トランプ vs ツイッター

トランプとツイッターの闘いが興味深い。トランプといえば、ツイッターを最大限活用している筆頭だ。でもトランプのツイートはフェイクが多い。ついにツイッターは、トランプのツイート「カリフォルニア州の郵送投票は不正だ」に、事実確認が必要だとして青色の感嘆符の警告ラベルを付けた。これに激怒したトランプはツイッターを閉鎖する大統領令に署名すると反撃している。この話には前哨戦がある。ツイッターは昨年11月に政治広告の掲載を禁止した。ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者は「政治的メッセージは金銭ではなく努力によって伝えるべき」だとしている。更に「野放しの虚偽情報や深刻な嘘が拡散しないよう懸命に取り組んでいる。政治広告が無くなると経営的には相当きついが決断した」とも言っている。金任せで大量の選挙活動広告を出してきたトランプにとっては大打撃になっている。ツイッターは良く戦っている。勝利を願いたい。日本では昨日書いたように、政府がSNSを悪用しようとしている。SNSの悪用は、やり方が変わっても世界共通のようだ。