しんしょうがん

河井夫妻の3人の秘書が広島地検に公職選挙法違反容疑で逮捕された。妻の河井案里参院議員は安倍のお気に入り。通常選挙資金として自民は1500万円を支給するのだが、案里には一桁違いの1億5千万円も支給した。案里はその金で、有能なウグイス嬢を破格の金で取り込んだという容疑だ。影の実行犯は夫の河井克行衆院議員と見られている。これだけなら当然の逮捕であるし、連座制により河井夫妻の失職も間違いない。だが、自民党幹部はため息をついているという。あの黒川検事長が収めてくれたと思っていたからだ。このブログ「地獄の救世主 」で書いた通り、今の邪道を進む安倍政権にとっては黒川が命綱だ。でも、黒川は動かなかった。だが考えてみれば当然だ。安倍から見れば河井夫妻など雑魚に過ぎない。本丸は、安倍のモリカケ桜にある。黒川は安倍にとっての「しんしょうがん」だ。いざという時の伝家の宝刀だ。黒川はあと数ヶ月の内に動くはずだ。その時、国民が安倍の策略と気付けば、安倍政権は崩壊することになる。国民が気付けないか、気付けるか、が最大のポイントになる。