コロナは厚労省禍

政府のコロナ対策の遅さは極めて腹立たしい。特に加藤が率いる厚労省の動きの鈍さには呆れかえるばかりだ。緊急事態宣言が発出されて以来、休業補償は無く、感染しても労災扱いされず、PCR検査は全く数を熟せない状態だった。国民は地獄の底に落とされるようにコロナ禍に苛まされた。ところが、宣言から1ヶ月も経った今になって、やっと動き出した。休業要請で働けなくなった人には、失業していなくても失業保険を適用するという。これは東日本大震災時に認めた特例だとか。それなら何故宣言時に適用しなかったのか。また感染者には労災を適用するとのこと。始めから適用していれば国民の不安はかなり解消されていたはずだ。PCR検査の数が増えなかったのは、厚労省が現場の実態を把握していなかったからだ。しかも、1週間もかかる方法に拘った。その結果、検査数は未だに後進国以下だ。やっと15分で判別出来る簡易検査キットを承認することになった。総じてコロナ禍は厚労省禍とも言える。