・玉木熱がスッカリ冷めてしまったが、多少は残り火があったようだ。特に、再生の道が議席を得られなかったことは注目される。有権者は、兵庫県知事選の轍は踏まなかった。SNSに振り回されることは無かった。今後、選挙がSNSニセ情報に左右されることが激減する証しとも言えそうだ。結局、今回の都議選の収穫は、小池率いる都民ファーストの第1党返り咲きではなく、SNSニセ情報に左右されることが無かったという事実だと思う。
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