異常気象による災害の減災

異常気象を人為的に操作して、自然災害を減らす動きが世界的に活発化している。日本では地球温暖化による台風の強大化の勢いを弱めるため、横国大等のプロジェクトが来年から本格的に検討を始めるという。横国大がコンピューターシミュレーションした結果、台風の目に大量の氷を撒くと風速が秒速3メートル弱まり、建物被害を3割軽減したという。但し、この方法では氷が億トン単位も必要で、非現実的。未だに未解明な部分が多い台風のメカニズムを解明し、効率的な方法を探すという。一方海外では、洪水と干ばつが頻発している。インドネシアでは塩化ナトリウムを使って降雨を促し、山火事や都市部の洪水の防止に成功しているとのこと。中国では人口雨の研究に力を入れている。自然災害を人為的な方法で減災することは、極めて真っ当な取り組みだと思う。地球温暖化を煽り、炭素税導入を図る取り組みは邪道だと思う。