サステナブルではないサステナビリティ

企業理念と言えば「ESG(環境・社会・企業統治)やDEI(多様性・公平性・包摂性)やサステナビリティ」が常識だった。ところが、この1~2年で欧米を中心に脱ESG・脱サステナビリティが拡がり始めた。開示負担が過剰との声を受けて制度見直しが相次いでいる。米国ではトランプが脱DEIを唱え、気候変動対策を目的とした団体から大手銀行が一斉に脱退し、日本の大手も脱退を通知した。EUでは、EVに見切りを付け「サスティナブルより成長」に舵を切った。「環境への配慮」といったものは単なる建前であり、実態は単なる自国産業保護を念頭においた「保護貿易主義」の主張であったことを露呈したのだ。脱炭素税も新たな金銭価値創出を目論む仕掛けであることがバレバレになってきた。自分は、元々地球温暖化が人類の活動によるものだとは全く信じていない。太陽の活動が少し動くだけで、地球は暖かくなったり、冷たくなったりするものだ。ゴア元副大統領が、金儲けのために温暖化を煽り、脱炭素税を定着させたものだと思っている。サステナビリティを唱えながら、森林を伐採し太陽光パネルを設置するものだから、各地で洪水が起きている。サステナブルではないサステナビリティと言えそうだ。