溺れる者は藁をも掴むのだ

今冬は新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が危惧されている。自分はインフルエンザワクチンの有効性を余り信じていないが、カミサンに急かされて先週接種を受けた。受けた理由はインフルエンザが怖いからではない。もし発熱した場合、新型コロナウイルスとインフルエンザの区別が出来ず、アタフタすると思ったからだ。この時点で自分の論理が支離滅裂なのは分かっている。ワクチンの有効性を信じていないのに、接種したからにはインフルエンザには罹らないと思い込む自分がいるからだ。溺れる者は藁をも掴むのだ。それはともあれ、新型コロナウイルスとインフルエンザをたったの15分で区別出来る検査キットが開発されたとのニュース。デンカ、富士レビオ、富士フイルムが開発を進めているとのこと。しかも、鼻の奥からではなく、鼻の手前の鼻腔でも検体採取が可能となり被検者の負担も軽くなり、採取者への飛沫感染のリスクを低減出来るという。医療関係者にも被検者にも願ったり叶ったりの検査キットのようだ。簡単、速いに安いが付けば言うことは無い。