ユーラシア・グループの「世界の10大リスク」

米国の調査会社ユーラシア・グループが2024年の「世界の10大リスク」を発表した。ユーラシア・グループは世界最大の政治リスク専門コンサルティング会社として知られている。2010年には、民主党・鳩山政権を10大リスクの第5位に挙げ、年内に交代の可能性があるとの予想を的中させた。2011年には、最大のリスクとして「Gゼロ」の世界という概念を発表し、今まさにGゼロの時代に突入している。そして、2024年の10大リスクは、1位米国の敵は米国、2位瀬戸際に立つ中東、3位ウクライナ分割、4位AIのガバナンス欠如、以下、ならず者国家の枢軸、回復しない中国、重要鉱物の争奪戦、インフレによる経済的逆風、エルニーニョ再来、分断化が進む米国でビジネス展開する企業のリスク、となっている。因みに、リスクもどきとして米中危機、ポピュリストによる欧州政治の乗っ取り、BRICS 対 G7を挙げているのが興味深い。このブログでは字面しか追えないが、ユーラシア・グループの「世界の10大リスク」は、こと詳細に書いてある。内容もさることながら、順位についても今一度考えさせられる調査レポートだと思う。