NHKの内輪揉め

ゴールデンウィーク明けに発売された月刊文藝春秋に、NHK職員有志一同名義が抗議する記事「前田会長よ!NHKを壊すな」が載っていたという。「載っていたという」と書いたのは、自分はその記事を読んでいないからだ。たかがNHKの内紛を知るために、月刊誌を買う気持ちなど毛頭無いからだ。ネットに載っているコピーライターの記事を読んでみた。有志一同は、前田が紅白を打ち切ろうとしているとか、年功序列を崩そうとしているとか、取材でヘリが使えなくなったとか、批判している。ところが、このNHK職員有志一同は一切実名を出さない。要は外野で吠えているだけ。我が身の利権は守るが、責任は取らないというNHK気質だ。言わば窓際族の鬱憤晴らしというところと見える。一方前田会長は、前職でみずほ銀行をちっとも改善できなかった。上司の指示でしか動くことが出来ない全く頼りにならない経営者に映る。NHKを支配するため安倍元首相から送り込まれた人物だ。改革という名の「政府批判隠蔽」を実行しようとしている。NHK職員有志一同も前田会長も、NHKを改革するには役不足過ぎる。