国会決議に反対した新選組の主張

衆院本会議でれいわ新選組が、ロシア軍によるウクライナ侵略非難決議に反対した。ロシアの肩を持つのかと思ったら、そうではない。形式だけの決議は意味がないと主張している。ウクライナへの人道支援の拡大と、難民の受け入れと、プーチンの核使用発言に対し日本の首相が撤回を求めることを主張した。更に、戦争による原油高騰と物価高から国民を守るために、消費税減税、ガソリン税0%を主張した。最も真面な主張だと思う。ウクライナ侵攻が始まった時、岸田首相は「国際社会の秩序を乱す行為は容認出来ない。まッG7を始めとする国際社会と緊密に連携し対処していく」とコメントした。当面は高みの見物をして、G7の言いなりになりますと宣言したようなものだ。特に、途中に挟んだ「まッ」が、岸田の消極性を物語っていると感じた。すべからく国会議員は岸田の対処と似ている。それが国会決議に現れている。いずれ、マスコミや国民に急かされて、新選組の主張を実行させられることになるに違いない。立憲にも維新にも共産にも、新選組並みの前向きな主張が求められているのに。