国民民主党の凋落要因

国民民主党の凋落が止まらない。昨年の衆院選では公示前の4倍増となる28議席を獲得し、公明党をも上回った。「手取りを増やす」をスローガンにSNSを駆使し、若者の心を掴んだのが勝因だ。しかし、調子に乗って元グラビアアイドルの高松市観光大使と不倫したのが躓きの始まりだった。党勢拡大のため、次期参院選の候補者を無分別に手当たり次第擁立しようとした。特に、山尾志桜里と須藤元気を公認したことが反発を招いた。乙武洋匡、山尾志桜里、玉木と続けば不倫のオンパレードだ。どんなに弁が立っても、不倫を生理的に受け付けない人は多い。玉木はその辺が鈍感で、選挙民を逆撫でしている。更に、備蓄米放出では「家畜のエサを人に食べさせるのか」と宣った。主食として本当に食べようという人がいるというのに、甚だ不適切な発言だ。「家畜のエサ」からではなく「備蓄米制度の問題」から切り込むべきだった。要するに、玉木はポピュリズム政治家だが、国民の心情を理解出来ない政治家なのだ。東京都議選の目標議席を、11から5にシレッと下方修正した。Democratic Party for the People is time is over.