緊急事態宣言延長の是非

政府が緊急事態宣言を1ヶ月程度延長する気配だ。いま世の中は、接触8割減自体が目的化し、異常な状況に陥っている。専門家会議はコロナ撲滅一辺倒だが、今こそ冷静に対策を見直してみる必要があると思う。世界を見渡すと、米国、欧州の死者は日本を含め東南アジアよりも100倍以上も多い。明らかな有意差だ。人種説は米国の例で否定されている。ウイルス変異説はまだ確認されていない。いま最も有力視されているのがBCG説だ。この説も確定はされてはいないが、いまの状況を最も上手く説明している。早期の科学的な検証が望まれる。もしBCG説が正しければ、コロナに弱い基礎疾患者を防御しながら3密に心掛け、即座に緊急事態宣言を解き、平常の経済活動に戻させるべきだと思う。日本の自殺者は年間4万人でインフルエンザは1万人だが、コロナの死者は480人。日本全体が、1人でも死者を出さないためにという呪縛に縛られているようだ。人が集まらないようにと八女市の大藤や佐倉市のチューリップが切られ、銅像にはマスクが着けられた。オーバーシュートの典型だ。