腐りきった公明党

公明党が自民と組むようになってから20年以上経った。当初公明は自民を中道寄り修正する力があったが、今や保守党の座に安楽として腐りきってしまったようだ。長年公明が閣僚を務めてきた国交省では基幹統計の不正が発覚した。太田、石井、赤羽、斉藤の歴代国交相が不正を忖度し隠し続けた。GDPに影響を与えたのだから重大犯罪と言える。公明が衆院選で掲げた公約である「18歳以下10万円給付」の実行を、自民にゴリ押ししたため、混乱している。山口代表は何と「事務費900億円の出費はやむを得ない」と言い張った。最早金銭感覚までもが麻痺してしまっているのだ。敵基地攻撃能力の保有についても、議論を先送りしようとしている。議員たちにも腐敗が目立つ。遠山衆院議員は日本政策金融公庫の不正融資に関わった。斉藤現国交相は選挙で金をばらまき公職選挙法違反に問われている。要するに、役に立たないばかりか、政治の足を引っ張っているのだ。野党に戻って、襟を正す時期に来ている。